年功序列とはいいますが、最近ではそんな言葉があてはまらない企業も増えてきました。つまり、だれにでも出世のチャンスはあるということ。そして、出世するとき、その理由は一律ではないはずです。では、あなたが出世するとき、その理由ははたしてどんなものになるでしょうか。
今回は、選ぶものによってあなたが昇進する理由がわかる心理テストをご紹介します。
Q.突然、昇進を打診されたあなた。しかし、その条件が引っかかって辞退することにしました。さて、その条件とはなに?
あまり深く考えず、直感で選んでみてくださいね。
- A:遠方への転勤
- B:給与が下がる
- C:部署や業務内容がガラッと変わる
- D:今の上司が部下になる
A:遠方への転勤と答えたあなた
遠方への転勤と答えたあなたが昇進する理由は、上のポストがあく、もしくは新設されるためです。空っぽのところへ入れるのですから、競い合う必要もありませんし、それに向けてがむしゃらに努力をする必要もありません。
とはいえ、これはあなたの実力がすでに認められているということでもあります。本来ならばすでに昇進していてもおかしくないくらいの評価は受けているのに、ポストがあいてないという理由で今の位置にとどまっていたというだけ。ポストさえあれば、選ばれるのはあなたなのです。
遠方に転勤するのが嫌だというのは、つまり、一箇所に腰を落ち着けて働いていきたいということ。フットワーク軽く動けば回避できる障害物があっても、じっとガマンして機会を待つことを示しています。そんなあなたが昇進するためには、真上をふさいでいる障害物がなくなる、つまり場所があく必要があるのです。
B:給与が下がると答えたあなた
給与が下がると答えたあなたが昇進する理由は、仕事を成功させることです。なにか大きな役割を果たしたり、画期的なアイディアが認められたりということもあるでしょう。要は、あなたの働きによって、会社に大きな利益をもたらすということ。昇進の理由としては、とても正当なものだといえるかもしれませんね。
ただ、あなたが自分に課している目標や成功は、とてもレベルの高いものです。ですから、あなたからすると、昇進のきっかけとなる成功は「こんなものでいいの?」と拍子抜けするものかもしれませんよ。
給与が下がるのが嫌だというのは、つまり、たくさんのお金を得たいということ。仕事ですから、それだけの働きをするので、見合った収入をきちんともらいたいということになります。これは、あなたの仕事に傾ける意欲、熱意が高いことを示しているといえるでしょう。その結果、仕事を成功させて実力で昇進をつかむのです。
C:部署や業務内容がガラッと変わると答えたあなた
部署や業務内容がガラッと変わると答えたあなたが昇進する理由は、努力の積み重ねです。つまり、コツコツがんばって、長く会社に貢献するというもの。一歩一歩前に進み、昇進にたどり着くということですから、するべくしてする昇進だといえるでしょう。
その場で、あなた以上の適任者はいないとだれもが納得するはずです。実際、昇進となったときには、その仕事において実力も知識も、あなたの右に出るものはいないという状況のはずです。
部署や業務内容がガラッと変わるのが嫌だというのは、つまり、1つの仕事をコツコツ続けていきたいということです。つまり、時間の経過とともに、その仕事においてのエキスパートになっていくということ。だれよりもその仕事を熟知し、あらゆる状況に対応できるようになるなど、知識も経験も豊富なのですから昇進するのは当然だといえるでしょう。
D:今の上司が部下になると答えたあなた
今の上司が部下になると答えたあなたが昇進する理由は、推薦や引き立てによるものです。たとえば、今そのポストにいる人が異動や引退するときにあなたを指名するなど。実際、それまでに後継者として育てられることもあるでしょう。
あらかじめそのポストに必要なものを与えられたり、教え込まれたりするのですから、あなたの昇進に異論を唱える人はいません。むしろ、あなたが受けてくれなくては困ると思う人がほとんどでしょう。
今の上司が部下になるのが嫌だというのは、つまり、あなたは目上を敬い、きちんと敬意を払う人だということです。その姿勢は、今の上司や先輩など、目上にしっかりと届いているでしょう。つまり、あなたが目上に向けている気持ちを、上司はしっかりと返してくれるのです。もちろん、安心してあなたに自分の後釜を譲ろうというのですから、それだけあなたが信頼されているということでもあります。
まとめ
すべての人が出世を望んでいるわけではないかもしれませんが、それでも昇進の打診を受けるというのはうれしいですよね。なにしろ、自分の仕事や働き振りが認められたということなのですから。
自分が昇進するとしたら、その理由はいったいどんなものなのか……ぜひ、参考にしてみてください。
