世界四大ランのひとつとも言われている「デンドロビウム」は、鉢植えや切り花としても人気が高く、よく贈り物にも用いられています。
洋ランの仲間である「デンドロビウム」は、熱帯地方が原産で、ハワイなどでもフラワー・レイによく用いられる花のひとつでもあります。
香りこそないものの、その華やかで美しい「デンドロビウム」のお花が持つ、スピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
目次
【デンドロビウム】にまつわるスピリチュアルなお話
ギリシャ神話の伝説
とてもゴージャスな「デンドロビウム」の学名である「デンドロビウム・アフロディテ」の『アフロディテ』は、ギリシャ神話に登場する女神の名前で、ローマ神話におけるビーナスにあたります。
ビーナスのような美しさから、官能的であると考えられ、女性が男性を誘惑して虜にしてしまうような花と考えられてきました。
またギリシャ神話において、一般的にランは、妖精と下半身獣の息子であるオルキスという、女たらしの神の化身であると考えられています。
オルキスはあまりにも女癖が悪いため、神々の怒りを買い、殺されてバラバラにされてしまいます。そしてそのひとつひとつが美しいラン(オーキッド)の花になったとされているのです。
このことから、「デンドロビウム」も、美しさとともに官能的な象徴とされてきました。
【デンドロビウム】が誕生花の日
【デンドロビウム】の誕生花です。
- 1月6日
- 1月16日
- 1月17日
- 3月2日
- 4月27日
- 6月30日
- 11月13日
- 11月25日
- 12月11日
- 12月12日
- 12月13日
白色の「花」の誕生花
- 11月13日
- 12月11
【デンドロビウム】を使って運気をアップする方
ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)
著者ご本人に解説してもらいます。
(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。
風水で運気UP
「デンドロビウム」は華やかなエネルギーを放っているため、運気をアップさせる力を持っています。
たとえば寝室に飾っておけば、寝ている間にも運気を改善、アップしてくれることでしょう。
またどのお部屋であっても、エネルギーがよどんでいる、なんとなく暗いなどと感じる場所に「デンドロビウム」を飾ることで、その場のエネルギーを改善し、運気をアップしてくれます。
もし最近元気がないのであれば、きれいな「デンドロビウム」のお花の写真を、スマホの待ち受け画面にして、一日に何度もそれを眺めることで、運気の改善を図ることもできるでしょう。
花言葉【デンドロビウム】の意味
「デンドロビウム」という名前は、ギリシャ語の「dendron(樹)」と「bios(着生)」から来た名前です。
「デンドロビウム」は、土壌に根をおろさず、ほかの木の上や岩盤などに根を張る着生生物です。
湿った空気から水分を吸収し、空気中の有害な毒素であるキシレンやトルエンを除去する力があることでも知られています。
また「デンドロビウム」は、世界中でも結婚式やパーティ、コサージュなどによく用いられています。
「デンドロビウム」には、ピンク、白、紫、黄、赤などがあります。
「デンドロビウム」の主な花言葉は
- わがままな美人
- 天性の華を持つ
- 思いやり
「デンドロビウム」の主な花言葉のうち『わがままな美人』と『天性の華を持つ』は、「デンドロビウム」が圧倒的な美しさと華やかな色をしていることから用いられた花言葉です。
また「思いやり」は可憐な女性らしいやさしさを感じるところから付けられた花言葉でしょう。
女性にプレゼントをするときは、自分が意図する花言葉を添えて贈らないと、誤解されることもあるので気をつけましょう。
ピンク色の「デンドロビウム」の花言葉
- 官能
- 誘惑
これは「デンドロビウム」が着生植物であるところから、ピンク色が大人の女性をイメージさせるとともに、男性を誘惑して虜にする女性のようであることから、付けられた花言葉です。
白色の「デンドロビウム」の花言葉
- 純粋な愛
- 誘惑に負けない
清楚な白のイメージから付けられた花言葉です。けがれのない美しい女性を表しているので、恋人にプレゼントするときには、添えたい花言葉ですね。
紫色の「デンドロビウム」の花言葉
- 愛と美
- 喜び
- 欲望
- 官能
紫色の「デンドロビウム」は、落ち着いた上品さを持ってはいるものの、どこかそそるような美しさを感じるところから付けられた花言葉です。
黄色の「デンドロビウム」の花言葉
- 友情
元気で温かいイメージの黄色から付けられたこの花言葉は、お友達に「デンドロビウム」をプレゼントしたいなら、おすすめの色です。
赤色の「デンドロビウム」の花言葉
- 情熱と欲望
- 強烈な愛の願望
赤という情熱を象徴する色から付けられた花言葉です。赤という色だけでも情熱を感じますが、「デンドロビウム」のゴージャスさが、さらにその情熱を大きく演出しているようですね。
赤いバラの代わりに、恋人にプレゼントしてみるのもよいのではないでしょうか?
花言葉【デンドロビウム】の基本情報
科 属 | ラン科 デンドロビウム属 |
原産地 | 熱帯アジア、ネパール、日本、ニュージーランド、オセアニア |
品種 | 約1600種 |
開花時期 | 2月~10月 |
英語和名 | ・Dendrobium (デンドロビウム)・デンドロビウム |
まとめ
「デンドロビウム」は、世界四大ランのひとつと言われるほど人気のお花です。
香りこそないものの、そのゴージャスさから、花言葉には男性を誘惑して虜にするような意味のものや、友情を表すものなどもあり、プレゼントをする相手にあった花言葉を選んで添える必要があります。