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靖国神社とは|ご利益や歴史や御朱印など5つの見どころをご紹介

靖国神社とは
東京にある神社の中でも何かと話題になることの多い靖国神社ですが、広い境内と豊かな自然に囲まれた都民の憩いの場になっています。

靖国神社には有名な桜の木があることでも知られていますね。

東京の真ん中にあり、いつも静かに見守っているような靖国神社のご利益や見どころをご紹介します。

靖国神社の歴史

靖国神社とは
靖国神社の歴史はそんなに古いものではありません。

江戸時代の幕末、長州藩で結成された奇兵隊士の霊を弔うために高杉晋作が招魂社造営を発議したことが始まりといわれています。

その後、戊辰戦争後に官軍将校の招魂祭を江戸城で行うと共に、京都東山では官軍の戦死者を祀ったと言われています。

これを機に、幕末、明治維新期の戦没者を慰霊、顕彰する動きが全国的に活発になりました。日本陸軍の創始者である大村益次郎が明治天皇に対して招魂社を創建することを献策しました。

そこで、明治天皇は現在の東京北九段に「東京招魂社」を創建し、戊辰戦争の戦没者3588柱を合祀したそうです。

当時は「東京招魂社」と呼ばれていたものが、「靖国神社」に改名したのは1879年だといわれています。

よくある歴史のある神社に比べると新しいものですが、今の日本を作ったといえる御霊を祀っているので、重要な場所だと言えますね。

靖国神社の見どころ

靖国神社の広い境内には様々な見どころがあります。

どこがお気に入りになるかはその人個人で変わってくると言えるほど、見どころ満載です。

その中でもおすすめのスポットをご紹介します。

靖国神社・鳥居

靖国神社とは

まず、靖国神社には大きな鳥居があります。

大正10年に鎮座50周年事情のひとつとして誕生した大鳥居は、長年の風雨による損傷のため昭和18年に撤去され、現在の大鳥居に再建されました。

参拝者を迎える1番最初の鳥居として、高さ25メートル、幅34メートルという巨大さに驚く人が続出です。

靖国神社・神池庭園

靖国神社とは

靖国神社の境内は緑の木々が多く、自然のエネルギーを感じることができます。季節の移り変わりを見ることができるのも魅力です。

境内の奥に入っていくと、明治初期に造られた「神池庭園」という全国有数の名園があります。

一番の見どころである回遊式の滝石組みや日本一の長さを誇る花崗岩の直橋は、一見の価値ありです。神社仏閣と緑の風景は心を和ませてくれますよ。

靖国神社・桜

靖国神社とは

靖国神社は桜の名所でもあります。境内には約600本の桜があり、春には「桜まつり」も開催されます。

初めての桜は靖国神社が創建された翌年に植えられたものです。

また、東京の桜開花の基準になる「東京におけるソメイヨシノの開花標本木」があることでも有名です。東京の春は靖国神社から始まるんですね。

靖国神社のご利益

靖国神社とは

靖国神社は戦没者を祀っている神社なので、「ご利益のある神様」と呼べる神様はありません。

しかし戦争ということで、世界平和を祈る人が多く訪れています。そんな靖国神社ですが、ご利益については他にもあるそうです。諸説ある中から、特に話題になるご利益を見ていきましょう。

ひとつは「病気の快復」に対してのご利益です。

靖国神社のおみくじには必ず病気の快復にまつわる言葉が書かれているそうです。お守りにも健康を願うものが多いことから、病気回復には大きなご利益があると信じられています。

もうひとつは学業に関するご利益です。境内に飾られている絵馬を見てみると「英検が通りますように」「TOEICの点数がアップしますように」「○○大学に合格しますように」というように、学業についての祈願に訪れる参拝者が多いようです。

そこで考えられるのが、英霊たちの中に出身者が多い東京大学への合格にご利益があるということです。合格祈願ができる神社は天神様を始め様々な場所にありますが、東京大学限定となると、靖国神社を置いて他にはないのではないでしょうか。

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