世界中には色々な鳥が生息していますが、その中でもいくつかの鳥は、日本国内、あるいは世界でも幸運をもたらす鳥と言われています。
そういう鳥にどこかで偶然出会ったり、あるいは見かけたりするだけで、後日なんらかの幸運が舞い込むというのです。
ではこのように、幸運をもたらしてくれる鳥とは、いったいどのような種類の鳥なのでしょうか?
目次
縁起のよい鳥たち:フクロウ、ツバメ、コウノトリ、ツル
一般的によく縁起のよい鳥と言われている代表が、フクロウ、ツバメ、コウノトリ、ツルなどです。
フクロウ
フクロウは夜目が利くことから、見通しが明るいことの象徴とされ、またフクロウという名前を「不苦労」と当て字で表し、苦労をしないこと…ということから、幸運の象徴、開運、商売繁盛などのシンボルとされています。
ツバメ
ツバメは、家に巣を作られると縁起がよいと言われています。
人の出入りが盛んな家によく巣を作るので、商売繁盛の象徴とされています。
またツバメは年に2回産卵することから、子宝に恵まれるとも言われています。
風水においても、ツバメが家に巣を作ると気の流れがよくなるので、繁栄を象徴するのです。
コウノトリ
コウノトリは、日本でも西洋でも赤ちゃんを運んでくる鳥として知られており、子宝運を授かるとされています。
またコウノトリは一夫一婦制なので、夫婦円満のシンボルとしても親しまれています。
ツル
ツルは、「ツルは万年」と言われるように、寿命が長いので長寿を象徴する鳥です。
またツルも一夫一婦制で、最後まで同じパートナーと添い遂げることから、夫婦円満の象徴とも言われています。
ただし北欧では一部、ツルは縁起が悪い鳥として扱われています。
幸せを運ぶ青い鳥:ルリビタキ、カワセミ
青い鳥は、童話などでよく幸せを運ぶと言われていますが、その青い鳥として一般的に考えられているのが、ルリビタキもしくはカワセミです。
ルリビタキ
瑠璃色をしたスズメくらいの大きさの鳥のルリビタキは、その美しい青い羽根の色に魅せられる人も多く、出会うと幸運に見舞われる鳥とされています。
また出会うと、これから何か新しいことが始まる予兆であったり、自身の成長を遂げるべき時期が来たことを告げているとされています。
カワセミ
ルリビタキとよく似た色をしたカワセミも幸運の象徴とされています。
カワセミは狙った獲物は逃さないという習性もあるため、出会うと目標が達成されたり、願いが叶うとも言われています。
またカワセミは、その美しい色から「飛ぶ宝石」とも呼ばれており、見るだけで人々の心を癒してくれます。
幸せを運ぶ白い鳥:サギ
幸せを運ぶ鳥は、何も青色に限ったことではないようです。
真っ白な羽根を持つサギも、実は幸運を呼ぶ鳥といわれています。
サギにはいくつかの種類がありますが、シロサギはその白色から、神聖な鳥と考えられており、見るだけでも幸運になれると言われてきました。
サギは神秘的であり、神の使いであるとも言われています。
日本でも海外でも、よく神話などに神の使いとして紹介されているのです。
日本では田んぼに飛来することが多いサギのことを、五穀豊穣のシンボルと昔から考えてきました。
サギは比較的どこでもよく目にする鳥ではありますが、見つけたときに大声を出して驚かせたりすると、逆に運気が下がると言われているので注意しましょう。
幸運の象徴と言われる鳥:カササギ
一見カラスにも似たような鳥、カササギは日本では幸運の象徴とされています。
それはカササギの鳴き声が「カチカチカチ」というように聞こえるため、「勝ち」を意味するようで、出会うと勝ち運を得るとされています。
カササギは七夕伝説にも登場し、中国でも結婚、恋愛、子宝などを呼び込む幸運の鳥とされています。
風水では、カササギが飛来する家には幸運がやってくるとされ、障害を排除して仕事や恋愛のチャンスをもたらすとされています。
ところが西洋では、カササギは残念ながら魔女や悪魔が連れている鳥というイメージがあり、カササギを見かけると不幸が起こるとされていますが、なぜかカササギを2羽同時に見ると、よい知らせがやってくるとされています。
恋愛運アップの鳥:フラミンゴ、セキレイ
鳥の中には出会うと恋愛運をアップしてくれるという、うれしい鳥も存在しており、その代表がフラミンゴとセキレイです。
フラミンゴ
フラミンゴはその羽根が美しいピンク色であることや、2羽が向き合っていると首から頭にかけてがハート型に見えるため、恋愛運を引き寄せると言われています。
またフラミンゴはパートナーを大切にする鳥でもあり、そのことからも恋愛運アップの効果がある鳥とされているのです。
フラミンゴのツガイが美しいハート型を作っている写真を見つけたら、スマホの待ち受け画面にして、恋愛運をアップしてみましょう。
セキレイ
セキレイは昔から良い知らせや変化を届ける鳥としても知られていますが、夫婦仲が良い鳥であり、イザナギノミコトとイザナミノミコトに夫婦の交合を教えた鳥としても有名です。
そんなことから、セキレイ、とくにハクセキレイは出会うと恋愛運がアップすると言われているのです。
もしセキレイが2羽で家や自分に向かって飛んできたとしたら、新しい恋愛が始まったり、片思いが両想いになる象徴となります。
またすでにカップルである人たちにとっては、さらに満たされた関係を築けるようになることでしょう。
ツガイではなく1羽だけセキレイを見かけたときは、対人運がアップすると言われているので、上司運や同僚運に恵まれることを期待できそうです。
まとめ
空を自由に飛び回る鳥たち、そんな中でも特に幸せを運んでくれる鳥たちがいます。そんな鳥たちに出会ったら、きっと開運へと導かれることでしょう。なかなか出会えなくても、写真や絵を飾ったりして少しでもラッキーなパワーを鳥たちから授かりましょう。
