
世の中にはあらゆる形の模様が存在しますが、そんな模様の中には特別なエネルギーやスピリチュアル的な意味を持つものも存在しています。
今まで深い意味があるとは知らずに身に付けていた服やバッグの模様などにも、何かしらのスピリチュアル的なパワーが込められているかもしれないのです。
ではいろいろある模様の中で、特にスピリチュアル的な模様と呼ばれているものには、どのようなものがあるのでしょうか?
スピリチュアル的な模様とは

身の回りにあるいろいろな模様を、普段はあまり深く意識せずに過ごしています。
しかしその模様や形にはいろいろな意味があったり、スピリチュアル的なパワーが込められているのです。
基本的な模様で言えば、四角い形そのものにも安定・秩序・信頼など、三角形は成長・目標・上昇、そして丸は完全・包容・調和などの意味があり、使い方によっては自分の運気をアップするのに役立ちます。
たとえば日本の着物や帯の文化の中にも、実は縁起のよいと言われる模様がたくさん使われているのです。
扇の模様は、発展や繁栄を表すシンボルとして使われ、亀の甲羅のような、正六角形をつなぎ合わせたような模様の亀甲模様は、長寿の象徴として着物や帯にはよく使われてきました。
現在では、会社や商品のロゴマークにも、基本的な図形を組み合わせた幾何学的なデザインを多く取り入れているところが見受けられます。
実は幾何学模様は、見た目が美しいだけでなく、それぞれの形そのものがエネルギーや神秘的な意味を持つものと考えられてきました。
たとえばペンタゴンと呼ばれる五角形は、それぞれの5つの点が頭・両腕・両足を表すことから、人間の生命力の象徴として考えられたり、地・水・風・火・空を表すものともされています。
そして六角形は、スピリチュアル的には宇宙の秩序や霊的成長を表す形と考えられているのです。
このように、模様の基本となっている図柄の多くには、特別な意味があるのです。
アラベスク模様

アラベスク模様とは、イスラム教の国々が壁画などに用いている美術様式のひとつで、蔦や葉、花などが左右対称に描かれた幾何学模様なのです。
これらの模様をいわゆる「神聖幾何学模様」と呼んでいます。
アラベスク模様は、神聖なシンボルであり、永遠の愛、豊かさ、繁栄、循環などを表し、献上品の模様などによく用いられていました。
またイスラム教においては、唯一神のみを崇拝するため、偶像崇拝の禁止というものがあり、それによって神や人、動物の姿を描くことは許されていません。
そこで生まれたのが、アラベスク模様なのです。
植物や円を用いて幾何学的に描いてゆくアラベスク模様は、ある意味無限に広げてゆくことができる絵柄であり、そこから永遠や無限を意味するシンボルであると言われています。
中でも植物の蔦が永遠に伸び続けてゆくような模様は、永遠の愛を祝う贈り物としても用いられています。
フラワーオブライフ(幾何学模様)

「フラワーオブライフ」も神聖幾何学のひとつとされており、非常に神秘的な模様とされています。
生命のサイクルを表していると言われているフラワーオブライフは、外側にある二重の円の中に19個の小さな円が描かれています。
そしてこの円の中心から、生命が誕生しては広がっていく様子が描かれているのです。
このフラワーオブライフが持つエネルギーは、生命力を高めたり、負のエネルギーを寄せ付けず、運気の流れをスムーズにすると言われています。
この模様をシンボルマークとして飾っておくことで、開運の効果が得られるので、ジュエリーのデザインや飾り物などとしても人気があります。
自分でもコンパスを用いてフラワーオブライフの図を描くことは可能なので(YouTubeなどに描き方が紹介されています)、自分で描いて手帖やスマホのカバーに入れておくのもよいでしょう。
渦巻模様

中心から外側に向かってぐるぐると回るように描かれた渦巻模様。
ずっと見ていると目がまわってしまいそうですが…実は渦巻模様は未来への希望や、継続的な発展、循環、成長、そして永遠の継続などという、素晴らしい意味がある模様なのです。
渦巻はエネルギーの流れを表し、神秘的な模様と古代から考えられていたのです。
その証拠に世界各国の遺跡から発掘された道具類や神殿の壁などには、よく渦巻模様が用いられています。
実はこの渦巻模様は、太陽が春分から夏至までの1年の4分1の期間に描く軌跡でもあるのです。
また渦巻は浄化や再生のシンボルとも考えられています。
何か自分の心の中でくすぶり続けていたり、ずっと持ち続けているネガティブな気持ちや思考を解放したいときには、しばらく渦巻模様を眺めてみたり、近くにいつでも見られるように渦巻模様を置いておくのもよいでしょう。
唐草模様

漫画などでよく泥棒が緑色に白い模様の風呂敷を背負っているシーンがありますが、その風呂敷の模様に使われているのが唐草模様です。
あまりよくないたとえになってしまいましたが、その模様はつる草が四方八方に伸びる様子が描かれたもので、一家の繁栄・長寿・子孫繁栄のシンボルと言われているのです。
この唐草模様も、実は先に述べたアラベスク模様の一種と言えるのです。
それはアラベスク模様が、古墳時代にシルクロード経由で中国から日本に伝わったと言われているからです。
実際に高松塚古墳などからの出土品にも、当時の唐草模様が見られます。
そして月日が過ぎるうちに、アラベスク模様が日本独自の植物を用いて、唐草模様に変身したというわけです。
ではなぜ、唐草模様の風呂敷がいつも泥棒のシンボルのように使われてしまってきたのか?
それは明治から昭和にかけて、唐草模様の風呂敷が大量生産されて、どこの家庭にもあるものとなったからなのです。
漫画などのストーリーとして、泥棒に入って盗んだものを、その家にある風呂敷に包んで逃げる…そんなお話が出来上がってしまったのでしょう。
唐草模様の布地を上手に使って、お財布やポーチなどの小物としていつもバッグに忍ばせておけば、心強いお守りとしても活躍してくれそうですね。
まとめ
身の回りには、いろいろな模様が存在しています。いつも何気なく見ていたり使っているものに描かれた模様にも、実はとてもスピリチュアル的な意味やパワーが込められたものが存在しているのです。



