スピリチュアル

降霊会(交霊会)とは?いったいどのようなスピリチュアルの交信か?

交霊会
交霊会(あるいは降霊会)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?よく海外の小説や映画などに登場し、霊媒者が死者の霊と交信することを目的として集まる会です。

なんとなく恐ろしいことのような気もしますが、霊媒者と交信する死者の霊にも様々なものがあり、かつて存命していた有名人の霊であることもあるのです。

では「交霊会」とはどのようなものなのか、あるいはどのような交信が行われるのでしょうか?

「交霊会」とは?

「交霊会」あるいは「降霊会」とは、かつてヨーロッパやアメリカでよく行われていたオカルト的な集いのことです。

通常は6から8名程度が真っ暗にされた部屋に集まり、テーブルを囲んで座ります。

そこで霊媒者が死者の霊を呼び出して交信し、死者が伝えたいことなどを聞き出して、霊媒者が交霊会の参加者に伝えるのです。

交霊会は、もともとは1840年代にアメリカで始められ、10年後にはヨーロッパに伝わり、金持ちの世界で人気となったのでした。

なんとアメリカの『ホワイト・ハウス』では、かつて大統領をはじめとするあらゆる政治家や著名人を集めて交霊会を頻繁に行っていました。

その理由は、戦争や事故などで愛する家族を失った悲しみを癒すために霊媒者に頼んで、死者との交信を試みていたのです。

1853年には、アメリカのマサチューセッツ州で大きな列車事故があり、その当時のアメリカ大統領であったフランクリン・ピアース氏は11才の息子をその事故で亡くし、それより以前にもふたりの幼児も失っていたのです。

その頃、マギー&ケイティ・フォックスという少女たちが強い霊感を持ち、霊と交信することができると評判でした。

そこでピアース氏はマギーとケイティを『ホワイト・ハウス』に招待し、ふたりにピアース氏の亡くなった子供達の霊と交信をさせ、それによってピアース夫妻は、自分たちの子供の霊と交流することができたのでした。

「シルバー・バーチ」の霊

スピリチュアルなことに興味のある人なら一度は「シルバー・バーチ」という名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?

シルバー・バーチは、本来はカバノキ属の「シラカンバ」という樹木のことなのです。

1920年にイギリス人青年のモーリス・バーバネルが霊媒となり、交信した霊の名前がシルバー・バーチなのです。

モーリスは、1920年頃に交霊会に参加し、知らぬうちに眠りこけてしまっていたのですが、その間にアメリカ・インディアンの霊が彼に語りかけていたのです。

その霊がシルバー・バーチだったのです。

以後60年に渡り、彼はシルバー・バーチと交信を続け、自分で交霊会を開催していました。

シルバー・バーチはアメリカ・インディアンの身体を借りてはいるけれども、自分はアメリカ・インディアンではなく、アメリカ・インディアンの身体を媒体としているだけだと伝えています。

シルバー・バーチからのメッセージをトランス状態で受け取ったモーリスは、それを「霊訓」としてその内容を記しています。

その霊訓では、シルバー・バーチは人間に、スピリチュアルとは何かを知ってもらい、認識してもらうことで、充実した人生を送ってもらいたいと願い、いろいろなメッセージを伝えたとされています。

「コナン・ドイル」の霊

交霊会
『名探偵シャーロック・ホームズ』の著者である「コナン・ドイル」も霊的な世界の研究者として知られています。

もともとは眼科医であり、スピリチュアル的なことには懐疑的であった彼ですが、戦争で多くの人が亡くなり、亡くなった親族らの魂や霊について考えるうち、交霊会にも参加するようになりました。

そして彼は人生の後半を、世界中を駆け巡って霊的な知識の普及に費やしたのです。

彼の死後は、時折霊媒師のもとに霊として、コナン・ドイル自身がメッセージを伝えに出てくるとも言われています。

実は私がハワイ在住時、アーサー・パチェコ氏という霊媒師に会う機会がありました。

しばらく雑談をしたのちに、急に静かになりトランス状態に入った彼は、先ほどまでとまったく違う声で、しかもイギリス英語のアクセントで話し始めたのです。

私に対してのメッセージを告げ始めたのですが、気になって途中で「すみません、あなたはどなたですか?」と聞いてみたところ「作家のコナン・ドイルです」と言われ、驚きました。

面白かったのは、最後に「あなたのセッション料金は$150ではなく$50にしろとこの男に伝えます」というと彼の声は止み、トランス状態から戻ったパチェコ氏は笑いながら「$50にねぎられたなあ」と言いました。

いつもコナン・ドイルの霊が降りてくるのかどうか聞いたところ、たまには降りてくるけれどめったにないと聞かされ、さらに驚きでしたが、大変興味深かったです。

日本の「イタコ」

交霊会
日本の青森県むつ市にある活火山の「恐山」にある恐山菩提寺は、日本三大霊場のひとつです。

恐山は死者が集まる山とされており、7月の恐山大祭りのときには、霊媒者である「イタコ」の口寄せも行われます。

イタコとは本来は巫女であり、お祓いや魔除け、おまじないなども行いますが、イタコ自身に霊を憑依させて、霊と交信することも可能です。

また日本人の霊だけでなく、あらゆる人種、動物の霊とも交信することができるのです。

イタコは単なる霊能者ではなく、神様からのメッセージを届ける巫女であったのが最初です。

かつてイタコは恐山だけでなく、東北地方に多く存在していました。

イタコになるためには厳しい修行が必要なため、現在では新たにイタコになろうという人はほぼいないようです。

イタコと似ているのが沖縄に存在する「ユタ」と呼ばれる霊能者で、霊と交信しながらアドバイスを与えるという仕事に携わっています。

「こっくりさん」

交霊会
子供のころに「こっくりさん」という遊びをしたことはないでしょうか?

紙に50音や「はい」「いいえ」などと書き、その上に硬貨をのせて指を軽く置き、「こっくりさん、こっくりさん、おいでください」と呼びかけたあとに何か質問すると、その硬貨が動きだして、文字をなぞりながら答えてくれるというものです。

こっくりさんとは漢字で書くと「狐狗狸」となり、狐や狸の霊を呼び出して行う、一種の交霊術なのです。

もともとは西洋に伝わる「ターング・テーブル」と呼ばれる、数人でテーブルを囲んで手を乗せて行う占いの一種が変化したものだとされています。

手が勝手に動くため心霊現象だと考えられており、やりすぎると危険だという話もありました。

現在では、科学的に意識に関係なく身体が動く現象であるオートマティスムの一種であるとか、潜在意識が反映されて動いているなどの説が出ています。

科学的に説明がつくのかもしれませんが、答えに不思議なものが出てくると、やはり「霊」の力を考えてしまいますね。

まとめ

昔から行われてきた交霊会は、霊媒者が霊と交信をするというものですが、それによって人々は癒しを得ていたと言われています。また形は違えども、日本にもこの交霊会と類似するような、霊との交信をするという文化が残っています。

ABOUT ME
Written by 伊庭野れい子
【スピリチュアル・カウンセラー、風水師】 ハワイで20年間、撮影コーディネーターやライターをしながら透視能力を開花させる。 現在は大阪にてライター&翻訳業及び、自身のスピリチュアル本等の出版とチャネリング中心のスピリチュアル&風水カウンセラーとしても活躍中。 https://tarotreiko.amebaownd.com/

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ある程度の長さの平仮名や漢字が含まれないコメントは受付けておりません。(スパム対策)