
鮮やかな黄色い花を咲かせる「オミナエシ」は、奈良時代から日本では親しまれてきた植物で、秋の七草のひとつでもあります。
「オミナエシ」は東アジアが原産で、8月から10月頃にかけて花を楽しむことができ、万葉集の中でも詩に詠まれてきました。
では日本でも山野に自生している「オミナエシ」が持つ、スピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
目次
【オミナエシ】にまつわるスピリチュアルなお話
「オミナエシ」の伝説
「オミナエシ」には謡曲となった伝説が残されています。
平城天皇の時代に、八幡に小野頼風という男性が住んでいました。
彼はやがて京で仕事に就き、そこで京の都に住む美しい女性と契りを交わしていたものの、だんだんと疎遠になって故郷の八幡に帰ってしまいました。
その女性が八幡に戻った小野頼風を探しに行ったところ、彼が別の女性と結婚していたことを知ったのです。
彼女はそれを知ると絶望し、着ていた山吹色の衣を脱ぎ捨てて、川に身を投げてしまいます。
やがてその投げ捨てた衣が朽ちた場所から、黄色い花が咲き始めたのです。
これを知った小野頼風は、その川を訪れ、その花を見つけて手で触れようとするのですが、不思議なことに、その花は頼風を避けるかのように茎が曲がって彼の手を避け、手を引っ込めるとその茎はまた元に戻ったのです。
そんな花の姿に自分の間違いを恥じた頼風は、近くの川に身を投げてしまいました。
ふたりを不憫に思った人々は、八幡にある男山のふもとに塚を作り、ふたりを弔ったのでした。
【オミナエシ】が誕生花の日
【オミナエシ】が誕生花です。
- 7月23日
- 8月16日
- 9月4日
- 9月5日
- 9月9日
- 9月11日
- 9月19日
- 10月6日
- 10月9日
- 10月22日
- 10月25日
【オミナエシ】を使って運気をアップする方
ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)
著者ご本人に解説してもらいます。
(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。

風水で運気UP
風水において「オミナエシ」は、その黄色い色から金運アップのお花として親しまれています。しかし香りがきつめなので、多く飾ると気になってしまう人は、「オミナエシ」の絵や写真を用いるようにしましょう。
金運UP
「オミナエシ」の金色に近いような美しい黄色い花を、庭の西の方角に植えたり、部屋の西側に生けておくことで、金運アップの効果があります。
健康運UP
「オミナエシ」をたくさん花束のようにして、リビングなどの中央に飾ることで、元気や活力アップとなり健康運もアップする効果があります。
花言葉【オミナエシ】の意味
「オミナエシ」は、中国や日本などの東アジア原産で多年草の植物です。
日本の山野にも古くから自生しており、万葉集などにも詠まれています。
秋の七草のひとつでもある「オミナエシ」は、夏から秋にかけて、小さな泡のように見える黄色い花をたくさん集まって咲かせ、その姿は目立たないまでも、気品のある美しさを感じさせます。
落葉性なので、冬になると葉や茎はいったん枯れてしまいますが、春になるとまた芽吹き始めます。
その背丈は1メートルほどにもなりますが、花の香りはきつめで、残念ながらあまりよい臭いではありません。
園芸種や切り花としても使われることが多い「オミナエシ」ですが、開花後には綿毛のある種をつけるものの、遠くまで飛ぶことができず、ほぼその場所に落ちてしまいます。
「オミナエシ」は、漢字で書くと「女郎花」ですが、これは「女飯(おんなめし)」「女なるべし」という言葉が変化したものであるという説や、「女植(おみなうえし)」「女姿為(おんなふりし)」の意味である説などあります。
いずれにせよ、「おみな」は女性のことであり、女性の優しさを表現している花であるとか、あるいは花の色が女性が好む食べ物とされていた、栗飯の黄色に似ているところから付けられているようです。
万葉集でも「オミナエシ」は登場していますが、古今和歌集にも藤原時平が「女郎花、秋野の風に うちなびき 心ひとつを たれによすらん」という歌を残しています。
「オミナエシ」の根は、漢方薬としても用いられ、鎮静作用があるほか、婦人病や消炎、うっ血による疼痛などにも利用されます。
「オミナエシ」は、独特の強い香りがあるため、プレゼントに利用するときにはほかの花に混ぜて贈るなどしたほうがよいでしょう。
「オミナエシ」の花言葉①
- 親切
この花言葉は、「オミナエシ」の姿が女性らしく優しい様から、心の優しさや温かさを感じるところから、付けられています。
「オミナエシ」の花言葉②
- 美人
この花言葉は、「オミナエシ」の花や茎がすらっとしていて繊細な美しさを感じることから、美しい女性になぞらえて付けられています。
「オミナエシ」の花言葉③
- はかない恋
この花言葉は、「オミナエシ」が秋頃まで寂し気に、秋の冷たい風に吹かれながら咲いているその姿に、はかなさを感じることから付けられています。
「オミナエシ」の花言葉④
- 約束を守る
この花言葉は、多年性の「オミナエシ」が、その種がすぐ下に落ちて、毎年必ず同じ場所で花を咲かせることから付けられています。
花言葉【オミナエシ】の基本情報
| 科 属 | オミナエシ科 オミナエシ属 |
| 原産地 | 日本・中国・東シベリア |
| 品種 | 約20種 |
| 開花時期 | 8月~10月 |
| 英語和名 | ・Patrinia(パトリニア) ・オミナエシ(女郎花、黄花竜芽)、女飯(おみなめし)、粟花(あわはな) |
まとめ
「オミナエシ」は、日本や中国などの東アジアが原産の多年草です。小さい黄色の花が集まって夏から秋にかけて咲き、その可憐な姿が花言葉となっています。万葉集や古今和歌集などにも恋の歌として詠まれていたり、小林一茶の俳句にも登場する、日本では親しみ深い花のひとつです。



