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【日本の有名なことわざ】一覧(意味つき)|よく使うものとは?!

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日本には、古くから言い伝えられてきた「ことわざ」が多くあります。短い言葉で知恵を教え、真理を伝えてくれます。「ことわざ」をヒントに自分自身と向き合い、今の自分の状況を「ことわざ」から学ぶことができるでしょう。よく使われる日本の有名な「ことわざ」をご紹介します。

日本の有名なことわざ一覧

日本で有名な「ことわざ」から、様々な気付きを得ましょう。

案ずるより産むが易し

新しく何かを始めるときには、いろいろと考えて心配になるけれど、実際にやってみると案外たやすくできるという意味です。心配し過ぎて不安になるのではなく、とりあえずやってみる!の精神で前に進めば意外と上手くいくので、まずは行動してみましょう。

急がば回れ

急いでいるときは危険な近道よりも、遠くても安全確実な方法が早く目的を達成することができるという意味です。結果、遠回りした方が上手く事が運んで効率が良いこともあります。

石の上にも三年

どんなに辛いことでも、3年間辛抱すれば何等かの変化があって好転し、報われるという意味です。途中で逃げ出したくなったときでも我慢強く耐え忍ぶことで、成功することがあるということなので、それを信じて前を向いて進んでいきましょう。

井の中の蛙大海を知らず

自分の経験や知識の範囲内でしか物事を考えられずに、他に広い世界があることを知らないということの意味です。狭い知識にとらわれて正しい判断ができないこともあります。

雨降って地固まる

トラブルなどの悪いことが起こったあとは、かえって基盤がしっかりとして良い状態になることという意味です。悪いことが起きたおかげで、安定し良い方向へ向かっていくこともあるでしょう。喧嘩して言いたいことを言い合うことで、絆が深まることがあります。

かわいい子には旅をさせよ

大切でかわいい子だからこそ手元に置いて甘やかすのではなく、旅をさせて厳しい経験を積ませることが良いという意味です。トラブルや困難なことがあっても、自分で乗り越える力をつけることで人生に役立つことができます。辛い経験が大きく成長させてくれます。

口は災いの元

不用意な発言が思いがけない災難を招いてしまうことがあるという意味です。うっかりと発言したことで、大きな問題やトラブルになってしまうことがあります。言葉ひとつで良くない結果を招くことがあるので、言葉選びは慎重にしましょう。

転ばぬ先の杖

前もってしっかりと準備をしていることで、失敗することがないという意味です。未来のリスクやトラブルなどを事前に予測して、十分な準備を備えておくことで役立つことがあります。

三人寄れば文殊の知恵

一人で考えるよりも、三人集まってアイデアを出し合うことで素晴らしい知恵が生まれるという意味です。文殊とは、知恵をつかさどる菩薩の名前です。みんなで協力し合うことで良い案が生まれるでしょう。

好きこそ物の上手なれ

好きなことをすることで、自然と夢中になるので上達が早いという意味です。好きなことはやる気が湧き上がってくるので、楽しみながら行動していくことができるでしょう。無理して嫌だと思ってやるのではなく、好きなことに取り組んでいくことで自然と上達します。

備えあれば憂いなし

いざというときのために、前もって準備をしておくことで事が起こっても心配無用であるという意味です。準備しておくことで心配することはなく、万一のことが起きても対応することができるでしょう。

棚から牡丹餅(ぼたもち)

棚からぼたもちが落ちて棚の下に眠っている人の口の中に入る様子から、特に苦労をすることなく思いがけない幸運に出会うことという意味です。予想をしていなかったことで、苦労なく手にしたことだから余計にラッキーだと感じるでしょう。

月とスッポン

月もスッポンも同じように丸いですが、比較にならないほどの違いがあるという意味です。また、釣り合いがとれていないことの意味でもあります。二つを比較したときに、圧倒的に違いがあるということです。

出る杭は打たれる

才能を発揮する人は、人から妬まれ非難されることがあるという意味です。一人目立つことで妬みや恨みを買いやすくなり、叩かれてしまい足を引っ張られます。松下幸之助さんの名言には「出る杭は打たれるが 出すぎた杭は打たれない。」というものがあります。どんなことも突き抜けてしまえば反対する人もいなくなるという意味です。

猫に小判

猫に小判を与えても、小判の価値を知らないので何の意味もないという意味です。大切なものを持っていても、価値が分からない人には役立つことはないでしょう。

百聞は一見に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)

人から何度も聞くより、一度実際に自分の目で見るほうが瞬時に理解することができるという意味です。情報を知るより、実際体験した方が早かったりします。知識より経験の大切さを教えてくれるでしょう。

まとめ

よく使われる「ことわざ」をご紹介しました。短い言葉に「なるほど!」ということが凝縮されています。日常で「ことわざ」から気付きを得て役立てていくと良いでしょう。




ABOUT ME
Written by 天愛来(ティアラ)
23年以上の経験と知識を活かし『カウンセリング&セミナー講師』にて活動中。風水・ヌメロロジー・心理学・ヒプノセラピー・霊気など資格取得。スピリチュアル分野である西洋占星術・アロマテラピー・カラーセラピー・フラワーエッセンス・クリスタルヒーリングで心豊かになれるようにさまざまなアプローチを通して気付き&癒し、知識を提供。

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