女性は男性から食事に誘われると、「一体なんで誘ってくれたんだろう?」と気になってしまいますよね。男性が女性を食事に誘ってくるのには、実はさまざまな理由が考えられるのです。
今回は、「食事に誘う時の男性心理を見分ける5つのパターン」を紹介します。
食事に誘う時の社交辞令を見抜くパターン
男性が女性を今話題のお店や有名店に誘った場合、それはただの「社交辞令」である可能性が高いかもしれません。男女共通の心理として、会話のネタになる有名なものや話題のものを取り入れたいという心理が常にあるからです。
基本的に「一緒に食事をする」ということは、無意識に相手を信頼している証拠で、男性が女性を話題の店に誘うのは、「あなたと仲良くしたい」というメッセージが含まれている証拠。
初対面ではほぼこのパターンであることが多いでしょう。
すぐに具体的な日取りを決めなかった場合は9割が「社交辞令」パターン。また、男性が突然思いつきで食事に誘ってきた場合は、「とりあえず」の話題として振っているケースがほとんどです。このように誘われた時は、その場で話に乗っかると意外に仲を深めるのに役立つかもしれません。
社交辞令で誘われたとしても、男性心理を知っておくと、相手と程よい関係が築けます。
友達としての交流で食事に誘うパターン
男性は特定の人と心理的な距離を詰めたい場合、「同じ価値観の共有」を図ろうとします。こうした意図で誘ってくる場合は、行き先が彼のよく行くお店や、彼の知人が働いているお店であることが多いパターン。
「自分のことを相手に知ってもらいたい」という気持ちが、行くお店にあらわれるわけですね。
人間は男女問わず、親しい相手に対しては「自分のことを知ってほしい」と思うもの。男性は女性以上に知ってほしいという気持ちが強いので、相手との友情を深めたい時に食事に誘うわけなのです。
しかし、「彼は私を友達として見てるだけってこと?それともそれ以上の感情があるの?」と気になってしまいますよね。この場合は、男性が日程の調整に積極的か、または他の人を誘おうとしていないかを見て判断しましょう。
男性の方から日時を指定してこなかったり、複数人を誘ったりしている場合は、男性にはまだ恋愛感情がないといえます。男性は異性の友人に対して「異性」という意識は持ちますが、だからといってすぐに恋愛感情を持つわけではないのです。
恋愛感情が入って食事に誘う男性心理のパターン
男性が女性を食事に誘う理由の中で、もっとも多いのがこのパターンでしょう。
あなたのことが好きだから、一緒にいたいから、もっと知りたいから、知ってもらいたいから……。恋愛感情から来る、シンプルな理由で誘ってきているのです。
これは、「友情を深めたいパターン」とは、行くお店の選び方も異なります。あなたのことが好きで誘ってくるのですから、行くお店も当然、あなたが好みそうな店であることが多いでしょう。
あなたに喜んでもらって、気に入られたいという気持ちがあらわれるわけですね。また、会話している時に彼が自分のことばかり話していたか、あなたのことを聞いてきたかでも彼の気持ちが分かります。
あなたがその男性に興味があるなら、そうした食事の場をぜひ楽しんでみてください。ただし男性は女性に対して、「誘いに乗る=自分に気がある」と思いこみやすいので、その点は注意しましょう。
彼にまったく興味がない場合は、下手な優しさで誘いを受けるよりもキッパリ断ってしまう方が得策です。
ちなみに、話し上手な男性だとなかなかそうした好意を感じ取るのは難しいですが、その場合は彼に下心がある可能性も。心地よいペースの会話中、どさくさに紛れて具体的な約束を取り付けられないよう、しっかりと注意してくださいね。
男性が下心で食事に誘ってくるパターン
男性に食事に誘われると、女性ならば真っ先に「なにか下心があるんじゃ?」と疑ってしまいますよね。ナンパされたりした場合、相手にまったく興味がなければ、お断りしたほうが無難といえます。
ある程度の知り合いに誘われると、社交辞令パターンとの見分けが難しいもの。下心で誘ってくる場合は、会話そのものが「直接会う約束を取り付ける」だけのことが多いので、その点を目安にしてください。
具体的な例としては、「お礼に」や「一人では行きにくいお店だから」などと理由を付けて誘ってくることが多いです。また、「食事の時間」だけでなく「食事とついでになにかできそうな長めの時間」をおさえてきた場合は要注意!
相手が恋愛感情を持っているパターンも考えられますが、その半分は下心で構成されている可能性が高いでしょう。男性に対して気がないのであれば、お断りしてしまったほうが双方のためといえます。
謝罪やお礼で食事に誘うパターン
男性が謝罪やお礼を目的として女性を食事に誘うというのは、社会人にはよくあることですね。
男性は女性よりも「食事をおごる」という行為に慣れているので「食事をおごる」ことで謝罪やお礼としようとする人が多いのも事実。心理的に距離の近い人に対してこのような誘いをしてきます。
社会人になり、言葉だけでは足りないけどお詫びの品を贈るのも大げさ……という場合に、食事をご馳走することでお詫びとするのです。このパターンの特徴は、謝罪や感謝の意が強く感じられ、こちらの意思を尊重しようという気持ちが伝わってきます。
他のパターンとは異なり、「もしかして私に好意を持っている?」などと勘違いすることもあまりないといえます。しかし、「女性は『お詫びでご馳走する』というパターンをあまり想定できない」という統計が出されているのです。
そのため「彼は私に気があるんだ」と誤解してしまうケースも多く、男性としてはなぜ勘違いされるのか分からない、とすれ違うことも。
しかし、謝罪やお礼の全てが恋愛感情がないお誘いというわけではなく、お礼と理由をつけて、恋愛の距離を縮めたいと思っているパターンもあります。
お礼にと言って、素敵なお店やデートのようなプランであれば、あなたに恋愛感情を抱いている可能性が十分にありますので、誘われる雰囲気とお店や彼の誘ってくる表情などをしっかり見極めてみてくださいね。
まとめ
食事に誘ってくる男性心理5つのパターン、いかがでしたか?
「食事に誘う」という行為ひとつとっても、これだけさまざまな意味や意図があるものなのですね。
「確実にこのパターン!」と見抜くのは難しいですが、男性が女性を誘うのは必ずしも下心からではない、ということを覚えておいてくださいね。