ギリシャ神話の結末は感動したり、つい笑ってしまったり、驚く内容のものばかり。そんなギリシャ神話とあなたの星座の関係を知ることで、自分の星座がより好きになるはず。
あなたの星座にはどんなギリシャ神話が秘められているのでしょうか。
目次
目次
【牡羊座】兄妹を助けるために現れた金色の毛をした羊
兄妹が生贄にされて母親が大神ゼウスに救いを求めたときに、金色の毛をした羊が兄妹を背中に乗せて逃げて行きました。
しかし、金色の毛をした羊の走るスピードが早く、妹だけ落ちてしまったのです。それでも金色の毛をした羊は兄だけを乗せて走り続けます。
妹は助けることはできませんでしたが、兄だけでも助けた金色の羊に対して大神ゼウスは功績をたたえ天に揚げたことから私たちが知る牡羊座となりました。
【牡牛座】牡牛に変身して好きな人に会いに行っていた
ある日、大神ゼウスはフェニキア国のポイニクス王の娘エウロバに恋をして誰にもバレないように、牡牛に姿を変えてエウロバのもとへ会いに行っていました。
その後、大神ゼウスは自分の本当の姿を明かし、無事にエウロバと結ばれました。牡牛座は、大神ゼウスが変身した姿をそのまま星座にしたものです。
【双子座】神の弟と人間の兄の兄弟愛
大神ゼウスの息子である双子の兄・カストルと弟・ポルックス。
弟のポルックスは神になりましたが、兄のカストルは人間のままで不老不死の弟とは違っていつかは死ぬ運命でした。
そしてある日、戦争の最中に兄のカストルは矢に当たって死んでしまい、弟のポルックスは深く悲しみ「カストルと一緒でなければ神々の元へは行かない」と反抗しました。
その姿を見た大神ゼウスは、戦死した兄のカストルに弟のポルックスの不死の力を分け与え、二人は一日ごとに天上界と人間界で暮らすようになったのです。やがて二人は星となり、双子座として夜に輝くようになりました。
【蟹座】気づかれずに踏み潰される少し悲しい物語
蟹座に秘められているギリシャ神話は、ゼウスの子・ヘラクレスの神話物語。
このギリシャ神話は、ヘラクレスが誤って自分の子供を殺した罪を償うために12の冒険をする物語です。
その中でも蟹が登場するのはヘラクレスがヒュドラを退治する場面。
ヒュドラは蟹を使ってヘラクレスの足を切ろうとしますが、ヘラクレスは蟹の存在に気づかないまま踏み潰してしまいます。そして、その蟹は天へ登り、私たちが知る蟹座として輝いているのです。
【獅子座】ヘラクレスが退治するのに苦戦した
獅子座に関係するライオンは、ゼウスの子・ヘラクレスの神話物語の1つめの冒険であるネメアの谷の怪物で登場します。
ヘラクレスは弓を使ってライオンを殺そうとしますが、まったく歯が立たたなかったため、棍棒を使って昏睡させた後に絞殺して退治しました。
ゼウスの子・ヘラクレスの神話物語の12の冒険で退治されたものは、すべて星座になるため、ヘラクレスに退治されたライオンはその後、獅子座として夏の夜に輝いているのです。
【乙女座】元々は地上にいた神だった
ギリシャの神々は、元々地上にいて人間たちと仲良く暮らしていましたが、後に争いばかりする人間によって神は一人ずつ天へと登っていきました。
しかし、女神・アストライアだけは最後まで地上に残り、争いをする人間に正義の心を訴え続けたのです。
それでも人間は争いをやめなかったため、絶望した女神・アストライアはとうとう天へと登り乙女座となったのでした。
突然のご連絡失礼します。
12星座のイラスト素材がとてもきれいで、個人で作っているアクセサリーのポップに使用したいのですが、お返事お待ちしております。
この度は、イラストが綺麗とお褒めの言葉を頂戴いたしまして大変ありがたいです。メールの方にご返信をさせていただきましたのでお手隙の際にご確認をいただければ幸いです。