名言

【音楽にまつわる名言集】心が響き出すメロディのような言葉たち

心を動かす音楽に関する名言
音楽の力に支えられた経験はありませんか?音楽には興味がない、という人であっても、一曲や二曲はお気に入りというのがあるものです。

それがクラシックでもロックでも、アニソンでも演歌でも、その音楽を聞いたり歌ったりすることでリラックスできるのなら、それはあなたにとっての必要不可欠な一曲。

ミュージシャンや作曲家のメッセージから、心に響く名言を集めました。あなたの毎日が少し軽やかになる言葉をご紹介します。

音楽の名言①ヘルマン・ヘッセ

詩は音楽にならなかった言葉であり、音楽は言葉にならなかった詩である

言葉をつづることに長けた人は、自分の思いや感情などを詩として表すことができるでしょう。でも言葉や文字として表現することが得意ではないとしても、感情や気持ちを音楽として表すことができるなら、それは言語を必要としない、感性で受け取る詩となり得ます。

話すこと、文字にすることが苦手なら、思いや感情を音楽として発信してみるのも良いかもしれませんね。

音楽の名言②マイルス・デイヴィス

音楽は競争じゃない。協調だ。いっしょに演奏して、互いに作り上げて行くものなんだ。

個人の技量だけで演奏するパートがあるとしても、音楽は基本的にいろんな楽器との共演です。他の楽器とのハーモニーがすばらしいからこそ、ソロでの演奏がより際立つと言えるでしょう。

コンテストなど技量の優劣を決める場以外では、音楽を奏でるのは競う場ではなく、協調の舞台であってほしいもの。弦楽器も管楽器も打楽器も、すべての音色が溶けあったすばらしい作品を聞きたいものですね。

音楽の名言③バイロン

草のそよぎにも、小川のせせらぎにも、耳を傾ければそこに音楽がある

世界は音であふれています。現代ではパソコンやテレビを起動させれば、簡単に音楽を耳にすることができるでしょう。でもたとえそうした道具や機材がない場所でも、耳をすませば風が木々を揺らす音や、川が流れる音にもリズムを感じることができます。

町中なら車や電車の走る音、通り過ぎる誰かの足音にだって、音楽性を感じることができるでしょう。私たちが気にしていないだけで、音楽やリズムはいつだって周囲に存在しているのですね。

音楽の名言④ヴィクトル・ユーゴー

音楽は人間が言葉で言えないことで、しかも黙ってはいられない事柄を表現する

思ったことを思ったように、いつでも発言できるとは限りません。現代では少なくなりましたが、自分の思ったこと、感じたことを周囲に発言するだけで、罰せられてしまうような国や時代がかつては存在しました。

でも音楽は、明確な言語としてなにかを主張することはできません。でも激しい曲調であったり、悲しい雰囲気だったりで、自分が感じていること、発したいことを伝える力が音楽にはあります。

言葉にできない思いを音楽で表現することで、言葉をこえた発信ができるかもしれません。

音楽の名言⑤バッハ

音楽だけが世界語であり、翻訳される必要がない。そこにおいては魂が魂に話しかける。

音楽を楽しむのに、言語は必要ありません。それはクラシックでもジャズでも、ポップスでも同じこと。自分が楽しい、すてきだと思える音楽に出会えたなら、心から楽しむことがその音楽に対する敬意となるでしょう。

そして同じ音楽を好む同士なら、お互い話す言葉が違っても心で分かり合えるはず。生まれた国や話す言葉が違っても、同じ音楽を聞いてともに笑顔になれるなら、一番の平和外交と言えるかもしれませんね。

音楽の名言⑥三島由紀夫

音楽の美は、その一瞬の短さにおいて生命に似ている

あらかじめ用意された楽譜など存在しない、即興で演じられる音楽は、そのとき、その人でなければ生み出されなかった唯一のものとなります。

そして生命は人であれば数十年、他の生き物でも数年から十数年とそれなりの長さのように感じますが、大樹や地球そのものの誕生の歴史から考えると、ほんの一瞬と言えるでしょう。その一瞬のきらめきが、生命や音楽という形で存在しているのは奇跡なのかもしれません。

音楽の名言⑦落合信彦

文学に限らず、音楽や美術の世界でも、批評家にボロクソに言われながら、歴史に名を残した傑作は枚挙にいとまがない

生きている間に自分の才能や作った作品が評価されたならありがたいですが、現代ほど情報の伝達が速くなかった時代では、作者の死後にようやく遺された作品が高い評価を受ける、ということも珍しくありませんでした。

音楽や絵画の良し悪しの基準なんて時代によって変わるものですし、見る側の感性だって変化します。今はまだ、良い評価をもらえていない作品であっても、数年後、あるいは数十年後には絶賛されるようになっているかも。

一部の批評に折れず作品を作り続けて行くことで、自分の世界観を確立して行ってくださいね。

音楽の名言⑧ボブ・マーリー

音楽には良い点がひとつある。音楽に胸を射貫かれても、痛みを感じないんだ。

ふと耳にした音楽に胸を突かれる、心に刺さる曲というものに出会ったことはないでしょうか。初めて聞いたのに不思議とフレーズが耳に残る、数回しか聞いていないのにほとんどメロディーを覚えてしまった、なんて経験をしたことがあるかもしれません。

そうした誰にも不意に訪れるかもしれない、素晴らしい音楽との出会い。でもすてきな音楽に貫かれた胸は痛むどころか、ワクワクやドキドキといった感情で高鳴ることでしょう。

音楽の名言⑨齋藤孝

部屋でひとり、音楽を聞きながらゆったりとリラックスして過ごすのは、私にいわせれば孤独ではない

リラックスの方法は人それぞれ。家族と団らんの時間を過ごすことがなにより心身の気持ちをほぐしてくれるという人もいれば、気の合う友達と集まって遊ぶのがリラックスという人もいるでしょう。

大好きな音楽を聞きながらひとりで過ごすことがなにより安らぐなら、それがその人にとってのリラックスの最適解。ひとりの時間を楽しく過ごすことで、明日への活力を生み出しているのです。

音楽の名言⑩エルトン・ジョン

音楽には癒やしの力がある。何時間かほど、人を自分自身の中から解放できる力があるんだ

大好きな音楽に包まれていると、イヤなことやつらいことがあったとしても、しばらくは忘れて心安らかになれるものです。それはほんの少しの時間かもしれませんが、物理的に簡単に逃げることができない状況では、そうした逃げ場はとても貴重なものとなるでしょう。

心の安定剤だけではなく夢や目標をかなえるためのブースターとしても、上手に音楽を役立ててくださいね。

まとめ

音楽って、意外と身近にあるものです。テレビやラジオをつけていれば番組やCMからいろんな曲が流れてきますし、パソコンやスマホからでも聞くことができます。

そうしたものをなにも持っていなくても、気付けば自分がお気に入りの一曲を口ずさんでいたりしませんか?そうした大好きな音楽から、私たちは日々元気や活力をもらっているのでしょう。

ABOUT ME
Written by 麻生真礼
【夢鑑定士】【睡眠コンサルタント】 スピリチュアルな事柄と物を書く事が大好きな学生時代を過ごす。縁あってスピリチュアル系webライターの道へ。自分の言葉やこれまでの経験が迷っている誰かの道標になればと夢占いを執筆&夢鑑定士と睡眠コンサルタント資格取得。 座右の銘:『人生苦あれば楽あり』『笑う門には福来る』『類は友を呼ぶ』

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