七夕は、織姫と彦星が7月7日の1年に1度だけ、天の川で会える日。七夕の日には短冊に願い事を書いて笹に飾ります。短冊に願い事を書くようになったのは、江戸時代以降とされています。
短冊に願いを書くだけではなく、七夕の日だけの特別なおまじないがあります。願い事が叶う&幸運を呼び込む「七夕おまじない」5つの方法をご紹介しますね。
目次
【七夕のおまじない】①カラー別~短冊に願いを
七夕の短冊は「赤・青・黄・白・黒(紫)」5色あり、中国の陰陽五行説「木・火・土・金・水」からきています。
【青】「木」仁・仁義・周囲への人への思いやりや感謝
【赤】「火」礼・礼儀・ご先祖様や両親への感謝や敬意
【黄】「土」信・信頼・約束を守り誠実であること
【白】「金」義・正義・人として正しい行いをすること
【黒(紫)】「水」智・智徳・学問に励み知識を広げる
自分の願いに近い色を選択して願い事を書いてみましょう。学業向上や資格取得などを目指すときは「黒」、人間関係や恋愛などは「黄色」など自分の願い事に応じた短冊に願いを書きます。
願い事は「〇〇できますように」と書くのではなく、現在完了形で「わたしは〇〇できています ありがとうございます」と叶えたい夢を書きましょう。「わたしは」の主語をいれて書きます。
[例]
理想のパートナーが欲しい
⇒ わたしは理想の素敵なパートナーと出会えて幸せです。ありがとうございます。
試験合格したい
⇒わたしは目指していた資格を取得することができ、それを活かしています。ありがとうございます。
好きな仕事に就きたい
⇒わたしは大好きな仕事をすることができ毎日充実しています。ありがとうございます。
【七夕のおまじない】②五芒星で恋愛の願い事が叶う
五芒星(ペンタグラム)を使った2人の愛が深まるという恋愛のおまじないになります。おまじないをするときに五芒星が必要になりますので、七夕の日に五芒星がついたアクセサリーを準備しましょう。
五芒星はとても神秘的なパワーを持ち、魔術の世界では結界として魔除けや邪悪なものを封印するために使用されています。おまじないをした五芒星は身に付けるので、自分の好みのアクセサリーを選びましょう。
①五芒星のものを左手で持ち願いをイメージしながら「アラリタ」という呪文を1回唱えます。
②右手の人差し指で五芒星を頂点から一筆書きで時計回りに空中に描きます。
③おまじないはこれでOK。恋人や片想いの相手と会うときには、アクセサリーを身に付けておきましょう。
【七夕のおまじない】③金銀短冊の恋愛におまじない
両想いになれる金銀短冊のおまじないです。おまじないに必要なものを準備しましょう。
[準備するもの]
・金色の折り紙
・銀色の折り紙
・笹
・黒ペン
金銀の折り紙を短冊型に切りましょう。金色の折り紙の白い方に彼の名前を書きます。銀色の折り紙の白い方に自分の名前を書きましょう。二つの折り紙の白い方(名前を記入した方)を合わせ二枚の折り紙をノリで貼り付けます。
名前を書くときにポジティブなイメージを持ちながら書いていくことが大切です。この金銀合わせた折り紙を笹に吊るします。織姫と彦星のパワーで2人の心が通じ合うことができるでしょう。
【七夕のおまじない】④復縁のおまじない
別れた恋人と復縁したい!という強い思いがある場合は、七夕の日に復縁のおまじないをしてみましょう。まずはおまじないに必要なものを準備します。
[準備するもの]
・青・赤・黄・白・黒(紫)の5色の折り紙を短冊用に切ったもの
・黒ペン
5色の短冊に下記の内容をそれぞれ黒ペンで記入していきます。
【青の短冊】別れてしまった理由&解決方法
【赤の短冊】復縁したい恋人に感謝したいこと
【黄の短冊】二度と悲しませないという誓いや約束
【白の短冊】復縁成功後に恋人にしてあげたいこと
【黒(紫)の短冊】2人の名前
別れてしまった理由が分からない場合は、よくよく考えて何が原因だったかを見直してみましょう。必ず心当たりがあるはずです。また解決方法についても深く考えてみましょう。それぞれの短冊へは、七夕までに記入しておきます。
七夕当日に、青→赤→黄→白→黒(紫)の順番に心で2人の未来を祈りながら笹に飾っていきます。七夕の翌日に短冊を回収してゴミ箱に捨てるとおまじないが完了です。
【七夕のおまじない】⑤七回のおまじない
七夕の日に、朝目覚めてから夜眠るまでの間に同じことを7回繰り返すと願いが叶うと言われています。7回繰り返すということのみなので、「何を」というのは自分で決めます。
また7回繰り返しているときに、心の中で願い事を唱えていきます。願いをイメージしながらなので簡単にできることがよいでしょう。例えば、7回バンザイする、7回ガッツポーズをする、7回オッケーマークをつくるなど、願いが達成したときにとる動作を取り入れていくといいかもしれません。
回数を間違えると効果がなくなるので、7回しっかりと数えていきましょう。
まとめ
七夕の日にするおまじないを5つご紹介しました。おまじないをするときには心をニュートラルにしてポジティブなイメージを持って行うとよいでしょう。1年に1度だけしかできないので、大切に執り行うといいですね。
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