正夢として良く耳にする話ですが、親戚に不幸がある夢を見たと思ったらその日のうちに訃報が飛び込んできたり、懸賞に当たる夢を見たら本当に当選したなんて事はありませんか?どんな人が正夢を見るのか、またただの夢と正夢の見分け方などを検証してみましょう。
目次
【正夢とは】
正夢とは、夢で見た事が数日後などごく近い将来に現実として起こる事です。人によっては一瞬正夢だったとは思わず、あれ、前にも同じことがあったかな?なんて感じるかもしれません。
また普段の生活の中で見たり聞いたりした情報を夢の中で整理する事で、結果として将来起こり得る現実にたどり着く事もあります。経験則から導き出された正夢と言えるでしょう。
【正夢はなぜ見るの?よく見る人の特徴】
注意深く、観察力のある人
現実でも他の人が気にもかけず見逃してしまうような事を、注意深く観察して情報として蓄積している人がいますね。些細なきっかけや原因の積み重ねが近い将来であるのなら、より詳細な情報を持っている人ほど、より正確な将来像を予見できる事になります。
情報を拾うアンテナの精度が良く、物事を論理的に考える事が出来る人は、正夢を見易いと言えるでしょう。
夢の内容を起きた後でも良く覚えている人
覚醒した後でも夢の内容を良く覚えている人は、普段から周囲の人や状況を良く観察する人でもあります。つまり夢を良く覚えている人というのも、正夢を見易い人と言えるでしょう。
心配性な人
もしかしたら怪我をしてしまうんではないか、事故に遭ったりしないだろかと常に不安に駆られているような人は、実際に現実で怪我をしたり事故に遭った際、『日頃から感じていた不安=以前に夢で見た状況』という記憶のすり替えが起こり、結果として正夢を見たという認識に繋がる事があります。
また過剰に心配し過ぎるあまりに手元が狂ったり機器の操作を誤るなどして、本当に怪我をしたり事故に遭ってしまうという確率が高くなっていますので注意が必要です。ちょっと心配性過ぎる人も、結果として悪夢を見易い人と言えるでしょう。
感受性、勘が鋭い人
これは本当に感覚的な話なので当人にしか判らない事ですが、ちょっとした状況の変化に敏感だったりする人や、日頃から虫の報せなどと呼ばれる胸騒ぎなどで悪い予感が良く当たるような人は、結果的に正夢を見易くなっていると考えられます。
明晰夢をよく見る人
夢を自分でコントロールできるという人が、身近に一人や二人はいませんか?明晰夢と言うのは覚醒後も記憶に残り易いので、その残った夢の記憶の中に正夢が含まれている可能性も高くなる事から、明晰夢をよく見る人は正夢を見易い人、と言い換える事も出来ます。
但し明晰夢は心身を休めるという睡眠の本質からはあまり宜しいものではありませんので(=本来休むべき時に脳が働いている状態である為、心身に余計な負荷が掛かっている)、たまたま見るという以外では敢えて明晰夢を見ようとするのは控えた方が良いでしょう。