たまる一方で、なかなか捨てられないものの1つが本です。中には、捨てたくないと思っているけれど、結局また読むことはない……そんな本もあるのではないでしょうか。
今回は、本の断捨離についてスピリチュアル的なあれこれをご紹介します。
目次
本のスピリチュアル基本の意味
本には、「自分自身を見つめなおす」「知識を蓄える」という意味があります。本からは、さまざまな情報を得られます。それを取り込むことで知識が増えるのです。また、それと同時に、本には作者の意志や思考が反映されていることが多いですから、第三者の視点を学ぶことにもつながります。このことから、自分を客観的に見つめ、必要に応じて軌道修正したり、襟を正したりできるとされているのです。
本を断捨離するスピリチュアルサイン
自分を見つめなおしたり、知識を蓄えたりできる大切な本。では、その本を断捨離することには、どんな意味があるのでしょうか。
自分の進むべき道が見えてくる
本を断捨離すると、自分がするべきこと、成し遂げたいこと、進むべき道などが見えてきます。これは、本の発するエネルギーから解放されるため。文字が詰まった本には、言霊ならぬ“文字霊”が宿っています。そのパワーは強く、たとえば冒険ものの本からはエネルギッシュな波動を受けるでしょう。
しかし、それに影響されていると、本来進むべき方向や、燃やすべきエネルギーを見失ってしまいやすくなることも。本を断捨離すれば、あるべきパワーが残り、自身の道が見えやすくなるのです。
自己肯定感が得られる
本には情報や知識が詰まっています。しかし、どの本も全知全能ではありません。つまり、たくさん本があればあるほど、まだそこにない知識や情報の書かれた本を「集めなければ」という感覚になってしまうのです。
もちろん、その自覚があるわけではないでしょうが、情報が足りない、つまりは「自分にはまだ不足しているものがある」という漠然とした否定感にもつながり、これが自分への過小評価を生むのです。本を断捨離すれば、この感覚から逃れられるでしょう。
いい運気が舞い込む
運気アップのために欠かせない行動の1つに、掃除があります。つまり、たまった汚れやホコリは運気を下げてしまうということ。しかしながら、本棚はホコリがたまりやすく、掃除のしにくいところ。本棚に入りきらずに積み重ねられた本などはなおさらです。これらを断捨離すると運気の流れがよくなり、上昇気流が生まれます。
運気がアップする本の断捨離方法
本を断捨離すること自体、運気アップにつながります。では、その断捨離にも、より運気が上がる方法はあるのでしょうか。
寄付をする
本の断捨離方法としてオススメなのは、寄付などほかの人に譲ることです。自身には不要になった本でも、知識や情報の元であることにかわりはありません。ほかの人の手に渡った本は、また新しいエネルギーを生む元になってくれるでしょう。
古本屋に持ち込む
オークションに出したり、古本屋に売ったりするのも次の持ち主を探すことにつながります。それに加えて、売ることでお金が発生し、金運の流れもできるのです。それほど高額にならなくても、運気の流れを生み出せば、やがて勢いがつき、大きな幸運がおとずれることもじゅうぶん期待できるでしょう。
古紙回収に出す
古紙回収など、紙のリサイクルに出すのもオススメです。本という形態は失われますが、また新しい製品として生まれ変わります。この変化と成長に縁ができれば、自分が本から得た情報や知識が生きて、成長につながるような流れにのることができるでしょう。
まとめ
自身の進むべき道が見つかり、成長につながる本の断捨離は、素敵なことです。しかし、なんでもかんでも捨てればいいという話ではありません。自分自身が大好きで、どうしても手放したくないと感じる本は手元に残しておきましょう。もしかしたら、その本が発するエネルギーは、あなたの進むべき道に必要なパワーなのかもしれませんよ。
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