茨城県笠間市にある日本三大稲荷の一つである「笠間稲荷神社」。笠間稲荷神社で行われる菊まつりについて今回は紹介します。ぜひチェックしてくださいね！
目次
笠間稲荷神社の菊まつり歴史
境内で行われていた「朝顔会（朝顔展示）」が発展して始まったのが笠間稲荷の菊まつり。当時、戦争で疲れきった人たちの心を和ませたり、信仰心を育てたりすることを目的として、農園部を設け、菊花を境内に展示したのが始まりです。菊花には先々代の宮司の「大地に親しむこと」と「菊花は人の心を和める」という思いが込められています。
最初は菊花を展示するだけだったのですが、大正2年からは菊花品評会も開催。昭和24年には笠間稲荷の菊がシアトルの「アメリカ国際菊花展」に出品され、最優秀賞であるブルーリボン賞を受賞。現在も「菊花品評会」や「市民菊花展」が開催されています。
笠間の菊まつりはいつからいつまで？
笠間の菊まつりは令和4年10月22日（土曜日）から11月23日（水曜日・祝日）までとなっています。
笠間稲荷神社の菊まつり見どころ
笠間稲荷神社の菊まつりには見どころがたくさんあります。ここでは笠間稲荷神社の菊まつりの見どころを紹介します。
【映えるフォトスポット】笠間朱色の大鳥居
境内には写真に映えるフォトスポットがたくさんありますが、笠間稲荷神社のシンボルカラーである「笠間朱色」で塗られた高さおよそ10m、幅およそ8mの大鳥居は門前通り商店街から神社に入るときの最初のフォトスポットです。
空に和傘が広がる「アンブレラスカイ」
空に和傘が広がるのが「アンブレラスカイ」です。色々な模様の和傘が並んでいるのは圧巻です。そして、参道の両脇には菊の花が飾られているので、こちらもぜひ見逃さないようにしてくださいね。
菊5000鉢の大菊花展
「笠間の菊まつり」の最大の見どころと言えるのは笠間稲荷神社境内に飾られる菊の花です。立ち菊、懸崖菊、千輪咲き、古典菊、盆栽菊など、笠間稲荷神社の農園部を始め菊の愛好家が育てた菊5000鉢。境内を彩る菊の花に圧倒されることでしょう。
幻想的！ライトアップされた夜の菊まつり
2022年11月12日（土）の18:00～21:00に、「かさま門前菊あかりスカイランタン＆ライトアップ」が開催されます。和紙の笠をかぶせたLEDライト、門前通りに飾る菊装飾のライトアップと柔らかい光を放つランタンによる幻想的な空間を楽しめます。
笠間稲荷神社：菊まつりの御朱印
御朱印帳と御朱印が菊まつりの期間限定で登場します。また、いばらき大使、笠間特別観光大使である安達勇人氏がデザインした御朱印帳も登場するのでぜひ手に入れてみましょう。
笠間の菊まつり駐車場情報
笠間稲荷神社から一番近い駐車場は神社敷地内にあります。しかし、25台しか境内の駐車場には停められません。
笠間稲荷神社は普段から参拝者が多く、菊まつり期間中はさらに人手が増加するので、境内の駐車場に停めるのは厳しいかもしれません。
笠間稲荷神社地蔵前駐車場
神社の西側に位置しており、敷地内ではなく国道355号沿いにある広い駐車場です。神社から徒歩5分の場所になるので近くて便利でしょう。
公営笠間稲荷駐車場
笠間稲荷神社からおよそ470mのところにある無料の駐車場です。笠間日動美術館の隣にあり、神社と反対側の坂の上には「佐伯山 正福寺」などがあります。周囲を観光したり、散策したりするなら良い立地と言えるでしょう。
大一駐車場
「大一駐車場」は45台収容できる、笠間稲荷神社から徒歩5分の駐車場です。ただ、駐車スペースが非常に狭いという口コミもあるので、大きな車に乗っている人は注意したほうがいいかもしれません。「大一駐車場」は有料で、料金は90分500円、以後30分ごとに100円になります。
笠間市営鷹匠駐車場
240台ほどの広い駐車スペースがあるのが「笠間市営鷹匠駐車場」です。神社までは徒歩10分ほどになります。
笠間菊まつりのアクセス
車で行く場合
・北関東自動車道／友部ICより約9分（6㎞）、笠間西ICより約25分（16㎞）
・常磐自動車道／岩間ICより約14分（9㎞）
電車・バスで行く場合
・JR水戸線「笠間駅」より2㎞（徒歩20分）
・市内周遊バス：バス停「稲荷神社」下車で徒歩1分
まとめ
笠間稲荷神社の菊まつりについて紹介しました。境内を彩る菊花にきっと圧倒されることでしょう。
年に一度の開催になりますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
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