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不忍池弁天堂のビュー&パワースポット
弁天堂の八角堂
なんといっても弁天堂の八角形のお堂と緑の屋根の美しさは言うまでもありません。不忍池周辺のあちこちで見え隠れし、青空の下でも、雨に濡れても不忍池の風景の主役です。
冬枯れの蓮池より弁天堂を望む写真です。
一番のおすすめスポットは、蓮の花が咲く夏の朝、一面の蓮池の向こうに緑の屋根の弁天堂を望む蓮観察ゾーンです。
緑の大きな葉やピンクの花がゆらゆらと揺れて涼風を感じるとき、極楽浄土とはこういう所なのではないかと思うのは私だけでしょうか。時の経つのも忘れて眺め入ってしまいます。2017年は7月下旬〜8月上旬にかけて蓮の花の見頃となるでしょう。
蓮を近くで見ると、透き通るような薄いピンクの花びらがとても綺麗です。
もちろん桜の頃も見事ですよ。蓮池とボート池の間の道はまさに桜のトンネルです。ピンクの桜と所々に揺れる緑の柳、そして朱色の弁天堂と緑の屋根が作り出す光景はえも言われぬ美しさです。
不忍池の中道・桜トンネンルの中にスカイツリーが見えます。

清水観音堂
二つ目のおすすめスポットは、弁天堂の境内を出て、信号を渡り、道路の向こう側の石段を上った所にある清水観音堂です。この清水観音堂も寛永寺のお堂の一つですが、京都の清水寺のミニ版のようで、小さいながらも懸け造りの舞台があります。
その舞台の中央から弁天堂の方に向かって立ちます。すると、正面に枝がまるく円を作っている松の木があります。その松の円、すなわち「月の松」から遠く弁天堂の緑の屋根を覗いて見てください。
江戸時代後期の浮世絵師歌川広重の名所江戸百景「上野清水堂不忍ノ池」に描かれた「月の松」を再現したものです。江戸時代にタイムスリップしたかのような気分になりますよ。
こちらも桜の頃には一層華やかな光景となります。
弁天堂とスカイツリー
三つ目のおすすめスポットは、不忍池のボート乗り場の反対側にある「鳥たちの時間」という金色のモニュメントのそばです。
その左側にあるベンチの前に半円のような手すりがあります。そこは、弁天堂の緑の屋根と東京スカイツリーが重なるビュースポットなのです。

さらにその上に朝日が輝く瞬間があります。3月の初旬の朝7時前後が最もくっきりと見えます。朝日とスカイツリーと弁天堂の三つが一直線に天空に並ぶ光景は荘厳で、パワーを頂けます。
こちらは2017.9.3午前6時37分のものです。弁天堂が暗いですが、太陽とスカイツリーがとても神秘的です。
周辺の見所(すべて上野公園内)
清水観音堂(国指定重要文化財)
寛永寺のお堂の一つで、1631年(寛永8年)に京都の清水寺に倣って建てられました。ご本尊は千手観世音菩薩で、江戸三十三観音第6番目の札所となっています。懸け造りの舞台や「月の松」があり、脇尊の子育て観音にちなんで人形供養が9月25日に行われます。御朱印を頂きました。
上野東照宮(国指定重要文化財)
徳川家康公(東照大権現)を神様としてお祀りしている神社です。天海僧正が1627年(寛永4年)寛永寺の隣に創建した「東照社」が始まりです。
黄金色に輝く社殿は上野戦争や関東大震災にも崩壊せず、江戸初期の建築の姿を留めています。外国人観光客が目を輝かせるスポットです。旧寛永寺五重塔(国指定重要文化財)もこちらの境内からよく見えます。
上野東照宮の御朱印は、書いてくださる方によって字の雰囲気がだいぶ違う印象がありますが、今回頂いた御朱印は見事な筆さばきで、力強いパワーとご利益をいただけそうです。
花園稲荷神社(東京都台東区上野公園4番17号)
御祭神は倉稲魂命(うがのみたまのみこと)で、私たちの衣食住を守ってくださる神様です。古くからこの地にあって、石窟の上にあったことから「穴稲荷」ともいわれました。
上野戦争では最後の激戦地となり、1874年(明治6年)に「花園稲荷」と改名しました。朱色の鳥居のトンネルが可愛らしい神社です。
五條天神社
花園稲荷神社の隣にあり、両社は境内がつながっています。主祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなびこなのみこと)で、相殿として菅原道真公を祀っています。薬祖神として尊崇され、2010年に御遷座1900年の記念大祭が行われた古社です。

花園稲荷神社と五條天神社を兼務する社務所は五條天神社の境内にあり、御朱印なども両社のものをお願いすることができます。
ただし、花園稲荷神社も五條天神社も神社名の墨書はなく、朱印と日付のみで、御朱印料は各300円です。
まとめ
上野不忍池弁天堂はいかがでしたでしょうか。いつも大勢の人で賑わう上野公園ですが、ここにご紹介した弁天堂とその周辺の見所は、東京近辺に長く住んでいる人でも、上野公園の中にこんなにきれいな場所があったのかと見直す人が多いビュー&パワースポットです。
お花見の頃も山の方は身動きもできないほど混雑しますが、池の方は意外とスムーズに桜のトンネルの下を歩けるのですよ。
池の周囲は整備も進み、安心してお参りや散策ができる憩いの場所になっています。朝は、特に池の周囲を走る人や散歩する人が多く、地元の人にとってもほっと一息つけるスポットです。ぜひ訪れてみてください。
蓮の花は昼ごろには萎んでしまいますので、蓮を見るならできるだけ午前中に行くことをおすすめします。7月下旬〜8月上旬が見頃でしょう。そして、1年に1度の「巳成金大祭」2023年は9月20日です。
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最近、ようやく上野公園を極めたかと思いつつありましたが、聖天島のことは全く知りませんでした。季節の変わり目には上野公園へ行くので次回は確かめるつもりで参りたいと思います。桜の花びらが舞う時期と蓮の花が咲き始める頃はいいですね。あの写真のポジション私も好きでつい長居してしまいます。大変参考になりました。ありがとうございます。
ご訪問ありがとうございます。
花見客でにぎわう頃も、蓮池とボート池の間の桜と柳の中道はわりあい人が少なく穴場ですね。聖天島は、周辺に屋台関係の車などがとめられていたりして、見落としがちですが、霊感の強い方でしたら、何か感じられるかもしれません。こちらがもともとあった古いお社ですので。お堂から右の建物に渡してある赤い渡り廊下をくぐってすぐ右側です。ぜひじっくりごらんくだい。
谷中七福神数年前に参拝しましたが不忍池弁天様の記事読み懐かしく思いました。
蓮の花綺麗ですね、スカイツリーも見えるとは思いませんでした。
月の松から弁天堂をのぞいてみたいです。
もう一度上野公園をゆっくり散策して見たくなりました
素敵な記事拝読させて頂き有難う御座いました。
ご訪問頂きましてありがとうございます。すでに「谷中七福神巡り」をされているとのこと、素晴らしいですね。きっとたくさんのご利益を頂いていらっしゃいますね。記事を読んで、「もう一度上野公園をゆっくり散策して見たくなりました」というコメントを頂き、こちらこそ感激です。ありがとうございます。弁天堂を中心に不忍池周辺は四季を通して見どころがありますが、やはりなんといっても蓮の花が咲くちょうど今頃が、私は一番弁天堂らしいと思います。「ありがたい」という気持ちが自然にわいてくるのです。暑いですが、ぜひ、蓮の花がきれいな時期に再訪なさってください。