では、花期が非常に長く、日本では「延命菊」という呼び名もある「デイジー」には、スピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
科・属: キク科 ヒナギク属
原産地:ヨーロッパ及び地中海沿岸
品種:大きく分けると2種、それから品種改良で多数あり
開花時期: 2月〜5月
英語名:Daisy(デイジー)
和名:デイジー、雛菊、延命菊、長命菊
目次
花言葉【デイジー】の意味
「デイジー」には希望、美人という花言葉が付けられています。
「デイジー」の語源が「デイズ・アイ(日の目)」であるように、太陽があれば花は開きます。
曇っていても夜になっても閉じてしまう性質をもちますが、光が差し込みさえすれば、希望が持てるということから、『希望』という花言葉が付けられています。
また「デイジー」は、ラテン語では「ぺリス」と呼ばれています。これは、美しいを意味する「ベリエス」が語源となっており、ここから『美人』という花言葉が選ばれました。
「デイジー」は、種類が一重咲や八重咲など幅広く、色も白、赤、青、黄色、紫などがあります。
それぞれの色の花言葉は、下記の通りです。
白色の「デイジー」の花言葉
無邪気
白色の「デイジー」は、見たままの少女のような愛らしさを表す花言葉が付けられています。
ただし、贈り物にするときに「無邪気」という言葉を添えてしまうと、誤解されるかもしれないので、「素直なあなたへ」や「あなたらしい美しさ」など、言葉を添えて贈るとよいでしょう。
ピンク色の「デイジー」の花言葉
希望・ひかえめ
ピンク色は、心を温かくし、やさしさを感じさせてくれます。
そんな印象から付けられたのが、ピンク色の「デイジー」の花言葉です。
赤色の「デイジー」の花言葉
無意識
赤色の「デイジー」の花言葉が、「無意識」と言われると、使いにくい花言葉のように感じてしまいます。
赤色は情熱の色ですので、「無意識のうちにあなたが気になる」などと、アレンジした言葉を添えてプレゼントしてみましょう。
黄色の「デイジー」の花言葉
ありのまま
黄色の「デイジー」は輝く太陽のような美しさがあります。
「ありのまま」のあなたでいて欲しいと思うときなどに、黄色の「デイジー」を贈ってみましょう。
青色の「デイジー」の花言葉
幸福・恵まれている
青色の「デイジー」は独特の色合いをしており、この花の学名「Felicia amelloides」の「felix」が「恵まれている」という意味からつけられた花言葉です。
「あなたと一緒にいると幸せ」や「あなたに出会えて恵まれています」などの言葉を添えて、プレゼントしてみましょう。
紫色の「デイジー」の花言葉
元気・変わらぬ愛
紫色の「デイジー」は、健康をお祝いするときや、純粋な愛情を表したいときにプレゼントしたい花の色です。
【デイジー】にまつわるスピリチュアルなお話
ギリシャ神話に「デイジー」の伝説が書かれています。
木の妖精であるベリデスは、恋人と森の中で楽しそうに踊っていました。
そこを通りかかった花の神のベルタムナスは、ベリデスに一目ぼれをしてしまい、求愛します。
しかし、恋人がいるベリデスは無視しようとしたのですが、しつこく迫るベルタムナスに困り果ててしまいます。
ベリデスが、この窮地から解放されるように神に祈り続けたところ、ベリデスを不憫に思った神がベリデスを「デイジー」に変えてしまったのでした。
一方、「デイジー」にはヨーロッパでは、いくつかの魔法の作用が伝えられており、「デイジー」を身に着けることで、愛を引き寄せるパワーがあるということも信じられていました。
また、枕の下に「デイジー」を忍ばせて寝ると、去って行った恋人が戻るとも言われています。
【デイジー】が誕生花の日
「デイジー」は、1月4日、2月15日、3月6日の誕生花です。
また花の色による誕生花は下記の通りです。
- 白色の「デイジー」:1月4日
- 赤色の「デイジー」:3月17日
- 紫色の「デイジー」:1月27日
【デイジー】を使って運気をアップする方
「デイジー」は昔から薬草として、ヨーロッパなどでは広く利用されていました。去痰作用やリューマチ、傷の治療に用いられていたのです。
一方、いろいろな色の「デイジー」を取り混ぜてブーケを作り、リビングの中央に飾ると、ウキウキするような元気のエネルギーがもらえます。
黄色い「デイジー」なら、まとめて奇数本を西側に植えたり、あるいはバグアチャート風水の金運のコーナーである、部屋の入口を入って左奥に飾ることで、金運をアップすることができます。
赤い「デイジー」は、勝負運を高めてくれるので、受験勉強をするときに机の隅に飾っておくとよいでしょう。
まとめ
「デイジー」は太陽の光線を象徴するような形をし、人々に希望や喜びを与えてくれる花言葉を持っています。プレゼントするときには、それぞれの花言葉をストレートに添えるのではなく、あなた自身の言葉も加えて渡すようにしましょう。