頑張って貯金しているつもりなのに、お金がなかなか貯まらない……と悩んでいませんか? もしかすると、自分では無意識のうちに使っている「アレ」のせいで、お金が出て行ってしまっているのかもしれませんよ!
ここでは、あなたがどういうときにお金を使ってしまいやすいのか、金銭感覚を診断します。自分がお金を使いやすい原因を探って、気持ち新たに節約・貯金に励んでくださいね!
想像してください。
あなたは気の置けない仲間たちとバーベキューをしています。
あなたが選んだ係は次のうちどれ?
直感で選んでみてくださいね。
- A:お肉を焼く係
- B:食材を切る係
- C:味見係
- D:テントを張る係
A:お肉を焼く係
お肉は「贅沢」「見栄」などの象徴。
無意識にお肉を選んだあなたは、ここぞというときにドンとお金を使ってしまうタイプ。
投資や賭けなどにお金を使ったり、見栄でブランド品ばかり買ったり人に奢ったりしやすいかもしれませんね。
本当に必要かどうかはともかく、人から認められるためについ浪費してしまいがち。
ボーナスが入ったときには、ドンと使って残っていないということもあるのではないでしょうか。
ある程度身なりや投資などにお金を使うのは、もちろん必要なことです。
だけど、必要以上に使いすぎて生活費が圧迫されるようになれば意味がありません。
大きな買い物や投資をするときは、一度自分自身に「それは本当に必要か?」と問いかける癖を持ちましょう。
そして、どうしても必要な場合は、それを買うためのお金を生活費とは別に貯金することをオススメします。
そうすることで、生活費を圧迫することなく、欲しいものを手に入れられますよ!
B:食材を切る係
これを選んだあなたは、日々コツコツと節約できている人。
地味な作業を嫌がらず引き受けられるあなたは、月々いくらと決めて真面目に貯蓄できているのではないでしょうか。
それにも関わらずお金が貯まらないなら、細かいお金にばかり意識を向けて、大きな固定費に目が向けられていないのかもしれません。
日々の節約は上手なのに、月々の固定費は「仕方がないもの」ととらえていませんか?
家賃や共益費、駐車場、保険などなど、月々に必ず出ていく固定費を見直してみると、案外節約できる部分が見つかることもあります。
家賃の安いところに引っ越す、保険を見直す、その他なんとなく当たり前だと思って支払い続けているものがあるなら、この機会に一度しっかりとチェックすることが大事!
また、収入と固定費が見合っていない可能性もあります。
この際、副業などで収入アップを目指してみるのも一つの方法ですよ。
C:味見係
味見係は、役割としては最もラクで楽しいものですよね。
これを選んだあなたは、自分へのご褒美や楽しいこと、交際費などにお金を使いすぎる傾向があります。
その場その場での楽しみや癒やしに気軽にお金を使ってしまうため、貯蓄に回すお金がない、もしかしたら貯蓄さえ崩してしまうことにあまり抵抗がないという状態かもしれません。
これだけ頑張ったから自分にご褒美をあげよう、あまりお金がないけど友だちに誘われたから遊びに行こう、1日ぐらい好きに使ってもいいよね……というように、一時的な快楽の誘惑に抵抗できません。
気がつけば、遊びすぎて生活費が足りない、食費や光熱費を削ってお金を作らなければ……なんてことに。
そんなあなたがお金を貯めるには、収入を先に貯蓄に回す、そして月々に使える娯楽費を厳密に決めて守ることが大事。
貯蓄に回して残ったお金だけで何としても生活しなければならないという状況に自分を追い込むと、いやでもお金が貯まります!
D:テントを張る係
テントは土台や基盤を象徴しています。
これを選んだあなたは、収入が多めなのではないでしょうか。
入ってくるお金が多いため、全体的に財布の紐はゆるめ!
今日はいつもよりちょっと良い食材を買ってみよう、新しいケーキ屋さんができたから買ってみよう、そんな気軽な思いつきでパッとお金を使ってしまいがちです。
また、家賃や光熱費、ローンなどの固定費も高めになっているかもしれませんね。
せっかくきちんとした収入があるのに、ちょっとした浪費や高い固定費の積み重ねによって、お金が貯まりにくくなっているようです。
あなたの場合、お金を貯めるためには徹底した節約が必要。
出て行くお金に敏感になり、お金を使うときに「それは本当に今必要か」「他に安いものはないか」と考えるよう心がけると良いでしょう。
それだけで、出て行くお金を減らし、生活に余裕を持てるようになるはずですよ!
まとめ
そもそも、「お金が貯まらない」の基準は人それぞれ。
何年も貯金が同じ金額だという人もいれば、年間120万円の貯蓄目標に届かない!という人もいるでしょう。
節約や貯金を頑張る前に、まずは生活状況や収入に合わせて、自分なりの貯蓄年間目標を具体的に決めておくのがオススメです。