この記事では、マンデラエフェクトとは何かを解説していきます。マンデラエフェクトの実例や原因も紹介しますので、世の不思議に迫りたい方は必読です!
目次
マンデラエフェクトとは「つじつまの合わない記憶が広まる現象」
マンデラエフェクト(マンデラ効果)とは、「つじつまの合わない記憶が広まる現象」です。この世界の常識・事実とは違った記憶を不特定多数の人が共有している現象ともいえます。
とはいえ、ただ単に大勢の人が、つじつまの合わない記憶を共有しているというだけで、それをマンデラエフェクトと断定することはできません。
- 記憶の情報源が一切ない
- その記憶を裏付けるための内容/エピソードに矛盾がない(信憑性がある)
- 社会的/地理的に関わりのない人々の間で、つじつまの合わない記憶が共有されている
提唱者のフィオナ・ブルーム氏は、マンデラエフェクトを上記のように定義しています。つまり、これら3つの条件を満たしている現象だけが「マンデラエフェクト」なのです。
マンデラエフェクトとは何かがよくわかる実例3つ
ここでは、マンデラエフェクトの実例を3つ紹介します。常識・事実とは異なる記憶を大勢の方が共有している具体例ですので、都市伝説を調べる感覚で読み進めてみてください。
マンデラエフェクトの実例1.日本は48都道府県
日本は47都道府県で構成されています。しかし、「日本は48都道府県だよ」と言い張る方も少なくないのです。気になる48番目の都道府県名は「岡崎県」と呼ばれているのだとか。
マンデラエフェクトの実例2.ピカチュウの尻尾の先は黒い
アニメ『ポケットモンスター』に登場する、ピカチュウの尻尾の先は黄色。しかし、「ピカチュウの尻尾の先は黒だよ」と当たり前のように主張する方は少なくありません。
マンデラエフェクトの実例3.天空の城ラピュタ・幻のエンディング
スタジオジブリ作品『天空の城ラピュタ』の通常エンディングは、ラピュタの木が漂うというシンプルな映像のみです。幻のエンディングは一切ありません。
しかし、ラピュタのエンディングでは、「パズーがシータの故郷を訪れる」「シータが飛行石を暖炉の下に隠す」と証言する方が多数います。
マンデラエフェクトが生じる原因2つ
思い込みによる「記憶違い/勘違い」
マンデラエフェクトの原因は、思い込みによる記憶違い・勘違いとされています。単に、あなた自身で過去の記憶に脚色をしているだけという説です。
「過去の記憶は美化されやすい。マンデラエフェクトも単なる思い込みだろう」
「人間は、都合のいいように記憶を脚色する。マンデラエフェクトも脚色された記憶にすぎない」
このように、科学的な説を重んじる方は、マンデラエフェクトを思い込みによる記憶違い・勘違いだと推察しています。
パラレルワールドを訪れた際の記憶が残っている
マンデラエフェクトの原因は、パラレルワールドの記憶だとする説もあります。パラレルワールドとは、「今自分がいる世界と平行して存在する別の世界」です。
別名で「並行世界」「並行宇宙」「並行時空」とも呼ばれるパラレルワールドでは、今いる世界とはまったく別の出来事が起きるケースもあるのだとか。
また、パラレルワールドを訪れた方の中には、そこでの記憶を残したまま、今いる世界に戻ってくることもあるようです。
こうしたスピリチュアルな説を信じる方は、マンデラエフェクトの原因がパラレルワールドの記憶にあると考えています。
まとめ
マンデラエフェクトとは、「思い込みによって生まれる、つじつまの合わない記憶」であり、「パラレルワールドを訪れたときの記憶」といえます。
世間一般の常識・事実とは違った記憶をもつことを、単なる思い込みと捉えるのか。それとも、その記憶をパラレルワールドで得たものだと考えるのか。
科学的な説・スピリチュアル的な説のどちらを信じるかは、あなた次第です。ただ、スピリチュアル的な説を信じた方が、マンデラエフェクトへの見方が広がりやすいでしょう。
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