
買い物に出かけたとき自分と同じ服を着た人に出会う、旅行の計画を立てていたら、テレビで行き先の特集をしていた…など、意図せず起こる偶然の一致のことをシンクロニシティと言います。実はこのシンクロニシティ、自分で起こすことができるんです。そのためにはどうしたらいいのでしょうか?
シンクロニシティで幸運をつかむ
まずは、シンクロニシティに気づける柔軟な心が大切です。日々の生活や仕事に追われ、心も体も疲弊した状態ではちょっとした変化に気づきにくくなってしまいます。シンクロニシティを味方につけるためにも、深呼吸して心を楽にしてくださいね。
夢・希望・願いなどを明確にする
ただ漠然と「何かいいことないかなぁ…」と待っているだけでは、シンクロニシティは起きません。
「自分のお店を持ちたい」や「恋人を作る」という夢や願いがあって初めて、シンクロニシティも一緒に動き出すのです。
願いや夢を明確にし、方向性を定めれば物事が動き出すように、シンクロニシティにも意思表示することで偶然の一致が起こりやすくなっていきます。
サインを決めておく
シンクロニシティが起こっていることを見逃さない方法の一つとして、あらかじめサインを決めておくという方法があります。
例えば、「四つ葉のクローバーのマークを見つけたら、OK/GO/YES」と決めます。もし二つの選択肢があって、どちらに進めばいいのかわからないとき、シンクロニシティの力を借りるのです。
「現状の選択肢でOK」であるときは決めておいたマークが現れ、背中を押してくれるでしょう。なかなか現れない場合は、もう一度別のサインを決めるか、思い切って方向転換することも視野に入れてみてください。
わくわくしたり、楽しむ気持ちを持つ
何かに夢中だったり、熱心に取り組んでいるときはシンクロニシティが起こりやすい状況です。
無心になっているときは、潜在意識とつながりやすくなっているため、外界や内なる自分からのメッセージを敏感に察知しやすい状況です。
直感がセンサーとなって知りたい情報を見つけたり、チャンスを引き寄せることができるのです。気持ちや心が前向きなときは、シンクロニシティも起こりやすくなっています。
素直に受け取る
せっかくシンクロニシティが起こっても、「これホントにそうなのかなぁ?」と疑ってしまっては意味がありません。
疑う気持ちは否定感につながり、シンクロ二シティを遠ざけてしまいます。プラス思考で起こった出来事を楽しみ、素直に波に乗っていけるフットワークの軽さがあれば、次々にシンクロニシティがやってきます。
念じない
シンクロニシティが起こるように行動することはかまいませんが、シンクロニシティが起こるように念じるのは執着へとつながってしまいます。執着することですでに偶然の一致ではなくなってしまいますよね。
どんなことが起こるか楽しみながら待つことは大切ですが、念じることは自分の我を通そうとする意志が入ってしまいます。我が入ると起こった出来事を素直に受け取れなくなるので、客観的な視点を持つことも大切です。
直感を大切にする
「何となくいい感じがする」や「嫌な予感がする」という直感は大事です。
シンクロニシティはいい時ばかり起こるわけではないからです。このまま進んでしまうのはよくない、というときにも起こります。シンクロニシティが起こったとき直感でどう感じたかも基準にしてみましょう。
また、自分にとってマイナスだと感じるものを見かけたり不快感を感じたときも、一度立ち止まって「自分はどういう状況なのか」を振り返ってみるといいでしょう。
データをとる
起こった出来事に対し、自分の状況や運勢的な面がどうだったかを検証する方法です。
書くことが好きな方なら、記録するのもいいと思います。一見、シンクロニシティとは矛盾しているようですが、どんな傾向があるのかを知ることは運気をつかむことにもつながっていくからです。
自分の経験からくる検証の裏付けは、巷にあふれる説明書きや取扱書にも勝るものです。一般的な解釈がすべて自分に当てはまるわけではありません。ぜひ、自分だけのシンクロニシティ辞典を作ってください。
まとめ
シンクロニシティという言葉になにか特別なものを感じるかもしれませんが、もともと人間に備わった一つの能力を活用したものです。シンプルな分実行するのは難しいことでもありますが、まずは素直に、疑念を抱かず、ただ実行してみてください。
柔軟な思考がシンクロニシティを見つけるきっかけになります。ほんの小さな出来事でも興味を持ち「何か意味があるのかな?」と考えてみることで、意外な発見があるかもしれません。
考え方は千差万別、あなただけの法則を見つけてシンクロニシティを楽しみ、生かしていき、人生を楽しんでいきましょう。
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