ネガティブなエネルギーは角に溜まりやすいと言われています。部屋の中にある角をチェックしてみましょう。慣れている自宅は角からの殺気があっても気にならなくなっている可能性があります。
角を意識してみることで、エネルギーの流れが分かるかもしれません。角部屋・角地・角の対策について知ることで、気をつけることができるでしょう。
風水で角の意味とは?
風水は気の流れを読み取り、調整していきます。天井の梁や柱、家具や柱の「角」は「鬼角(きかく)」と呼ばれています。鬼角が当たる部分で過ごすと、気の流れが妨害されてしまいます。お部屋の中の角だけではなく、家具の角も鬼角になります。
角が鋭いほど殺気を放っています。角が向いているとストレスを与えます。家の中で慣れてしまってストレスを感じていない場合でも、潜在意識ではストレスを感じ蓄積されると言います。
風水で角の対策
角が向かっている場合は、角の対策をして殺気を防ぎましょう。尖ったもの、角のあるものは、その先が殺気を放っています。対策をすることで緩和することができます。またテーブルやタンスなどの家具を購入する場合は、角が丸くなっているものを購入するとよいでしょう。
例えば四角のダイニングテーブルでは角が鋭いと子供が角で頭を打つと怪我をする恐れがありますが、角が丸みを帯びていると血が出るほどの怪我には至りません。買い替えるときには意識して角の丸いものを選んでみましょう。
柱の角
柱の角対策としては、大き目の観葉植物を置くことで、直接的なエネルギーが向かうことがなくなります。人体に悪い影響を与える気の流れである殺気を封じ込め、殺気を緩和していくことを「化殺(かさつ)」と言います。
特に寝ているときは時間が長く無防備になっているのでエネルギーの影響を大きく受けます。壁の角がベッドに向かないように設置しましょう。睡眠中に角が向いて殺気を受け続けていると、知らず知らずのうちにストレスを受けてしまいます。
天井の梁
天井の梁の下にベッドを設置していると、睡眠中に殺気を受け続けることになります。殺気が身体のどの部分に当たるかによって、身体的な影響も出てきます。ベッドの位置を変更できる場合は、梁に当たらないように設置しましょう。ベッドが移動できない場合は天井に布を被せて、梁を覆うことで殺気を防ぐことも可能です。
但し、布は埃が溜まるのでこまめに洗濯をしましょう。照明器具も梁の一種としてみるので、ベッドの真上に照明器具がある場合は、ベッドの位置を変更しましょう。
角部屋
マンションやアパートの各階の端にある角部屋は、2方向に窓があることが多く開放感を感じることができるのがメリットです。日当たりも良く、風通しも良いでしょう。デメリットでは、角部屋は泥棒や空き巣に狙われるリスクが高いと言われています。
建物が密集していている地域の場合は、角部屋では隣接する建物からの視線が気になる場合があります。外の通りに面した部屋の場合は特に視線を感じやすくストレスになるでしょう。遮光カーテンをすることでストレスが緩和されていきます。
角地
交差する2つの道路に接する、角の区画の土地のことを角地と言います。日当たりの良さと開放感が得られることが大きなメリットでしょう。玄関を設ける方向が選択できるために、間取りの自由度が高く人気です。2方向を道路に囲まれているため、人通りがある程度あるところでは家の中が見られやすくなり、視線を感じやすくなるストレスが出てきます。
外構や植栽などで対策することで、プライバシーを守りましょう。土地に角がある場合は、気が角にぶつかり跳ね返ると言われています。角地はエネルギーが乱れるために交通事故が多い交差点もあります。
隅切りをしてその部分を公道のように扱うことで、気の流れが緩和されていきます。角の部分に鏡を飾ることで、気を散らすこともできます。風水からみて、一年を通して快適に暮らせる南東の角地は吉相になります。
建物の角が自宅に向いている
隣接する建物の角が自宅に向いている状況で、尖角衝射(せんかくしょうしゃ)、鬼角殺(きかくさつ)、角殺(かくさつ)になります。対象の位置が窓の場合は、カーテンを閉めて視野に入らないようにしましょう。玄関の場合は、垣根を設置するなどして、殺気のエネルギーが直接入ってこないように遮断します。
殺気が家に向かうことで、精神的ストレスになり、それが病につながっていくので必ず対処しておきましょう。また、護符と八卦鏡を使用して、気の流れを封じたり、気の流れを変えたりして殺気を防ぎます。
まとめ
現在住んでいるところが角地の場合や、角が自宅に向かっている場合は、対処するしか方法はありません。また部屋の中にも天井の梁や角などがありますので、それらに対してできるだけ対処することで殺気を防ぐことができます。
殺気は放っておくと、部屋の気が乱れる原因になります。特に、寝室は心身の疲れをとって長時間過ごす場所になるので梁や角対策をしっかりと行いましょう。