
「龍体文字」というものをご存知でしょうか?一見象形文字のようにも見えるこの不思議な文字は、実は古代から日本に伝わる神秘的な文字なのです。
もともと日本人が縄文時代に使っていた「神代文字(かみよもじ)」のひとつであり、5600年も前に作られた、神代文字の中でも最古のものです。
そんな「龍体文字」には不思議なエネルギーがあると言われているのですが、どのような文字であり、金運アップや開運のためにはどのような使い方ができるでしょうか?
目次
「龍体文字」とは
「龍体文字」は古代日本に生まれ、神社などで受け継がれてきた約30種類ほどある「神代文字」のひとつです。
古事記にも登場し、出雲大社に祀られている『宇摩志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシビシコガミ)』が創ったとされています。
『宇摩志阿斯訶備比古遅神』は、活力やエネルギーを神格化した神様と言われているのですが、日本神話には登場していません。
「神代文字」の数は30種類ほどあると言われており、その主なものは神道で用いられた『ホツマツタエ文字』やカタカムナ文献で用いられた『カタカムナ文字』、上記(うわつみ)で用いられた『豊国文字(とよくにもじ)』などがあり、「龍体文字」もその中のひとつですが、最も古いものであると言われています。
「龍体文字」は、まるで龍がはねているようなクネクネした字体が中心で、やや複雑ですがパワフルな神様が創ったと言われるだけに、その一文字ずつに特別なパワーが宿っています。
「龍体文字」の利用方法
「龍体文字」は、龍神のパワーが宿る非常にエネルギーの強い文字として、神聖な儀式などで何かを書き記すために主に使われた文字であるようです。
かつては霊力を持った巫女たちが、自動書記で神々からの言葉を書き綴り、それをさらに神職であり、霊感を持った「審神者(さにわ)」と呼ばれていた特別な職に就く人々が、その巫女により書き綴られた内容を吟味し、「龍体文字」を使って書き直し、癒しなどにも用いられていたのではないかと言われています。
それぞれの文字にはそれぞれの意味と違ったパワーが備わっているため、それを組み合わせることによって、さらに効果が高い護符のようにもなりうるのがこの「龍体文字」なのです。
そしてこの文字を何度も自分で繰り返し書くことで、その効果が現れやすくなったり、目的に合った文字を利用して、その文字を患部に書いたり貼ったりすることで、治療に用いることができたりと、驚くべき力を発揮することも可能なのです。
「龍体文字」の五十音
龍体文字は48文字あり、下記のようになっています。それぞれの文字を「かな」に置き換えることができます。
表を見ながら自分の名前を「龍体文字」で名刺大のカードに書いて、財布に入れてもっていると、開運と守護の役割を果たしてくれます。
濁点を表したい文字の場合も、濁点なしの文字で使います。
例:が→か、ざ→さ、ば→は
それぞれの主な文字の意味
あ:天のエネルギー。愛。
い:心を整える。幸せを呼ぶ。
う:血行促進。
え:出会い。因果で出来た感情のもつれを鎮静。
お:骨や関節の痛みを癒す。
か:プレッシャーに勝つ。人に優しくなれる。
き:宇宙からの強いヒーリングエネルギー。
く:金運アップ。
け:すっきりしない心をリセット。
こ:自分の気持ちを素直に伝えるエネルギー。
さ:死の恐怖に打ち勝つ。
し:内臓が弱っているときに、内臓を整える。
す:腫れ、むくみの緩和。
せ:思い込みをリセットして解放する。
そ:緊張の緩和。
た:慈悲に溢れる人になる。
ち:重いものを簡単に持ち上げる。
つ:虚弱体質の改善。よい気を集める。
て:楽しい気分になれる。
と:ネガティブな思考から解放。
な:苦しみから脱出する。
に:アイデアを集める。
ぬ:痒みの鎮静。ウィルスを撃退。
ね:対人関係の問題を解消。
の:心を鎮静、安定化する。
は:心を開く。
ひ:こだわりや、ネガティブ思考を手放す。
ふ:邪気払い。冷え性の改善。
へ:仲直り。心の傷を癒す。
ほ:心の悩みを解決。
ま:邪心を近寄せない。
み:学びのときに、よい気が集まる。
む:回復力を高める。全身の疲労に効果。
め:心を癒す。
も:楽しみを呼ぶ。動悸、息切れ、めまいに効果。
や:切り替える。決別。
ゐ:宇宙のエネルギーを取り入れる。
ゆ:自他ともに許せるようになる。
ゑ:美を高めることができる。
よ:自然治癒力をアップする。
ら:神経過敏を整える。
り:他人の念を跳ね除ける。
る:血流、しびれの改善。
れ:腎臓、三半規管の不調を整える。
ろ:トラウマから解放される。
わ:調和を助ける。
を:自然治癒力を高める。奇跡を起こす。
ん:不眠の改善。
