夢占いの中でも特によく調べられる案件の中には、もちろん悪夢と呼ばれるものも含まれます。得体が知れない、恐ろしいからこそ不安に感じ、その悪夢が自分に何を訴えようとしているのか夢占いを通じて知りたいと思うのは自然な事と言えますね。悪夢について私たちはどの程度理解しているのでしょうか？
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【夢占い】悪夢を見る原因とは
人によって恐怖の対象や不快さを感じる物は様々で、それらが夢に現れる事を人は悪夢と称します。では何故、悪夢を見るのでしょうか。
まず一つ前提としてあるのは、人は毎晩何かしらの夢を見ているという事です。眠っている時に見た夢を記憶しているかいないか、そして記憶している夢が良い夢だったか悪夢だったか、あるのはその違いだけです。
夢が記憶に残り易い状況としては、レム睡眠が長い＝眠りが浅い状態が考えられます。そして悪い夢を見る要素としては、現実に於ける心身の疲労や恐怖、苦痛などが大きく影響を与えていると考えられています。つまり何らかの理由で眠りが浅く、日々の生活の中で苦痛や不快さを感じる要素が多い人ほど、悪夢を見易い傾向にあると言えるでしょう。
またそうしたストレス性の悪夢ではなく、精神的な疾患が原因となっている悪夢も中にはありますので注意が必要です。
【夢占い】なぜ続けて悪夢を見るのか
悪夢を見る人の中には一晩限りではなく、毎夜のように続けて悪夢を見るという人も珍しくありません。或いは一晩のうちに、何度も目覚めては繰り返し悪夢を見るという人も少なからず居ます。なぜそのような悪夢を続けて見る事になるのでしょうか。
悪夢を見る条件は、睡眠の浅さと日々のストレスによるものが大きいとされています。ではそのストレスが解消したり、軽減されたならどうでしょうか？恐らくは悪夢を見る回数は少なくなっていくでしょう。逆にいつまでもストレスの原因が解消しなかったり、今まで以上に辛い環境に置かれたならどうでしょうか。
日々心身が疲れ切り、眠っている間でさえ神経や精神が休まらず、質の良い睡眠を取る事が難しくなるのは容易に想像出来ますね。つまり絶え間ないストレスに心身がさらされ続け、身も心も疲れきっている状態が、毎日のように続く悪夢の根本的な原因と言えます。
また特定の薬を服用する事で悪夢を引き起こしている可能性もありますので、心当たりがある場合は長く続く悪夢の原因の一つと考えるべきかもしれません。
【夢占い】悪夢を見ない為には
心身をさいなむ日々のストレスや疲れが、悪夢の原因である事は理解して頂けたでしょうか。誰も好んで悪夢を見ようなどとは思わないでしょう。しかしそれでも見てしまうのが悪夢です。少しでもその回数を減らしたいと考えるのなら、自分達でも出来る事は幾つかあります。
まずは睡眠環境を整えてみましょう。身体に合わない寝具を使っていたり（枕の高さやマットレスの堅さなど）、室温が高過ぎたり低過ぎる場合に悪夢を見る確率が高くなります。自分に合った寝具に変えてみたり室温を少し調整する、それが無理な場合は着ているもので就寝時の体温を調整するだけでも、随分と睡眠の質は変わって来ます。
また日頃の生活習慣を改める事も大切です。悪夢を見るからといってお酒を飲んで就寝する人が居ますが、悪夢対策としての睡眠の質の改善という点では、逆効果と言えますので注意が必要です。せめて悪夢が解消されるまでの間、飲酒や喫煙など体調に悪影響を及ぼしそうなものは、ストレスを感じない程度に控える事をお勧めします。
人によっては就寝時にアロマを焚（た）く、好きな曲を聴くなどする事でリラックスする事が出来ますね。質の良い睡眠が悪夢対策には一番ですから、自分がぐっすり眠れる事であれば積極的に取り入れていくと良いでしょう。
そして何より大事な事は、悪夢の原因となるストレスの元を絶つ事です。原因となっているものと物理的に距離を置く事が可能、或いは解決する手立てがあるのであれば、早めに手を打った方が良いでしょう。しかしそれが難しい場合は、信頼の出来る人に相談をしてフォローをしてもらう事も重要です。
原因によっては専門家である医師のアドバイスや投薬が劇的に効く場合もあります。その反面、人によっては特定の薬を服用する事で悪夢を見ているという事も考えられますので、思い当たる節があるのなら薬を処方して頂いたお医者様と相談し、薬を変えてもらう事も必要となるでしょう。
自分一人で抱え込まず、周囲の人にも助けてもらいながら、少しずつ貴方を取り巻く環境をより良いものにしていく事が、悪夢解消への第一歩と言えるでしょう。
