東京十社のひとつである赤坂氷川神社は東京三大縁結び神社として有名です。
連日、縁結び祈願や御朱印をいただきにくる女性が絶えません。都内の中心地にある赤坂氷川神社は、仕事帰りにも立ち寄ることのできるパワースポットです。
御朱印も気になりますがそのご利益にも期待したいところですね。そんな赤坂氷川神社の御朱印と見どころをご紹介します。
目次
赤坂氷川神社の歴史
御朱印をいただく前に、赤坂氷川神社の歴史を知ることも大切です。
由来
成り立ちは951年、近江国の蓮林僧正がこの地に訪れた際、夢の中でお告げを授かりました。そのお告げに従って地面を掘ると観音像が現れたそうです。その時の観音像をこの場所に祀ったことが、赤坂氷川神社の始まりといわれています。
「氷川神社」という名前の神社は各地にいくつもあります。その中でも埼玉県さいたま市にある「大宮氷川神社」が総本社となっています。
氷川の名前の由来は出雲の簸川の名前に因んだとされていて、農業用水として、下流の地域に大きな恩恵を与えていたといいます。一方で、水害に悩まされた荒川を簸川にみたてたという説もあります。古い歴史のある赤坂氷川神社の御朱印は宝物になりそうですね。
徳川家との関係
江戸時代には八代将軍・徳川吉宗が将軍職に就任するにあたって、老中水野忠之に命じて現在の赤坂に社殿を築きました。
その後、将軍も実際に赤坂氷川神社に参拝したこともあって、十四代将軍の徳川家茂まで続いたということです。
赤坂氷川神社は徳川家と深い関係にあったということが、立派な歴史になって語り継がれています。
赤坂氷川神社の見どころ
御朱印をいただきに赤坂氷川神社を訪れたら、是非見て回りたい見どころがあります。ご利益をいただくためにも、外せないスポットなんですよ。
大イチョウ
まず赤坂氷川神社の御神木である「大イチョウ」は樹齢400年ともいわれる古い木です。
赤坂氷川神社が建つ前からあったと言われるイチョウには強いパワーが感じられます。幹回りは約7.5メートルで港区の天然記念物に指定されています。強いパワーを分けていただけること間違いなしです。
七体の狛犬
赤坂氷川神社の境内には「七体の狛犬」が置いてあります。狛犬は邪悪なエネルギーから神社を守っているといわれています。
表情も様々で、凛とした姿の個性的な狛犬を見ることができるので、御朱印をいただいたら境内を散策して七体全部に会ってきましょう。全部見つけたらご利益も上がりそうですね。
四合稲荷神社
赤坂氷川神社の境内には「四合稲荷神社」があります。このお稲荷さんは明治31年に古呂故稲荷、本氷川稲荷、地頭稲荷、玉川稲荷の四社を合わせ祀った神社です。
当時、この近くに住んでいた勝海舟によって、四合稲荷神社と名付けられました。
これは四社を合わせたお稲荷さんを「四合」とし、「しあわせ」と読ませるという洒落たネーミングです。本当に幸せが訪れそうなハッピースポットですね。