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赤毛のアンの舞台!プリンスエドワード島のおすすめスポット5選

プリンスエドワード島,

カナダ東海岸にある小さな島がプリンスエドワード島です。面積はわずか5656平方キロで日本の都道府県に置き換えると愛媛県とほぼ同じ面積になるそうです。そんなプリンスエドワード島は「赤毛のアン」の舞台としても有名ですね。不思議なプリンスエドワード島の魅力と共に赤毛のアンの世界に浸ってみませんか?

アヴォンリービレッジ

プリンスエドワード島,アヴォンリービレッジ
プリンスエドワード島の観光スポットとして親しまれている「キャベンディッシュ」という小さな村は、赤毛のアンの物語の中で「アヴォンリー」という街のモデルとなった場所です。

プリンスエドワード島の中でも北側に属する小さくて静かな街ですが、赤毛のアンに関連した施設が多くあるので、観光の中心になっています。観光地であるという前に「小さな田舎の村」ということを大切に、その独特の雰囲気やプリンスエドワード島の美しい景色を今も引き継いでいるかのようです。

大きなホテルなどはなく小さな観光スポットが1ヶ所と数件のレストランがあるくらいです。その唯一の観光スポットが、プリンスエドワード島唯一の赤毛のアンのテーマパークである「アヴォンリービレッジ」です。

当時の街並みや赤毛のアンの世界を再現した、ファンにはたまらないスポットです。チョコレートショップや手創りの工芸品などのお店もあり、お土産も買うことが出来ます。5月〜10月の観光シーズン以外は施設のほとんどが閉まってしまうので、訪れる際は時期に注意しましょう。プリンスエドワード島の小さな街ならではの観光スポットです。

グリーンゲイブルズハウス

プリンスエドワード島,グリーンゲイブルズハウス
緑色の切妻屋根を意味するグリーンゲイブルズは、今もプリンスエドワード島あることで知られている物語の舞台となった家の呼び名です。赤毛のアンの原書名でもあり、とても関係が深いことが分かります。

緑の屋根を持つこの家は、作者のモンゴメリの従兄弟が暮らしていたので、モンゴメリ本人もよく遊びにいっていたそうです。ここでの見どころを紹介します。物語にも出てくる「恋人の小径」と「お化けの森」はグリーンゲイブルズ続くアンが名付けた二本の道です。

恋人の小径は木のトンネルや小川、花畑などが続く道でプリンスエドワード島の風を感じながらお散歩するには素敵な道です。一方のお化けの森は日中でも薄暗く「木の幹がお化けに見える」などと想像力を働かせることのできる道です。どちらもプリンスエドワード島が作った自然あふれる空間です。

また、現在はグリーンゲイブルズ博物館になっている建物はモンゴメリの親戚の家であり、物語の中の「銀の森屋敷」のモデルとなった場所です。赤毛のアンの時代の生活の様子が分かる展示が魅力的です。プリンスエドワード島の歴史にも迫ってみましょう。

輝く湖水

プリンスエドワード島,輝く湖水
プリンスエドワード島はどこを見ても赤毛のアンの舞台であり、本当にアンが歩いていそうな雰囲気さえしてきます。花々が一斉に咲き誇る6月の午後、孤児院から男の子を引き取るためブライトリバー駅に向かったマシュウを待っていたのは手違いの女の子でした。

内気なマシュウは手違いだとは言えずに、仕方なくアンを馬車に乗せグリーンゲイブルズに向かいます。アンはその途中で通りかかったバーリーの池の眩さに感動し、その池を「輝く湖水」と命名しました。

こんな物語の内容がそのまま実物になったような輝く湖水は、プリンスエドワード島の美しい景色の一つです。アンは素晴らしい世界に触れて、プリンスエドワード島を「世界で一番素晴らしいところなんだ」と語っています。まさにその通りでプリンスエドワード島の風景は魅力的です。

モンゴメリ自身も2階の歪んだ窓ガラスから眺める湖が大好きだったそうです。更にモンゴメリ自身も結婚式を挙げたことから、プリンスエドワード島でウェディングに選ばれる場所でもあります。ロマンティックな雰囲気の中での、幸せそうなカップルが印象的です。

モンゴメリの生家

プリンスエドワード島を訪れたのであれば外せないのが、作者であるモンゴメリの生家です。物語の中で生後3ヶ月の時、熱病で両親を失った孤児のアンと同様に、モンゴメリ自身も2歳の時に肺結核で母を失い、厳格な祖父母に引き取られたという悲しい生い立ちがあります。

1874年11月30日、プリンスエドワード島の北側、クリフトン村のこの家でモンゴメリは生まれました。母親が亡くなるまでのわずか2年間、この小さな島、プリンスエドワード島での幸せな生活が今でも息づいているかのようです。

資料室にはモンゴメリのウエディングドレスや、ファッション雑誌のスクラップブックが展示されていて、当時の流行を垣間見ることもできます。まるで主人公の赤毛のアンの人生に似た日々を歩んできたモンゴメリの生前の様子や、プリンスエドワード島を愛してやまない思いが感じられる場所です。

1942年4月24日、67年の生涯を閉じたモンゴメリは生前からの強い希望で、愛する夫と共にプリンスエドワード島に眠っています。

島の住民体験

プリンスエドワード島,島の住民体験
赤毛のアンに縁のスポットではありませんが、プリンスエドワード島では是非、島の住民気分を味わってもらいたいアクティビティの数々が存在します。カヤックやフィッシング、マウンテンバイクで島を1周など、プリンスエドワード島の風や美味しい空気を感じながらプリンスエドワード島の魅力に触れることができます。

また「世界で1番美しい」と言われるプリンスエドワード島の景色を堪能するのもおすすめです。景色を堪能するなら車よりもトレイルを歩いてみたり、自転車でゆっくり回ってみるのが良いですよ。また、プリンスエドワード島のスローライフな暮らしを体験するには、カントリーインやヘリテージインと呼ばれる宿に泊まってみましょう。

昔の大邸宅を改造したアンティークの素晴らしいお部屋や、赤毛のアンを彷彿させるカントリー調の内装を施した特徴ある宿です。プリンスエドワード島のおもてなしや伝統文化など貴重な体験ができること間違いなしです。夕日の時間にプリンスエドワードの絶景を独り占めするのもおすすめです。

まとめ

プリンスエドワード島で素敵なおすすめスポットはいかがでしたか。赤毛のアンのファンにはたまらないのはもちろんのこと、始めて訪れる人をも虜にしてしまうような美しい風景と魅力が合わさった島です。プリンスエドワード島で貴重な島体験をしてみましょう。

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SPIBRE編集部

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