この記事では、「残留思念とは何か?」を解説した上で、その種類や人々への影響について実例をもとに紹介していきます。
目次
残留思念とは何か?
残留思念とは、その場所や対象に残る人間の強い思いを指します。
つまり、あなたが特定の場所、誰か、何かに対して並々ならぬ感情を抱くことで、その対象から離れた後も「感情」だけはそこに留まり続けるわけです。
残留思念は「霊魂」とは別物
しばしば、残留思念を霊魂と勘違いする方がいますが、両者はまったくの別物です。残留思念が生きている人間や故人の残す感情であるのに対し、霊魂は故人の魂になります。
簡単に言えば、残留思念は感情として定着し、霊魂は生き霊・人魂などの実体として誰かに憑依したり、写真に写り込んだりするわけです。
残留思念の種類

ネガティブな残留思念
「後悔」や「心残り」といった後ろ向きの感情はすべてネガティブな残留思念となります。
こうした思念が集まりやすい場所、人、モノは「マイナスエネルギーの宿主」。
- 【場所】:墓地、戦争跡地、被災地、心霊スポット、事故現場、事件現場、ナイトクラブ
- 【人】:不満やストレスを抱えている人、マイナス思考の人、強い悲しみや心の傷を抱えている人
- 【モノ】:故人の形見、中古品、乱暴に扱われて捨てられたぬいぐるみ、枯れた植物・花
故人にまつわる場所のほか、負の感情を抱えた人、元々の持ち主が別、あるいは状態が悪いモノにもネガティブな残留思念が集まりやすいとされています。
また、深夜営業の施設にもネガティブな残留思念が溜まりやすいといえます。というのも、夜は深く考え込むことが多く、周囲の活気はさておき暗い感情に支配されやすいからです。
ポジティブな残留思念
「感動」や「幸福感」などの前向きな感情は、いずれもポジティブな残留思念となります。
これらの思念の拠りどころとなる場所、人、モノは「プラスエネルギーの宿主」。
- 【場所】:結婚式、野外のライブ会場、イベント施設、お祭り
- 【人】:友達の多い人、天真爛漫で陽気な人、笑顔の絶えない人
- 【モノ】:元気に育っている植物・花、持ち主に愛用されているモノ・雑貨、称号となるトロフィトロフィー・賞状
幸福な人や成功者に感化される場所のほか、豊かな人生を送る人、状態がよく愛用されている、あるいは誰かを称える役割を担うモノにもポジティブな残留思念が集まります。
残留思念がもたらす人々への影響【実例紹介】

ネガティブな残留思念がもたらす人々への影響
感受性の強い方・霊感のある方がネガティブな残留思念による影響を受けた場合、気分の落ち込みや体調不良を感じることがあります。
実際のところ、筆者も「お墓参り」に行った際に激しいめまいと頭痛を起こしました。
スピリチュアル的にいえば、強烈なマイナスエネルギーを一挙に受けたということです。
ポジティブな残留思念がもたらす人々への影響
幸福な人・成功者などが残したポジティブな残留思念に影響を受けた場合、気分の高まりを感じることが多くあります。
女性実業家である友人が主催した異業種交流会に参加した際、筆者は四肢に力がみなぎるような感覚を受けました。
ポジティブな残留思念による影響は、ストレス解消、やる気の上昇、陽気な心の育成につながるともいえるでしょう。
【まとめ・残留思念はネガティブな感情だけを指すわけではない】
残留思念という言葉の響きだけで、その本質を「ネガティブ」と捉えるのは間違いです。
「人間の抱く強い思いはすべてそこに留まる」というのが、残留思念の本質。
どうしても恐怖心を拭えない方は、ポジティブな残留思念が集まる場所、人、モノとのみ接触するようにしましょう。
