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花言葉【彼岸花】風水で運気アップ*誕生花とスピリチュアルな伝説

お彼岸の頃に、道端や土手などで真っ赤な花を咲かせる「彼岸花」は、梵語で赤い花を示す「曼殊沙華(まんじゅしゃげ)」という別名を持っています。

「彼岸花」は、昔から「不吉な花」と考えられていたり、花全体に毒があることで、あまりよいイメージを持つ話が一般的には残されていません。

花言葉,彼岸花
しかし実際には、「彼岸花」の花言葉はネガティブな意味のものだけではないのです。では、「彼岸花」のスピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?

【彼岸花】の基本情報

科・属: ヒガンバナ科 ヒガンバナ属

原産地:日本、中国

品種:園芸品種を含む30種類以上

開花時期: 9月〜11月

英語名: Red Spider Lily(レッドスパイダーリリー)、cluster‐amaryllis (クラスター・アマリリス)

和名:彼岸花、曼殊沙華(まんじゅしゃげ)、キツネノカミソリ

花言葉【彼岸花】の意味

「彼岸花」は、日本では「死人花」や「幽霊花」などという、不吉な呼び方が存在しています。

しかし、その花言葉には、『悲しい思い出』というもののほかに、『情熱』、『独立』、『再会』などが存在しています。

また「彼岸花」は一般的には赤が主流ですが、実は白色、黄色、オレンジ色、ピンク色のものも存在しています。

ただ、オレンジ色とピンク色の「彼岸花」は、品種改良で作られた花のため、花言葉は存在していません。

また、「彼岸花」によく似た種類の花、「リコリス」「ネリネ」「ダイヤモンドリリー」は、彼岸花科のお花ではありますが、正確には通常よく見かける「彼岸花」とは種類が違います。

青い「彼岸花」と勘違いされている花に「アガパンサス」がありますが、本来の「彼岸花」には青色はありません。

一方、「彼岸花」には怖い花言葉があるように思われていますが、おそらく主に墓場などに咲いていることが多く、毒を持っている花であることから、怖いという印象を生んでいるのでしょう。実際の花言葉には恐れるようなものはありません。

赤色、黄色、白色の「彼岸花」に関する花言葉は下記の通りです。

赤色の「彼岸花」の花言葉

情熱・あきらめ・再会・悲しい思い出・思うのはあなたひとり

赤色の「彼岸花」は、サンスクリット語では「曼殊沙華」で、天界に咲く花を意味しています。

したがって、天に向かって真っ赤に咲くその姿が、天国にいる人を想って一生懸命咲いているように見えることから、『情熱』、『思うのはあなたひとり』などの花言葉が付けられています。

また、墓場などでよく見かけるために、『あきらめ』、『悲しい思い出』などの花言葉が付けられています。

白色の「彼岸花」の花言葉

また会う日まで・思うのはあなたひとり

白色の「彼岸花」は、非常に珍しく、「彼岸花」とショウキズイセンが自然交配してできたものだと言われています。

赤色の「彼岸花」とは違い、清楚な見かけと、赤い「彼岸花」が群がり咲く中に、ひっそりと咲きつつ愛する人を待っているような、そんな姿に想えることから付いた花言葉です。

また、「彼岸花」は花と葉が一緒には出ないことから、花と葉がいつかまた会う日まで、という意味で『また会う日まで』という花言葉も付けられています。

黄色の「彼岸花」の花言葉

陽気・元気な心・追想・深い思いやりの心

黄色の「彼岸花」には、前向きな花言葉が付けられています。過去に対する思いをはせつつも、前向きに生きようとする明るさを持った花であることから、付けられた花言葉です。

「彼岸花」は、人によってはあまりよくないイメージが強い人もいるので、あまりギフトにはおすすめできません。

お墓のお供えなどに使う程度が無難かと思います。

【彼岸花】にまつわるスピリチュアルなお話

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「彼岸花」は、全国に千以上もの色々な呼び方が存在しています。「地獄花」「幽霊花」「毒花」などの怖いもののほうが多く存在しているのも事実です。

そのうちのひとつに「狐の松明」「狐花」という呼び名があります。これは「彼岸花」を家に持ち帰ると火事になるという言われから付けられた名前です。

「彼岸花」が燃えるように赤く、火を連想させることから「彼岸花」を持ち帰ってしまうと、火事になると言い伝えられてきたのです。

また、「彼岸花」を摘むと死者が出るという言い伝えもあります。

「彼岸花」には毒があるので、お墓の付近に「彼岸花」を植えておくことで、モグラやネズミなどの小動物が、埋めた死体を食い荒らすことを防ぐようにしていました。

しかし、もし小動物を殺傷する働きのある「彼岸花」を摘んでしまったら、モグラやネズミが死体を食い荒らし、墓を掘り起こしてしまうので、墓から「死者が出る」と言われていたのです。

【彼岸花】が誕生花の日

「彼岸花」は、9月13日、20日、23日、11月15日の誕生花です。

「彼岸花」に色別の誕生花はありません。

【彼岸花】を使って運気をアップする方

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「彼岸花」の別名「曼殊沙華」は、実は仏典に由来する名前であり、おめでたいことが起こる前に、天から舞い落ちてくるよいことの前兆だと考えられています。

また、白い「彼岸花」を見ると、悪業を払ってくれるとされています。

残念ながら風水においては、庭や家の中に「彼岸花」を持ちこむことは、成仏していない霊を招き寄せると考えられ、決してやってはいけないことになっています。

したがって「彼岸花」を道端で見かけたら、持ち帰らずに写真に撮りましょう。

写真に撮った「彼岸花」をしばらく眺め、そのあとで真っ赤に天に向かって咲き誇る「彼岸花」を頭に想い描きながら瞑想をすると、「彼岸花」のパワーを受けて宇宙と繋がりやすくなります。

そして、今あなたにとって必要で大切なメッセージが宇宙から届けられることでしょう。

まとめ

「彼岸花」は花、茎、根などの全体に毒があるため、子供などが誤って口に入れないように、忌み嫌うような呼び方が多くつけられているそうです。しかし、花言葉の中には「陽気」や「元気な心」などという、ポジティブなものも含まれているのです。

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ABOUT ME
Written by 伊庭野れい子
【スピリチュアル・カウンセラー、風水師】 ハワイで20年間、撮影コーディネーターやライターをしながら透視能力を開花させる。 現在は大阪にてライター&翻訳業及び、自身のスピリチュアル本等の出版とチャネリング中心のスピリチュアル&風水カウンセラーとしても活躍中。 https://tarotreiko.amebaownd.com/

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