日本人にとっては、食文化としてもなじみ深い魚。実際、魚=食べ物という意識が強いかもしれませんね。しかし、魚には実は、けっこうステキな意味があったのです。
今回は魚について、シチュエーション別にスピリチュアルな意味をご紹介していきますね。
魚のスピリチュアルな基本の意味
魚には、“豊かさ”“直感”“変化”“成長”“繁栄”“自由”などの、とてもステキな意味があります。これは魚が、卵から稚魚、成魚という過程を経ながら、水の中を自由に泳いで生きていく様から。その際に大事にされるのは感覚です。思うがままに泳ぎ、豊富な餌を得てより大きくなっていく……そんな魚は、スピリチュアル的にとても魅力的な存在なのです。
魚を食べるスピリチュアル
魚を食べるのには、「より健康になりましょう」という意味があります。成長の意味を持つ魚を取り入れることで、自身にもより高みにのぼろうとする意欲が備わるのですが、そもそも心身が健康でなければそのエネルギーを受け止めることができません。そこで注目されるのが、水の中を泳いでいた魚のもつ浄化のパワーです。それにより心身を健康に保つことができますし、さらに成長につながる意欲も得られるということなのです。
魚の群れスピリチュアル
魚の群れには、「力を合わせることで大きな成果が期待できます」という意味があります。本来魚は、個々が自由に泳ぐことのできるもの。群れになるためには、それぞれが同じ方向を目指し、同じスピードを保たなければなりません。そこから感じられるのは“統率”とか“協力”です。
その結果どうなるかというと、敵に襲われるおそれがいくぶん下がるなど、大きなメリットがあるのです。このことから、魚の群れは力を合わせることの大切さを示しているといえます。
魚の形の雲スピリチュアル
魚の形の雲は、「新しいスタートを切るチャンスです」という意味があります。卵、稚魚、成魚と成長していく魚は、その過程において、生息する場所も変えていくものです。そんな魚がさらに場所を変え、空という場所にあらわれたのですから、これはとても大きな変化を象徴しているといえるでしょう。これは、現状に変化を起こすというよりも、まったく新しいなにかをはじめることを示しているものです。
魚が跳ねるスピリチュアル
魚が跳ねることには、「現状から飛び出しましょう」という意味があります。本来、魚は水の中を泳ぐもの。跳ねるというのは、水の中から飛び出す様です。つまり、今いるところにとどまらず、さらに世界を広げましょうということ。これは、必ずしも、いまよりも上を目指そうということではありません。現状の世界で上を目指すことよりも、世界を広げる、新しい一歩を踏み出すほうに重きが置かれています。
幸運を呼ぶ魚とは?
ただでさえステキな意味をもつ魚ですが、中でも、とくに幸運を呼ぶといわれる魚も存在します。代表的な魚をご紹介しますね。
【鯉】
「鯉の滝登り」という言葉があるように、鯉は逆境にくじけることなく進む強さを備えた魚です。こいのぼりも、そこにあやかったものですね。そんな鯉には、仕事で成功をおさめたり、豊かさをもたらしたりというご利益があります。また、強じんな肉体を授けてくれるとも言われ、心身の健康にも一役かってくれるでしょう。
【鯛】
鯛は、昔から縁起物とされる魚です。その理由は、「めでタイ」という語呂合わせだったり、恵比寿さまが抱えていたりというのもありますが、その赤い姿も大きな理由。魔除けのご利益がある上に、健康長寿の象徴として病気を遠ざけてくれるのです。
【金魚】
金魚は、中国語の「金余」と発音がよく似ていることから、金運がアップするといわれています。金余とは、字のとおりお金があまること。また、とくに赤い金魚には強いエネルギーが宿ると言われています。赤には魔除けのパワーもありますから、より心強いですね。
まとめ
このように、とても身近で、食材としてもなじみ深い魚には、とてもステキな意味があったのです。魚がもつそんな神秘的なエネルギーに敬意を払いつつ、人生に幸運と豊かさをもたらしていきましょう。
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