四国お遍路28番札所である大日寺(だいにちじ)は、815年弘法大師がこの地を訪れ、境内の楠に爪で薬師如来を彫って奥の院に安置したと伝えられています。首から上の病に霊験があると言われていて、ご利益が得られれば「願ほどき」のために自然に穴のあいた石を奉納する習いとなっているそうです。
大師御加持水は、薬師堂の脇にあり『土佐名水40選』に選ばれた水が湧くパワースポットです。そんな大日寺の見どころや御朱印をご紹介します。
【参道】


大型車の駐車場は下にあります。急坂をあがって山門へと向かいます。
【山門】

急坂をあがりほっとしたところで、今度は石段を上がります。右からの角度と左からの角度で門の見え方も違う感じですね。
間近で見上げると迫力があります。
【鐘楼】

山門をくぐり進んで行くと左手に鐘楼が見えてきます。

楼鐘と土台の風情ある石垣と背景の緑の木々がとても素敵な景色です。

本堂を背にして鐘楼堂を撮ってみましたが、やはり鐘楼と周りの自然とのコラボレーションがとても素敵です。
【手水舎・石仏】

左の石仏は山門と鐘楼の間あたりにあります。右は鐘楼向かいにある手水舎です。
【本堂】

山門から正面に進むと本堂があります。
檜と松を使って平成9年に再建されました。釘を使わず木組みで造られているのが特徴です。本尊の木造大日如来坐像は檜の寄木造で、国の重要文化財に指定されています。行基作の伝承がありますが、平安時代後期の作と考えられているそうです。

木造大日如来坐像は非公開で、土・日のみ本堂外陣に入って参拝ができ、お前立を拝顔できます。
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