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雲辺寺の見どころ
五百羅漢

雲辺寺で注目してほしいのが五百羅漢です。
羅漢といえば、仏教においての悟りを開いた聖者のことをいいます。雲辺寺では五百体もの羅漢像が祀られていて、その姿は圧巻です。

四方を囲まれた中央には涅槃像とその周りに千手観音石像と香炉がありました。「弥勒堂」の辺りです。

羅漢像は目を大きく見開いてギョロッと睨んでいたり、目を細めたり、口を大きく開けていたり、ガラリと違う形相にびっくりされる方もいるかもしれません。

これは、私たちの心を映し出しているとも言われています。五百羅漢の中に、1つは自分とそっくりな像があるといわれているのでぜひ探してみて下さい。


仁王門

仁王門の右には、厄年の石碑・手水舎・寺石標が並んでいます。

男厄坂と女厄坂・納経所・水堂

仁王門を潜ってすぐ左に進むと、両側に石灯があります。緩い下り坂です。

下り坂を進んでいったところに「男厄坂、女厄坂」があります。

坂を上った左手には納経所と水堂があります。
おたのみなす

持仏堂の左前にある「おたのみなす」です。願掛けとして知られています。くぐって座ると願いが叶うと言われているそうですよ。

おたのみなすの記念ピンバッチも売られていました。1つ1000円とお高いですが、ご利益がありそうです。

ピンバッチ

66番雲辺寺のピンバッチはこちらです。ケース入りで1000円でした。
本堂

本尊である千手観音坐像は、国の重要文化財に指定されています。
護摩堂と持仏堂

本堂の左には護摩堂がありました。左上には重要文化財である毘沙門天立像がみられます。

護摩堂の左には持仏堂。右の縁側にはお賓頭盧さまがいらっしゃいました。
大師堂

大師堂を参拝する前には、靴を脱ぐのをお忘れなく。

香炉や、大師堂の前右には「摩尼車」がありました。摩尼車とは、お経が掘られていて、中にお経が納められています。こちらを1回手でまわせばお経を1回唱えたことと同じ功徳が得られると言われています。ぜひまわしてみて下さい。

大師堂から仁王門へ向かう右側には「一言観音」がありました。
まとめ
第66番札所である雲辺寺の歴史や御朱印、見どころについてご紹介しました。
かつての「遍路ころがし」で、讃岐の霊場の打ち始めである雲辺寺。ぜひ、足を運んでみてください。
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