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日本武尊(ヤマトタケル)とは|日本神話とゆかりの神社

日本武尊(ヤマトタケル)について

神話と言うのは大体3部で更正されています。1部が神々の神話、2部が神々と人間の神話、そして3部が人間の英雄の神話です。

日本神話においてこの3部の人間の英雄の中で最も有名な人物こそが日本武尊(ヤマトタケル)と言う人物であり、日本神話の第3部について知るにはこの人物の神話から入るのがオススメです。

そこで今回はこの日本神話の登場人物日本武尊(ヤマトタケル)について御紹介させていただきます。

2神話に出てくる英雄と言う目で見た姿

日本武尊(ヤマトタケル)とはどんな人物なのかと言いますと第12代景行天皇の子供に当たる人物。

こうして聞くと天皇陛下のようにも聞こえますが、13代目はヤマトタケルの兄弟に当たる成務天皇(せいむてんのう)、14代目はヤマトタケルの息子に当たる仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)ですから本人は天皇陛下と言う立場にはなっておらず、日本神話でも最後まで「皇子様」と言う立場に留まっています。

また人間の英雄として最初に大々的に取り上げられる人物でもあり、日本古代史における伝説的英雄である人物であるとも言えるでしょう。

国のために他国の人間とも戦いますが、時には邪神を討伐したり、神様に罰を受けたり最後は白鳥になって飛び去ったりと「人物」と言って良いかどうか迷う所ですがあくまで祖先に神様を持つ人であると言う正に神話の英雄的な登場「人物」と言えるのが日本武尊(ヤマトタケル)です。

祭られる神様として見た姿

ヤマトタケルノミコト 建部大社
日本神話の神様の多くは神道での神様でもある訳ですが、日本武尊(ヤマトタケル)は人間ですから感覚的にはキリスト教の聖人の様な立場であると言えるでしょう。

当然英雄として日本各地を転戦したヤマトタケルですから日本各地に彼と関係があると言われる神社も多数あります。

しかしそんなヤマトタケルを主祭神として祭っている神社の中でも2つ特別に縁深いと言われる神社があります。

一つは滋賀県大津市にある「神社建部大社(たけべたいしゃ)」です。

この神社に伝わる話によるとヤマトタケルの死後、彼の妃であった「布多遅比売命(ふたぢひめ)」が神勅によってヤマトタケルとの子供である「建部稲依別命(たけべいなよりわけのみこ)」とともに住んでいた場所にヤマトタケルを「建部大神」として祀ったのが始まりであるとされている神社です。

もう一つは大阪府堺市にある「大鳥大社(おおとりたいしゃ)」です。

この神社は実は元来の祭神は大鳥連の祖神であったとも、『日本書紀』にあるヤマトタケルが死後白鳥になって天に帰る前に訪れた最後の地であり、そこに社を立てて祭ったのが始まりとも言われている神社であったとも言われ、おそらく神仏習合の際に色々混ざってこうなったと思われる神社なのですが、ヤマトタケルを祭る神社としてはやはり最大級の神社です。

ヤマトタケルに興味が沸いた方は是非この二つの神社に訪れて社伝などを見たり聞いたりしてみると楽しめます。

神話「熊襲(くまそ)征伐譚」

ヤマトタケルの神話と言えばやはり『熊襲(くまそ)征伐譚』でしょう。

この神話の概要を説明すると以下の通り。

ヤマトタケルの父、第12代景行天皇が治めるヤマト王権にはこの時代まだ敵対勢力がいくつかあってそのうちの一つが「熊襲(くまそ)」と呼ばれる九州南部にある国でした。

このクマソと言う集団は非常に強い力を持っており、ヤマト王権でさえも簡単には手出しできなかった国なのですが、ついにこの国と戦う事にしました。

ヤマト王権からこのクマソ征伐に向かうことになったのが武勇に優れ、真面目すぎるが故に自分の兄を殺してしまった景行天皇の息子であり、後のヤマトタケルになる「オウス」。

景行天皇は出来れば平然と兄を殺した彼を手元においておきたくないとも思っていましたし、彼ならばもしやクマソを倒せるかもしれないと言う期待もありました。

そこで景行天皇は彼にこのクマソを纏め上げているクマソタケル兄弟を討伐するように命じましたが、相手はこれまでヤマト王権と張り合ってきた強い国であり、とても正面から攻めた所で勝ち目はありそうになりません。

そこでオウスは頭を使いクマソ兄弟を討ち取る策を考えました。

その策とはなんと女装して相手の宮殿に入る事です。

この策がなんと見事に嵌り、クマソタケル兄弟は女装したオウスがとても気に入り宴会を開き自分達の間に座らせお酌をさせるほどの至近距離においてくれます。

縁もたけなわになってきた頃オウスは懐より剣を取り出し、クマソの兄の服の衿(エリ)を掴んで、引き寄せて剣を胸に突き刺し殺します。

いきなり兄を殺された弟は一旦女装したオウスから距離をとろうとしましたがオウスは後ろをから彼の尻に剣をつきこみます。

何とか即死を免れたクマソタケル弟はそこで助命する為オウスに話しかけます。

「その剣をこれ以上動かさず聞いて欲しい。西には我らを除いて強いものは居ない。 しかしヤマトには我らよりも強い男がいたという事を認め私の名前を献上しよう。 これよりあなたはヤマトタケルノミコを名乗ると良い」

こうしてオウスはヤマトタケルとなりましたがクマソタケルの弟の助命は聞き入れられず、「熟してへたの落ちた瓜を切るように」斬り殺されてしまいました。

これがヤマトタケルに関する最も有名な神話である『熊襲(くまそ)征伐譚 』と言う神話です。

和製ヘラクレス2号ヤマトタケル

ヤマトタケルノミコトもまたオオクニヌシノミコトと同じようにギリシャ神話のヘラクレスと似たような各地で語り継がれていたいくつかの神様がまとめて1柱の神様として扱われていたであろうと言われています。

まずやはりヤマトタケルは「クマソ征伐」を九州で、今度は出雲で「イズモタケル征伐」を、更に今度は「東国征伐」をと各地を転戦することになりますし、思慮深い面を持っているかと思いきや二重人格化と思うほどに傲慢な態度をとってみたり、相手を騙し討つ卑怯な所もあると思いきや、人情味に溢れ敵を許してみたりと性格もかなりコロコロ変わります。

ここがまずよくある元々は別の孤立した神話だったものが、一つの神話として無理やりまとめられたのであろうケースに良く見られることです。

更にヤマトタケルは面白いことに『古事記』『日本書紀』それぞれで事なる行動をかなりしています。

例えばヤマトタケルの兄を『古事記』では殺すエピソードがありますが『日本書紀』ではそれがなく最後まで彼は存命ですし、古事記の方がヤマトタケルの神話そのものが多く、ヤマトタケルの人生も父親との確執があったり、美女との婚約があったりとかなりドラマティックなものとなっています。

他にも色々と違いがあるのですが、そうした細かい違いを見ていく多重人格の各地を転戦した一人の人物の神話ではなく、それぞれ活躍した人がいた神話としてみた方がまだ理解できます。

その為ヤマトタケルは恐らく日本を統一して治める大儀を天皇家に持たせるために生まれた英雄であり、その正体は各地で手柄を上げた英雄達の集合体だと考える事ができるわけです。

オオクニヌシノミコトに続いて統合されて生まれたと思われる有名な日本の神様ですがオオクニヌシノミコト以上に露骨である分、神話も多いので日本神話の人間の英雄の活躍の所は是非ヤマトタケルから入ってみることをおすすめします。

まとめ

ヤマトタケルについての事をご紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか?

日本神話の中でも最古にして最大の英雄こそがヤマトタケルであり、神話の多さと活躍ぶりが目立ちますが、それ以上に彼と言う英雄が生まれた理由やその存在の意味まで考えてみるとより日本神話の人間の活躍の話は面白くなってきます。

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