
現代で馬は犬や猫ほど身近な生き物ではありませんが、少し昔にさかのぼれば移動するための足であったり、田畑を耕す労働力であったり、むしろ生活になくてはならない生き物でした。
今はスポーツとしての乗馬や、観光資源として接することが多い馬。風のように駆け、力強くたくましいその姿にあこがれる人も多いでしょう。今回は大地を駆ける馬のように、自由に生きる勇気と信頼を取り戻す名言をお届けします。
目次
馬の名言①夏目漱石
馬は自然の中を走り、花は咲き誇り、人は自分という存在と向き合うために文章を書く。それぞれの負った役割は違っても、そうした本質は自分自身の理解や成長には欠かせない事柄であると言えるでしょう。
なにか迷うこと、悩みがあるのなら、得意なことで自分自身とゆっくり向き合ってみると良いかもしれません。
馬の名言②劉廷振
天馬と言えば翼を持って空をも駆ける馬を想像しがちですが、この場合の天馬は天帝=造物主が乗る馬。自由で既存の常識などにとらわれない行動や発想をする人のことを表しています。
思いもかけない発想や行動をする人というのは少し変わった個性の持ち主であることが多いですが、そうした個性の持ち主だからこそ生まれる発想なのでしょうね。変わっていることをデメリットではなく、『個性』と受け入れて伸ばして行くといいでしょう。
馬の名言③墨子
良い馬=才能を持っている人というのは、繊細であったり変わり者であったりで、なにかと苦労をすることも多いかもしれません。しかし大切に育てて行けば持ち合わせた才能を存分に発揮し、長く大きな成果を残せるようになるでしょう。
個性というのは人それぞれ。困難ばかりを見ず、良い部分を見つけて伸ばして行く姿勢を心がけることが、グループや組織の先々のためになって行くでしょう。
馬の名言④菊池寛
生まれ持った能力などは特に優れた部分がなかったとしても、病気やケガなどをしない馬こそが、本当の名馬。それは人も同じで、人と比べて特別目立った才能がないとしても、コンスタントに長く現役で働き続けてくれる人こそ、貴重で信頼のおける人材と言えます。
ありがたい存在ではありますが、無理を重ねて使いつぶしてしまわないよう大事にしてくださいね。
馬の名言⑤『国史補』
古代の戦争において、多くの兵士と軍馬というのは、勝利には必要不可欠。戦を前にそれらをあらかじめ集められる人は、戦争経験が豊かであることを表しています。
現代で言うならどのような事態にも柔軟に対応できる、社会経験に富んだ人。トラブルや思いがけない事態に直面したときにこそ、冷静にものごとを差配してくれる貴重な人材と言えるでしょう。
馬の名言⑥日本のことわざ
知識としてわかっているつもりでも、実際に経験してみると思っていたことと違った、なんてことが良くあります。
馬はとても速く走れますが、その馬に乗って移動するとなると、慣れないうちは筋肉痛やバランスを取る難しさなど、人にも相応の技量が必要であることがわかるでしょう。
会ったことがない人について、うわさ話などで人となりを聞くことがあったとしても、実際に会って話してみたなら、全然聞いていた印象と違ったなんてことも。知識や耳情報だけではなく、まずは自分自身で行動し、経験することで実像を知って行ってくださいね。
馬の名言⑦デール・カーネギー
大切な取引先相手やライバルの前ではともかく、本来弱みを見せても良いはずの自分の身内や仲間に対してまで見栄(みえ)を張っていると、いざ失敗をしたり、ものごとがうまく行かなくなったりしたときに、より深く落ち込み、後ろ向き思考になりがち。
馬や鳥などのように自然体を心がければ、たとえ自分にできないことがあったとしても仲間の手を借りてカバーしたり、困難を乗り越えて行くこともできるでしょう。
どこまで行っても自分は自分でしかないのですから、変に気負わず、ありのままの自分を受け入れてくださいね。
馬の名言⑧中国『韓非子・説林上』
老いてしまうと体力が衰え、若い頃のように機敏には動けず、重い荷物も運べなくなるものです。
しかしかつて経験したことや、苦労して乗り越えてきたことなどは、歳を取っても無駄にはなりません。歳や体力に見合った働きで、これまでの経験を役立てて行ってくださいね。
馬の名言⑨マクシム・ゴーリキー
どんなに仕事ができる人でも、グチや他人に対する文句が多いと、いっしょに仕事をするのは疲れてしまいますね。
同じ仕事をしてくれるのなら、余計なことを言わず、黙々とやるべきことをやってくれる人の方がありがたいもの。無駄に口を動かしているくらいなら、しっかり頭を働かせ、手を動かしましょう。
馬の名言⑩ハーマン・メルヴィル
寂しいときやつらい思いをしているとき、飼っている犬や猫、あるいは馬などが、いつもはそっけないのにそっと寄り添ってくれていた、なんて経験をしたことはないでしょうか。
言葉でのコミュニケーションはできなくても、動物たちはわたしたちのちょっとした態度やしぐさの変化などで、精神的なゆらぎなどを見抜くのかもしれません。人が信じられないとき、ひとりにはなりたいけど孤独は怖いという人は、ペットを飼ってみてはどうでしょうか。
馬の名言⑪モンゴルのことわざ
良い人の周りには人が集まりやすいもの。人格的に優れた人、優しい人には仲良くなりたい、今後もこの人とは縁をつないでおきたいと思わせるなにかがあるのかもしれません。
類は友を呼ぶと言いますから、良い人の友人には、また良い人が集まりやすいかもしれません。
まとめ
日本ではなかなか馬を間近に見る機会はないかもしれませんが、乗馬として楽しんだり競馬場でお気に入りの馬を応援したりといったことはできますね。
つぶらな目がかわいいとか、近くで見ると思ったより大きいとか、馬は意外性もたくさん。たまには遠出して、馬に癒やされてみてはどうでしょうか。



