
昔から日本の文化に深く根づき、万葉集や源氏物語にも登場している「ヤマブキ」は、春になると美しい黄金色のような花で、野山を埋め尽くします。
「ヤマブキ」は北海道から九州まで、日本全国に分布し、その花は一重咲きのものや八重咲のものが存在しています。
切り傷には乾燥した花を用いたりと、薬効もある「ヤマブキ」が持つ、スピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
目次
【ヤマブキ】にまつわるスピリチュアルなお話
「ヤマブキ」に関する太田道灌の伝説
室町時代の武将であり、江戸城を築いたことでも知られている太田道灌が、鷹狩に出かけたとき、途中でにわか雨にあいます。
そこで一軒の家を訪ねて、雨具を貸して欲しいと頼んだところ、応対した娘は無言で「ヤマブキ」の枝を差し出しただけだったのです。
意味がわからなかった太田道灌は、ただただ怒りながら帰路についたのでした。
屋敷に戻った太田道灌は、この出来事を家来に話すと、それは『後拾遺和歌集』にある歌に託したものであろうと教えたのでした。
それは「七重八重 花は咲けども 山吹の みのひとつだに なきぞ悲しき」という、万葉集にある兼明親王の歌だったのです。
つまり「雨具も貸せないほど、うちは貧しいのです」という意味で、古歌を知らず娘の意図がわからなかった太田道灌は、自分の無知を恥じ、その後熱心に学んで歌道に大家として知られるようになったのです。
「ヤマブキ」にまつわる奈良の伝説
昔、奈良に住んでいた男性が、京都に住む女性に恋をしました。
ところが男性の両親がその女性との結婚を許さなかったので、ふたりは別れるしかありませんでした。
そこでふたりは最後に会ったときに、一枚の鏡を手にしながらお互いの顔をそこに映しあったのです。
そして「もしまた再会できたなら、この鏡をふたりで取り出しましょう」と誓って、その鏡を垣根の下に埋めたのです。
そしてのちに、その場所から「ヤマブキ」が咲いたのでした。
「ヤマブキ」にまつわる逸話
日本では、昔から「ヤマブキ」はその黄金色から金貨に例えられていました。そこから語り継がれている逸話も残っています、
昔、ある少年が谷底に金貨を落としてしまい、あわててそれを取りに行ったところ、なんと金貨は、黄金色の「ヤマブキ」の花に変わってしまっていたという、有名なお話が残っています。
【ヤマブキ】が誕生花の日
【ヤマブキ】が誕生花です。
- 3月4日
- 3月28日
- 3月29日
- 4月7日
- 4月9日
- 4月25日
- 4月30日
- 5月4日
- 5月16日
- 5月28日
【ヤマブキ】を使って運気をアップする方
ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)
著者ご本人に解説してもらいます。
(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。

風水で運気UP
風水においては、「ヤマブキ」は、やはりその黄金色をしたお花から、金運アップに効果があるとされています。庭の西側に植えておくと、その家の財運をアップさせてくれます。
金運&ビジネス運気UP
「ヤマブキ」をお部屋に飾って金運アップを試みるなら、お部屋の中の西側に当たる場所に「ヤマブキ」の切り花や、写真、絵などを飾っておくとよいでしょう。
健康運気UP
「ヤマブキ」をリビングの中央や、家の中央にあたる部分に飾っておくことで、その場を活気づけるとともに、健康運をアップさせてくれます。
花言葉【ヤマブキ】の意味
「ヤマブキ」は、バラ科の植物で、外国では「日本のバラ」とも呼ばれています。
「ヤマブキ」は、春になると山が黄色い花で埋め尽くされることから『山春黄(やまはるき)』と呼ばれていたのが略された名前であるという説があります。
また「ヤマブキ」の枝がしなやかに風に触れるその様から『山振り(やまぶり)』と呼ばれていたものが転訛したものであるなど、所説あります。
「ヤマブキ」は低木で、根本から細い茎がいくつも株たちし、4月から5月ごろに一重もしくは八重の小ぶりの花を咲かせ、古くから日本では庭などにも植えられていました。
「ヤマブキ」は実を付けないと言われていますが、実は一重のものは実をつけます。しかし日本では八重咲きが主流で、八重咲きの「ヤマブキ」は実をつけません。
「ヤマブキ」の花は漢方薬としても利用され、花や、花を煎じたお茶を傷口に摺りこんだり、また昔から虫刺されの治療にも用いられてきました。
「白ヤマブキ」という花も存在しますが、実はこれは「ヤマブキ」とは別の種類となります。
「ヤマブキ」の主な花言葉は
- 気品
「ヤマブキ」は直径が2センチから3センチ程度の小さいお花を咲かせるので、その控えめな様子や、また「ヤマブキ」の黄色が、日本では気品を表す色とされてきたことから、この花言葉が付けられています。
素敵なお友達のお誕生日に、この花言葉を添えて鉢植えをプレゼントしてみてもよいでしょう。
「ヤマブキ」の花言葉①
- 崇高
こちらの花言葉も、「気品」という花言葉と同様、「ヤマブキ」のお花の色やイメージが崇高さを感じさせることから、付けられています。
「ヤマブキ」の花言葉②
- 金運
昔は「ヤマブキ」の黄色は、小判の黄金色にも等しいと考えられていたので、「ヤマブキ」は金運の色とされてきました。
新しいビジネスを始めた方に、この花言葉を添えて「ヤマブキ」の鉢植えや絵画を贈ってみると喜ばれるでしょう。
花言葉【ヤマブキ】の基本情報
| 科 属 | バラ科 ヤマブキ属 |
| 原産地 | 日本、中国 |
| 品種 | 約4種 |
| 開花時期 | 4月~5月 |
| 英語和名 | ・Japanese Kerria(ジャパニーズ・ケェリア)・ヤマブキ、面影草 |
まとめ
「ヤマブキ」は、古くから日本で愛されてきたお花のひとつです。万葉集でも歌われ、春の季語として使われている「ヤマブキ」は、その美しい黄色から、金運アップの効果があるともされています。またその花言葉には「ヤマブキ」の控えめでかつ美しい色から考えられたものが付けられています。



