
朝の支度をしているときやデートの前に鏡の前でコーディネートのチェックをしていると、今日も一日頑張るぞと気合が入りますよね。鏡は自分自身を客観的に見るためのアイテムでもあり、オンとオフを切り替えるスイッチのようなものなのかもしれません。
鏡の前で自分と向き合いたい時に読みたい名言を集めました。自己肯定感や内面を見つめ直すきっかけになる言葉を通じて、あなた本来の魅力に気づくヒントが得られます。
目次
鏡の名言①邑井操
笑顔というのは、周囲の人に広がって行くものです。こちらがニコニコと笑顔でいれば、話している相手も表情がゆるんでくるもの。直接話していなくても、そうしたほっこりした雰囲気は、他の人にも伝わって良い空気感になるものです。
逆にイライラしていると表情や言葉にもその感情がにじみ出て、自分だけではなく相手も鏡に映したようにイライラしてしまうでしょう。その場の雰囲気を作るのは当人同士。それならばわざわざイヤな空気にせず、お互い笑顔を心がけたいものですね。
鏡の名言②近松門左衛門
人の振り見て我が振り直せ、ということわざがあります。自分のことは意外に自分ではわかりにくいものですし、他人から指摘されても、いまいちピンとこないかもしれません。
でも自分にとってイヤな言動をする人が目の前にいると、自分はああならないように気を付けよう、と思えますよね。人の良い部分はお手本にして、イヤな部分は教訓にして自分を正すきっかけにして行きましょう。
鏡の名言③ココ・シャネル
これでいいかな、とコーディネートを終えた時点で鏡を見て、思ったよりしっくりしていなかったときのガッカリ感といったらないですよね。
油断をして食べ過ぎたらちょっと太ってしまったとか、大事な日に限ってヘアスタイルがうまく決まらないとか、鏡を前にどんよりしてしまうこともしばしば。
でもだからこそ、なりたい自分という目標がしっかりしている人は、マメに鏡を見る癖をつけたらいいのかもしれません。あなたが頑張った部分も、ついサボってしまったことも、鏡は正直に映し出してくれるでしょう。
鏡の名言④アーネスト・ホームズ
自分が日頃から思っていることは、直接的ではないとしても表情や態度、言葉の端々に出て、意外に身近な人には透けて見えているものです。
わざわざ自分は優しくて親切です、と宣伝しなくても、本当に気遣いできる人は困っている人に自然と親切な行動がとれるもの。そしてそういう表に出さない善意や親切というものは、周囲の人はちゃんと見てくれているものです。
でもいつも自分のことばかり優先し、他人を気遣うことができていなかったなら、いざ自分が困ったときに誰も手助けしてくれないかもしれません。
すべてを損得勘定で行動すべきではないですが、困ったときに誰かに助けてほしいと思うのなら、日頃から周囲の人には誠実に、親切に接した方が良いでしょう。
鏡の名言⑤アレイスター・クロウリー
自分が笑顔で接すれば周囲の人も笑顔で応えてくれる。誠意をもって接すれば、相手も誠意で返してくれる。それが世界というものです。自分だけ良いところを取って、相手はどうでもいい、なんて考えだと、自分自身も相手から軽んじられてしまうでしょう。
自分は大切にされない、人に恵まれないと感じているのなら、まず自分の言動を見直してみてください。人に優しくしていましたか?誠実であることを心がけていましたか?周囲の人に冷たくされることに心当たりがあるなら、まずは自分を変えてみてくださいね。
鏡の名言⑥ドロシー・ロー・ノルテ
子どもって、驚くほど親のことをよく見ているものです。言葉にして教えていないことでも、親の日頃の言動などを見て聞いて、いつの間にか学んであっという間に成長するのが子ども。
人の迷惑になるようなことをしない子どももいれば、人の迷惑などおかまいなしに騒いで暴れる子どももいます。それは親がどのような姿を子どもに見せてきたかの違いと言えるでしょう。
悪いことは悪いときちんと子どもを叱れる、親であり大人でありたいものですね。
鏡の名言⑦アルトゥール・ショーペンハウアー
最近、周囲の人が冷たいなとか、あまり自分が大切にされていないと感じたことはないでしょうか。それはもしかしたら、日頃のあなたの周囲の人に対する態度や言動などが、鏡に映ったように自分に返ってきているのかもしれません。
誰かが困っているときに、できる範囲ででも助けようとしましたか?自分の都合を優先して周囲の人に冷たくしていたなら、自分が困っているときに他の人に助けてもらえなくても、自業自得と言えるでしょう。
周囲の人との関係性は、日頃から地道にしっかり積み上げておくようにしてください。
鏡の名言⑧アンリ・ド・レニエ
鏡を見るときというのは、もちろんちゃんとした身だしなみができているかの最終チェックのためですが、客観的に自分を見るという手段としても使う一面があります。
自分がきれいに見えるようにというのは当然ですが、どんな風に人目には見えるのかというのは、女性にとっては気になるところ。奥さまや彼女が鏡の前に立つ時間が長くても、少しくらいなら大目に見てくださいね。
鏡の名言⑨孟子
目は口ほどにものを言う、と言いますよね。パッと見には笑顔に感じられても、目がまったく笑っていないなんてことが、ビジネスの場などではよくあります。
相手を責めるのではなく、今後のために一言申しておきたいというタイプのクレームを伝えるときにも、表情は穏やかでもおそらく目は笑っていないでしょう。向こうにイヤな相手と思われたなら、視線自体が合わないかもしれません。
逆にいろいろあって表情は晴れなくても、目が笑っているならば、少しは元気になれたと言えるでしょう。どう距離を取ったものかわかりにくい相手は、目を見て様子を測るのも良いかもしれません。
鏡の名言⑩金平敬之助
誰かに心を開いてもらおうと思ったなら、まず自分が相手に対して心を開く必要があります。自分は敵ではありません、あなたを受け入れる準備がありますという思いを、笑顔という形で伝えることが、良好な関係性を相手と築くときの第一歩と言えるでしょう。
向こうが笑顔でオープンな雰囲気で来てくれたなら、こちらも笑顔で応えようと思うもの。まずは笑顔から、一歩を始めてみてくださいね。
まとめ
鏡よ鏡、と唱えることで自分の気になることに答えてもらえるならいいのですが、現実では身だしなみの出来や人の目から見た印象などを客観的に自分自身で考える必要が。
魔法のようにはいきませんが、自分自身をありのまま映し出す鏡は、ある意味誰よりも正直。周囲の人の中に鏡を見立て、自分の言動を正すきっかけにしてくださいね。



