
宝石の王様でもあるダイヤモンド。その類まれな輝きに秘められた意味は、単に美しい宝石というだけではありません。ダイヤモンドはお守りとして、パワーの象徴として、そして健康にも効果をもたらし、多くの意味を持つパワフルな鉱石であることをご存じでしょうか?
ダイヤモンドの意味や言い伝えと扱い方
もともとはインドで発見され、現在ではアフリカ大陸で多く産出されるダイヤモンド。オーストラリアではピンクや青などカラフルなものも産出されています。その美しさゆえに宝石として重宝されると同時に、知られざる意味や言い伝えが多く存在します。
ダイヤモンドの基本情報
日本語では「金剛石」と呼ばれているダイヤモンド。硬度が非常に硬いために、宝石としてだけではなく、工業用にも多く用いられています。炭素原子によってできたダイヤモンドは、原子同士の結びつきが強いためにその強靭さが生まれています。
また他のものからの影響を受けにくく、燃えにくいとう性質も備えています。そしてブリリアント・カットというひし形にカットすることで、ダイヤモンドはその輝きを増し、鉱石本来持つ意味にもパワフルさが増すのです。また、ひし形のことをダイヤと呼ぶようになったのは、このカットの仕方によるものだったのです。
ダイヤモンドと健康
ダイヤモンドにも、ほかのパワーストーンのように健康に関する意味や効能があります。直接ダイヤモンドが肌に着くように身につけることで、身体に浄化作用を与え、新陳代謝をよくしてくれます。
また、糖尿病やホルモン分泌、腎臓、膀胱の症状を和らげ、神経や背中、足などの痛みを緩和すると言われています。このほか、二日酔いや不妊、目の病気など、あらゆる症状に効果があるとされており、それだけダイヤモンドは最強の意味と用途を持つ鉱石だと言えるでしょう。
ダイヤモンドが持つ意味
ダイヤモンドが持つ意味は、永遠の愛、不変、純粋無垢、至宝の輝きなどがあります。それぞれの意味が示すように、ダイヤモンドは不屈の精神や肉体、自信と勇気を与え、不運や邪悪なものから身を守るとされています。よって古代からお護符として使われることも多く、また万能の力を発揮する最高の宝石と考えられてきました。
しかしダイヤモンド本来の意味を正確に解釈し、正しく使わないとその効果は失われ、また持つ人の心構え次第では、人々を不幸に陥れるだけの恐るべきパワーも秘めているのです。またよからぬ考えの人や嘘つきが持つと、その輝きは曇るともいわれています。
時には、恋敵が不幸になるようにダイヤモンドに念じることで、恋を得たという話もあるそうですが、念じた人もやがては不幸に陥るのです。パワフルであるがゆえに、自分の気持ちを増幅する力も強いので、ダイヤモンドのもつ意味を正しく解釈して使いましょう。
ダイヤモンドの言い伝え
インドで発見された186カラットもあるコ・イ・ヌールと呼ばれるダイヤモンドが世界で一番有名とされています。権力の象徴を意味するこのダイヤモンドを巡って数々の戦いも繰り広げられました。また持ち主がすべて不幸になると言われているブルーダイヤモンドもあります。
かつてはマリー・アントワネットもこのダイヤモンドを所持していたようです。このダイヤモンドを持った人のすべてが事故死したり、悲惨な最期を遂げてきたそうです。このように、ダイヤモンドにまつわる権力争いや不幸な話が多く言い伝えられているのも事実です。
このほか、ダイヤモンドの粉には猛毒が含まれていて、毒薬として使われた時代もあったそうです。また、枕の下にダイヤモンドを入れて眠ると悪い夢を見ないというおまじないの意味を持つ言い伝えも古くから残っています。
ダイヤモンドの扱い方
ダイヤモンドには樹木のような木目があるため、その木目に沿って衝撃を与えると傷がついてしまう場合もあります。また炊事などをする場合は外しておかないと、油が付着して表面が曇ってしまうこともあります。
ダイヤモンドは硬い石ですが傷もつけば汚れもするのです。ダイヤモンドそのものは、ぬるま湯に中性洗剤を入れたもので洗うことができます。高価なアクセサリーとして作られている場合は、宝飾専門のクリーナーなどでお手入れをすることがベストだと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ダイヤモンドにも、こんなに多くの意味や言い伝え、効能などがあったことに驚かれた方も多いかと思います。パワフルな宝石だけに大切に扱うことは大事ですが、それ以上に持つ人の気持ちが反映されるので、身につけるときは念を込めたりしないように気をつけるとよいでしょう。
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