本当のグリム童話と有名な5つの話から人生を学ぶ名言集

Denkmal der Brüder Grimm
Denkmal der Brüder Grimm / Philipp Gerbig

聖書に継ぐベストセラーとも言われる有名な書籍グリム童話。このグリム童話は創作ではなくグリム兄弟が編纂したドイツのメルヘン集であるのが特徴で、民話の研究にも大きな影響を与えました。しかしそれ以上に多くの芸術家、そしてそれ以上の数の子供に対して影響を与えたであろうものこそがグリム童話であり、グリム童話には子供に学んで欲しいことがいくつもあると言えるのです。

そこで今回は有名なグリム童話とそれにまつわる5つの名言と、グリム童話から子供に学んで欲しいことと言うのを御紹介させていただきます。グリム童話からこんなところ子供のころに学べましたでしょうか?


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グリム童話の名言

①「シンデレラ」とそれにまつわるグリム童話の名言

「良い子で神様を信じているんですよ。そうすれば神様がいつもお前を守ってくれます。」

この名言はグリム童話の中でもとても有名な『シンデレラ』の中でシンデレラの母が最後にシンデレラに送った言葉であり、この童話から学んで欲しいことにも関ってくる名言です。

『シンデレラ』の内容は実は元のグリム童話の内容と多くの日本人が知っているディズニー作品などとはかなり違って、願いを叶えてくれる魔法使いも存在しませんし実の父親もなくなっていません。そうしたいくつもの相違点からかなり違う内容になってしまうのでシンデレラのお話はここでは多くを語りませんがお話しのポイントだけ簡単にまとめさせていただくと以下の形。

お金持ちの家に生まれながらも母がなくなったシンデレラと言う少女は再婚でやってきた継母と義姉に散々いじめられましたが信心深く善良なままでした。ワガママも贅沢も言わずに父くれるプレゼントにも自分の欲しいものではなく、母の墓に供える木を望むような人物でした。そしてそんなシンデレラが母の墓に植えた木が大きくなってきたとき、一羽の小さい白い鳥がいつもその木にきて、シンデレラが望みを言うとその鳥が望んだものを落としてくれるようになったのです。

次第にシンデレラの望みを叶えてくれるのはその小鳥だけではなくて他の動物や植物までも力を貸してくれるようになりますが、自分で出来る事は自分でこなし、自分の力でどうにもできない事だけ願う人物であり続け、ついには憧れの王子様と結婚します。そんなシンデレラの幸せを掠め取ろうと2人の義姉がシンデレラたちの結婚式にやってきますが、その場でついに意地悪と不誠実のために、義姉二人は小鳥によって目をつつかれ生涯目が見えなくなります。

このお話しが教えたいのは神に恥じるところのない人物であれば救われること、そしてもう一つ神に恥じるところのある人物ならば罰が下るという所。

物語の冒頭でシンデレラが聞かされた名言「良い子で神様を信じているんですよ。そうすれば神様がいつもお前を守ってくれます。」に実はこの有名なグリム童話が子供に伝えたいことが集約されているのです。

②「ヘンゼルとグレーテル」とそれにまつわるグリム童話の名言

「絶対に2人で助かろう」

この名言はグリム童話の中でもとても有名なお話の一つ『ヘンゼルとグレーテル』の中で兄ヘンゼルが何度か繰り返し妹のグレーテルに語る言葉であり、この童話で学んで欲しいことに関ってくる名言です。

『ヘンゼルとグレーテル』の内容は大筋ではグリム童話のものからあまり変更されたものはなく、その内容は、二人の兄妹を疎ましく思う母が自分が生きるために父親に森の中に捨てて来いと指示を出しますが、兄グレーテルが妹を守りながら機転を利かせ、知恵を働かせ何度も家に帰ってきます。しかし徐々に家に帰れないように継母に手を打たれ、ついには家に帰り着けなくなり困ったところにパンで出来た小さな家を発見し、空腹のあまり兄弟はその家を食べ始めてしまいますが、それは魔女が子供と言うご馳走を手に入れる為の罠でした。

魔女につかまった後も何とか食べられないようにしようと兄は知恵を働かせますが、それにも限界が来てしまいます。ついにもう食べられてしまうと言う日、妹グレーテルは兄がこれまで自分を守ってくれたように機転を利かせ、知恵を働かせなんと魔女を殺します。その後家にたどり着くまでに川を渡れなくなる問題がありましたが、妹グレーテルが川を渡してくれるといった鴨にも優しさを発揮することで危険を乗り越え、無事家にたどり着き、いなくなっていた母を除き、父と3人で幸せに暮らしました。

このグリム童話が教えたいのは「自分だけが助かろうとしなかったことが自分の命を繋ぐことになる」という所。2人の兄弟が生き延びたのは頭が良かったからと言うのもありますが、それ以上に兄妹共に他人の事までしっかり気を使えたことで最終的に難を逃れています。

物語の中で何度か出てくる「絶対に2人で助かろう」には「情けは人のためならず」と同じ意味が込められており、この童話は子供に助け合って生きる精神を学んでもらいたいものであったと言えるのです。


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③「赤ずきん」とそれにまつわるグリム童話の名言

「ちゃんと静かに歩いて、道をそれないのよ」

この名言はグリム童話の中でも有名な童話の一つ「赤ずきん」の冒頭でおばあさんのところに行く少女に対して母親が言い聞かせることです。

赤ずきんのお話しの大筋は今も昔もあまりかわりません。

赤いずきんをいつもつけている小さな女の子がある時お母さんからおばあさんのところにお使いに行くことを頼まれました。お母さんは赤ずきんに色々注意し、「ちゃんと静かに歩いて、道をそれない」ことを言い聞かせますが、お使いに行く途中で悪いオオカミに出会い、オオカミが悪いものだと知らない赤ずきんはオオカミに騙されお母さんの注意を忘れ道草を食います。

赤ずきんを騙すことに成功したオオカミはまず聞き出したおばあさんの家に向かいおばあさんを騙し家に上がると食べてしまいます。その後おばあさんのところにいかなくてはいけない事を思い出し、慌てて家に来た赤ずきんも同じくオオカミに食べられます。

たまたま運よく猟師に赤ずきんとおばあさんは助けられ、しっかり反省した赤ずきんも、まさに死に掛けたおばあさんも、その後は騙そうとするオオカミに騙されないようになりました。

このグリム童話が教えたいのはまさに「道をそれないこと」という所、するべき事、言われたことはちゃんとしないと大変な目に合うという事が子供に教えたいことだと言えます。

結局のところ赤ずきんちゃんはお母さんのいう事を聞かず、やるべきことをやらなかったため騙された挙句、大事なおばあさんを失いかけ、ついには自分も食べられました。

そのためこの有名なグリム童話で最初にお母さんが赤ずきんに行った「ちゃんと静かに歩いて、道をそれないのよ」というのはやるべきことをやり、言われたことをちゃんと守るということを子供に伝えるものであったと言えます。

④「ブレーメンの音楽隊」とそれにまつわるグリム童話の名言

「一緒に音楽をやれば、きっと素晴らしくなるよ」

この名言はグリム童話の「ブレーメンの音楽隊」の中で何度も出てくる言葉であり、中々深い名言と言える言葉です。

このお話しは今も昔も大筋はあまり変わりませんが、知らない人や忘れている人も多いと思いますので簡単に内容をご説明させていただきます。

年老いたロバが仕事が出来なくなったので餌がもらえなくなり、命の危機を迎えた時、ブレーメンで音楽をやろうと思いつき、ブレーメンを目指します。その旅の途中、同じように老いて出来る事がなくなったが為命の危機を感じて逃げた犬、猫、そしてちゃんと仕事をしているのに来客のために食べられる運命にある雄鶏を仲間に引き込み、ブレーメンを目指します。

4匹はブレーメンへの旅の途中、森の中で夜を明かそうとしますが、近くに家がある事に気がつきます。その家に言ってみるとなんとその家には盗賊が宴会を開いており、4匹はこの盗賊たちを追い出すことに決めました。4匹はそれぞれの出来る得意な事をして見事盗賊を追い払うことに成功し、その後報復に来た盗賊も追い返し、その後盗賊の勘違いもあり、盗賊がこの家に近寄ることはなくなり、その家が気に入った4匹はそこで幸せに暮らします。

このグリム童話面白いことに4匹がブレーメンにたどり着くでもなく、明確に音楽隊をしたという記述も無いと言うタイトルに触れるところがあまりにも少ない童話。

しかしこの童話の中で仲間を勧誘するときにロバが言う言葉「一緒に音楽をやれば、きっと素晴らしくなるよ」を考えてみるとこの童話が子供に伝えたいことが分かります。

それは「生きる希望を持つこと」の大事さと「自分に出来る事がある事の大事さ」です。

ブレーメンに行かず、彼らが音楽隊になったかどうかもハッキリしていませんが、「ブレーメンで音楽隊をやる」と言う生きる希望がなければ良いことにめぐり合える事はなかったでしょうし、幸せに暮らすことになる家を手に入れるには彼らが自分達の出来る事をそれぞれ持ち、それが活きた結果です。

その為この有名なグリム童話は子供達に対して「生きる希望を持つこと」の大事さと「自分に出来る事がある事の大事さ」を学ばせるためのものだったと言えます。

⑤「白雪姫」とそれにまつわるグリム童話の名言

「鏡よ、鏡よ、この国で一番美しいのは誰?」

この名言はご存じない人のほうが少ないでしょう『白雪姫』の継母である后様が何度も問いかける言葉で、実はこのグリム童話の物語の主人公のどんな姿よりも以上に子供に学んでもらいたいものが込められている名言。

白雪姫のお話、少しずつ出来事は変わるものの実はたった一つの事柄を繰り返しているだけで、この童話のポイントは、世界で一番美しい白雪姫を継母が妬み、何度も殺そうとするも白雪姫は自身の美しさと運によって何度も命拾いをし、最後は王子様と結婚し、悪い事をしたお后様は「真っ赤に熱せられた鉄の靴を履いて踊らされ倒れて死ぬ」という所にあります。

これだけだとなんだか「美人は得だ」「悪い事をすると罰が当たる」と言う話にも聞こえるのですが、「何をもってして美人であるのか?」という所こそがこのグリム童話の子供に学んで欲しいところ。

実はお后様が魔法の鏡に「この国で一番美しいのは誰?」と聞いたとき最初のうちは魔法の鏡は「お后様」と答えているのですが、白雪姫が成長していってだんだん美しくなり、お后様が嫉妬を抱き始めたあたりから魔法の鏡は「お后さま、あなたはここの誰よりも美しい。だが、白雪姫はもっと美しい。」と答えるようになるのです。

それを聞いてドンドン嫉妬心が募り、白雪姫を殺したと思うたびにお后様は何度も鏡に問いかけます、「この国で一番美しいのは誰?」と、しかし鏡は言います。「お后さま、あなたはここの誰よりも美しい。だが、白雪姫はもっと美しい。」やっとの事で白雪姫を毒リンゴを食べさせて殺せた後やっと鏡は「お后様」と答えてくれましたが王子が新しく白雪姫と結婚すると連れてくると鏡は「この国で一番美しいのは誰?」の質問に今度は、「お后さま、あなたはここで一番美しい。しかし若い妃ははるかにもっと美しい。」と答えます。

実は最後まで一度も鏡は「お后様は美しい」という事を否定はしませんし、最後明確に白雪姫の方が美しいといった訳ではなく「若い妃」の方が美しいと述べています。そして最後に突然登場してきます「真っ赤に焼けた鉄の靴で踊って死ぬ」と言う話。

これらの事から推察するに、鏡に問いかけるという事は言ってしまうと自問自答することで、お后様は自らの嫉妬心で国一番の美しさを失って、最後は嫉妬を象徴するような「真っ赤に焼けた鉄の靴」で踊り死ぬ、つまり嫉妬に囚われた故に死んでしまったと考えられます。

誰にでも人に嫉妬することはあると思いますが、そうした嫉妬心を持つことで見た目が如何に美しくとも「美人」ではなくなり、最後はその嫉妬によって死ぬことになる。だから人に嫉妬なんてするものではない。

白雪姫と言うグリム童話は恐らくこれこそが最も子供に学んで欲しいこととして、グリム兄弟がグリム童話とする以前から民話として語り継がれてきたのでしょう。


有名なグリム童話とそれにまつわる名言5ついかがだったでしょうか?

実はグリム童話もともと学術的な民話の編纂集でありましたので、そもそもあんまり子供向けではないものでしたから、そこに込められた学んで欲しいことは大人がうまく解説したり組み替えたりしないと伝わらないところもあるのですが、それを踏まえて考えてみると確かにすばらしいものだと御理解いただけるでしょう。

こうして童話とは中々奥が深いものですので今回の記事でもし興味が持てましたならそうした「何を教えてくれる童話なのか?」と言う視点を持って童話を見直してみると大人でもとても楽しめますので是非読みかえしてみて下さい。

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