
そこでこの記事では、ワンネスとは何かを解説していきます。ワンネスの正しい意味から日常生活でも活かせる考え方までを紹介しますので、最後までお見逃しなく。
目次
ワンネスとは何か?正しい意味は?

ワンネスとは、この世のすべては宇宙意識の一部とする概念を指します。人、物、世界はそれ単体で成り立つわけではなく、いずれも宇宙から誕生した存在というわけです。
ワンネスとは量子力学をもとに生まれた概念
ここでいうワンネスとは、量子力学をもとに生まれた概念です。
量子力学では、「この世の万物がエネルギーを保有する」と説いています。つまり、人・物・世界はそれぞれが一定量のエネルギーを与えられて生きているわけです。
各々が保有するエネルギーの生みの親である「宇宙」。
こうした量子力学の概念から、「私たちを含めたこの世のすべては宇宙意識(宇宙のもつエネルギー)と同一」というワンネスの概念が生まれたのです。
ワンネスとは何かを私たちはすでに知っている
仮にワンネスという言葉を聞くのが初めてでも、私たちはそれをすでに知っています。厳密にいえば、ワンネスを無意識のうちに体感しているのです。
たとえば、日差しを身体一杯に浴びるとき、じんわりと温かい感覚がしますよね。その間に私たちは、何も考えずに太陽を肌で感じるでしょう。
あるいは、満天の星空に囲まれているときもぼうっと見上げるかと思います。
実は、「何も考えずにぼうっとしている瞬間」こそがワンネスを体感している瞬間なのです。
これまでの雑念を含んだ意識はどこか遠くに消え、ただ目の前の景色を無意識のうちに眺めていた。まるでその景色と一体になっているようなシンクロ感があった
ワンネスとは、私たちの誰もが日常生活を通して体感している感覚ともいえるわけです。
ワンネスを活用した考え方
ワンネスとは何かを知った上で、「ワンネスを活用した考え方」も取り入れていきましょう。ここでは、人間関係や時間におけるワンネスを活用した考え方を紹介していきます。
すべてはひとつの存在。愛をもって相手を見つめる。
愛をもって相手を見つめることが、ワンネスを活用した幸せな考え方です。
私たちは日々、多くの「他人」と接するでしょう。その中で怒り、憎しみ、悲しみ、嫌悪を抱くこともあるかと思います。
でもそれは、「他人」を「自分」だとするワンネスの考え方ができていないせい…。
ワンネスの教え・すべてはひとつの存在という考え方を受け容れ、愛をもって相手を見つめてみましょう。
時間さえも人間が生みだした幻。縛られずに生きる
ワンネスの概念に基づくと、時間も宇宙意識の一部ということになります。
もっと言えば、時間というものは人間が生みだした「幻」です。
そうした幻に縛られて生きるのは不幸なこと。何事においても期日・納期があることはたしかですが、時には「時間」に縛られない余裕のある生き方も楽しんでみましょう。
時間を忘れて自分の人生をじっくりと振り返る瞬間、好きなことに没頭する瞬間は、幸せな生き方をする上で必要な考え方です。
まとめ
すべてはひとつだと説くワンネスは、私たちを幸せに導く概念です。スピリチュアルに関心のある方だけでなく、この世に生きるすべての方が体感すべき考え方ともいえます。
私たちの保有するエネルギーをついつい「自分が独自に生成したもの」と勘違いしてしまうこともあるでしょう。
しかしそれは、紛れもなく宇宙意識からの授かりもの。ワンネスの概念を通じ、エゴやプライドを捨てた「愛」の世界観を確立していってくださいね。
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