ことわざ

【うさぎのことわざ】一覧(意味つき)|縁起物な言葉や学びのヒント

うさぎ,ことわざ
「ことわざ」には人生をより良く生きるためのヒントがあります。「ことわざ」から気付きを得て、人生に活かしていきましょう。古事記「因幡の白兎」では、縁結びの役で登場することから縁結びの動物として知られています。

たくさんある「ことわざ」の中から「うさぎのことわざ」についてご紹介していきます。

うさぎのことわざ一覧

うさぎは飛び跳ねることから飛躍のシンボルです。長い耳からは福を集め、情報を早くキャッチすると言われています。また、多産であることから子孫繁栄のシンボルでもあり、縁起の良い動物と信じられています。そんなうさぎにまつわる「ことわざ」をご紹介します。

うさぎの上り坂

得意分野で実力を発揮することの例えになります。坂道を登るのは大変そうですが、うさぎは後足が長く、坂を軽快に登ることができます。そのことから、条件に恵まれることで物事がとんとん拍子に上手くいくことを表しています。得意分野だからこそ物事も順調に進んでいきます。

うさぎの逆立ち

うさぎは小走りするときに、後ろ足を上げた逆立ち状態になることがあります。逆立ちすることで長い耳が地面にこすれて痛いことから、弱点をつかれて聞くのがつらいことを洒落ていう言葉になります。

うさぎの耳

うさぎは耳がとても長いことから、地獄耳と言われます。人の秘密やうわさなどを素早く聞き出してくるという意味です。情報を知るのが早い人のことを指します。

うさぎの毛で突く

うさぎの毛は細く柔らかいことから、その毛で突いた程度の軽微なことを意味しています。きわめて小さいことの例えとして使われます。

うさぎに祭文(さいもん)

いくら意見をしても何の反応もなく、意味のないことの例えです。「祭文」は、祭りのときなどに神にささげる祝詞のことです。良く聞こえる耳をもつうさぎに、神仏の霊験を説いても言葉が分からないので無駄であることから、どれだけ言っても効果がないということで使われます。

脱兎の勢い(だっとのいきおい)

逃げるうさぎのように素早いことを意味しています。きわめて迅速なときに使われます。うさぎは敏捷な動きで逃げる動物です。緊張して怯えているときに、逃げることが多いそうです。

うさぎ、波を走る

水面に映る月を白いうさぎに例えています。波が白く輝いてうさぎが走っているように見えることから、月影が水面に映っているさまの例えとして使われます。また、うさぎは水に入ることが少ないことから、仏教の悟りにおいて浅い段階に留まっている人という意味があります。

兎の子生まれっぱなし

自分のしたことに対して責任を負わないという意味です。野うさぎについていわれた言葉で、うさぎは子が生まれても、あまり子育てをしないことからきています。

うさぎの昼寝

油断して思わぬ失敗をするという意味になります。うさぎの1日の睡眠時間は8〜12時間程度です。うさぎとカメのイソップの寓話で、カメを馬鹿にしてうさぎが昼寝をして負けてしまったことに由来します。

兎も七日なぶれば噛み付く

おとなしい人でも長くいじめられ、限度を超えれば怒ることを意味しています。おとなしい小動物のうさぎでも、長くいじめられれば噛むほど怒ることがあります。

兎を見て犬を放つ

何事も出遅れたとしても、必死で取り組めば手遅れになってしまうことはないという意味です。うさぎを見つけてから猟犬を放っても、うさぎをとらえることができることから、状況をみてから対策を立てても遅くはないという意味になります。

占め子の兎

物事が思い通りに運び、上手くいったという意味です。「しめた」をうさぎを「絞める」にかけた洒落になります。

兎の糞(うさぎのふん)

うさぎの糞はコロコロして長く続いていないことから、物事がとぎれて続かないことを意味しています。

兎は好きだば、苦木も噛む

人の好みはそれぞれという意味です。うさぎは苦木を好んで食べることもあることから、人の好みはさまざまであるという意味です。

兎の股引(うさぎのももひき)

最初だけで長続きしないという意味です。うさぎがももひきを履こうとしても、少ししか履くことができません。最後まで履くことができないということを例えた言葉です。

寒の兎か白鷺か(かんのうさぎかしらさぎか)

真っ白いものの例えです。冬に雪が降っている中で見られる真っ白いうさぎや白鷺も白いことから例えられています。

二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず)

二つのことを同時に行おうとすると、結局二つとも行うことができないという意味です。西洋のことわざIf you run after two hares, you will catch neither.「2羽のうさぎを同時に捕まえようとするなら1羽も捕まえられない」。He that hunts two hares loses both.「二兎を追う者は両方を失う」が由来です。

後は兎も成れ山桜(あとはともなれやまざくら)

目先のことさえ解決できれば、後はどうなっても構わないという意味です。「後は野となれ山となれ」という言葉をもじった言葉です。

まとめ

たくさんある「うさぎのことわざ」をご紹介しました。簡潔な言葉の中にある真理から、人生においてのヒントを見つけることができるでしょう。

▶︎【名言集】人生を学ぶ格言・ことわざ・まとめ一覧はこちら

▶︎【うさぎ】スピリチュアル|子宝・遭遇・夢・開運のヒントはこちら

ABOUT ME
Written by 天愛来(ティアラ)
23年以上の経験と知識を活かし『カウンセリング&セミナー講師』にて活動中。風水・ヌメロロジー・心理学・ヒプノセラピー・霊気など資格取得。スピリチュアル分野である西洋占星術・アロマテラピー・カラーセラピー・フラワーエッセンス・クリスタルヒーリングで心豊かになれるようにさまざまなアプローチを通して気付き&癒し、知識を提供。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ある程度の長さの平仮名や漢字が含まれないコメントは受付けておりません。(スパム対策)