手相を使って最も知りたい運勢のひとつは、「金運」なのではないでしょうか。
本格的に自分では手相を読めないにせよ、少しでも読み解くことができれば、開運に役立ちそうですね。
では、手相においてどの線や印に気をつければ金運をアップさせられるのでしょうか?
手相で金運アップ5つのポイント
手相において金運を知るには、先天的な運勢の情報を持つ左手と、後天的な運勢の情報を持つ右手をうまく組み合わせながら見てゆきます。慣れるまでこれらを組み合わせて読むのは難しいので、とりあえず右手の手相を中心に、現在の情報を調べてみるとよいでしょう。
金運を知る線は?
手相において中心となる4本の線があります。ひとつは知能線。これは手のひらの親指と人差し指の間から小指に向かって横に長く伸びる線です。
手のひらにある「て」の字のように見える2本の線のうち、上側の「一」のように横に伸びている線です。この線に勢いがあり、はっきりとしていると吉運とされています。生命線は同じくひらがなの「て」の字のカーブを描いたほうの線です。これは寿命を表すというよりは、生命力の強さを表します。
感情線は、知能線の上に並行にある線で、小指の下1センチ程度のところから人差し指方向に伸びています。感情線は知能線と合わせて読み、感情のコントロールをしながら知能を使えるかなどを見ます。そしてこのひらがなの「て」のようになっている知能線と、生命線の上から下へと貫くように伸びているのが運命線です。これは持って生まれた才能や運の強弱を見極めるのに使います。
これらの線と合わせて、小指の下に短めに伸びる金運線や薬指の下の太陽線を見ることで、金運の手相を読み解くことができるのです。
金運アップの手相とは
まず上記に述べた線は、いずれも太くてしっかりとしているのが幸運の手相です。金運が最強とされる手相のひとつは、運命線に小指の下から伸びる金運線と人差し指の下に伸びる太陽線がドッキングして「三奇紋」と呼ばれる形を作り出している手相で、出世、財運に恵まれる吉相です。
ほかにも簡単に金運アップを見極める印があります。ひとつは薬指の下に伸びる太陽線です。太陽線がしっかりとしていて、長ければ長いほど金運に恵まれるとされています。またこの太陽線上に3本の線が交わるスターとよばれる*印があれば、幸運が舞い込み高額の宝くじに当選したりする運勢となります。
気をつけたい場合は?
金運に関して気をつけておきたい手相もあります。小指のすぐ下にまっすぐに伸びる金運線が波形をしていたり切れ切れになっていると、金運低下の暗示です。
またこの場所に短い金運線が何本もある人は浪費家と言えるでしょう。あるいは薬指の下に伸びる太陽線の途中に丸い楕円のような島ができると、投資や貸し借りでトラブルが発生するとされています。
太陽線が短い場合は、努力はしているけれど、金運に恵まれないという手相になります。
金運を開花させるには?
金運を自らアップさせる方法はあるのでしょうか?
それはパワーを持つ色である金か銀色のペンで、小指の下に伸びる金運線をはっきり書いてみることです。この線がはっきりしていると金運アップや不動産運にも恵まれます。金運線が波形であったり、途中に島ができていても、線を描くことでマイナス要素を消してしまうことも可能なのです。大幅な金運アップを望むなら、運命線、生命線も太くしっかりと描くことです。
また薬指の付け根の肉がふくらんだ「太陽丘」は、ある程度ふっくらしていると金運が良いと言われていますが、平たんであればお金に縁がないとされています。こんな場合は薬指を曲げ伸ばしを繰り返すことで、太陽丘の筋肉は多少ふっくらとしてきます。
努力を忘れずに
いずれにせよ、努力なくして運は開きません。手相は日々変化をするので、地道に努力をすることで、自然とそれぞれの線もその努力に見合った変化を見せてくれます。
また運勢を確実にアップさせたいということで、線を書きこむ場合も1日や2日だけではなく、根気良く毎日描き続けましょう。描いているうちに実際に手の線が、描いた線に近い状態になることもありますし、願いの度合いによって2週間で金運がアップする場合もあれば、1年くらいかかることもあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
手相で金運を知るには、あらゆる要素を総合して見る必用はありますが、難しければ、シンプルに金運線や太陽線だけ出を見て参考にしてもかまいません。
あまりよい手相でなくても落胆せずに自分で線を書きかえることで、開運できるので試してみましょう。