世界中で科学では説明できない、超常現象と呼ばれる不思議な出来事が多く発生しています。
それは超能力者によって起こされたものである場合や、心霊現象として起こることもあります。
そんな中でも、目を疑うような超常現象には、どのようなものがあるでしょうか？
世界の不思議超常現象｜瞬間移動やラップ現象5つの謎
物体移動の色々
誰も触れたわけでもないのに、勝手に物が移動するような物体移動の超常現象のひとつには、超能力者と呼ばれる人たちが、念力で物体を動かす方法があります。
また物体が瞬間的に勝手に移動するアポーツと呼ばれる現象や、遠方にいる人や、そこにいるはずのない人が瞬間的に目の前に現れるというテレポーテーション、そして目に見えない何らかの者が、物を投げたり動かしたりするポルターガイスト現象、あるいは誰もいない空間から音が聞こえ始めるラップ現象などは霊が原因とする超常現象として知られています。
アポーツ現象
アポーツとも呼ばれているこの現象は、心霊現象のひとつと考えられていることが多いようです。実際に目の前に存在していないものが、突然現れるという、まるでマジックの世界のような現象です。
たとえば、何も入っていないコップに水が満たされたり、机の上に何もなかったのに、突然コインが1枚落ちてくるなどです。ただ、現在見られるアポーツ現象の多くは、トリックである場合が多いので、本当のアポーツ現象はなかなか体験できるものではありません。
通常超能力者が低い霊級の霊を操って行う場合が多いので、あまり体験することをおすすめできる現象ではありません。
瞬間移動(テレポーテーション)
テレポーテーションと呼ばれている、いわゆる人間の瞬間移動は、映画や小説の世界ではよく使われている現象です。
わかりやすく言えば、タイムトラベラーのようなことであり、今ここにいる人間が突然別世界に移動するというようなことなのです。あり得ないような現象ではありますが、実際に道路上に設置された定点カメラなどに、突然人や車が現れたり、消えたりするような現象が写しだされていることもあるようです。
また、中にはドライブ中に気を失って、気がついたら全く別の国にいたという経験者も存在しているので、何らかの不思議な霊の力が作用して起こる現象があることは確かのようです。
ポルターガイスト
映画の題名にもなっていたこのポルターガイストは、心霊現象のひとつと考えられています。誰もいないはずの部屋なのに、電気が点いたり消えたり、キッチンで食器が空中を飛んだり、説明のつかないような現象のことを言います。
実際にかつてハワイのあるレストランで、休業日にオーナーがドアを開けて中に入ろうとすると、オーナーに向かってナイフや食器など、レストラン内のあらゆるものが、まるで誰かがオーナーに向かって投げつけているかのように飛んできたという話がありました。
そのレストランがあった場所は以前から幽霊が出たり、妙な音がしたりと曰くつきの場所だったので、その場所は霊たちが自分たちの土地であることを主張して、現在のオーナーたちを出て行かせるために起こしていたようだということを霊視した地元の霊能者たちが語っていました。
ラップ現象
ラップ現象も心霊現象のひとつとされており、誰もいない部屋などでドアを叩く音、階段を上り下りする音、ミシミシと軋むような音など、いろいろな音がすることです。木が軋むような音の場合は、建材が渇いたために出ることもありますが、それ以外の不自然な音は、霊が起こす音であると考えられています。
また、これらの音は霊が単におもしろがって出しているのではなく、最近の研究によると、どうもそこに住み着いている霊が、なんらかのコミュニケーション手段として音を出しているようであるとされています。
たとえば、「なぜそんな音を出すのですか？何か言いたいことがありますか？」と声に出して質問し「もしイエスなら1度、ノーなら2度、音を鳴らしてください」というと、それに従うことが多いのだとか。どちらにせよあまり気味のよいものではありませんが、長年そこに住み着いている霊にも言いたいことがあるのは理解できるように思います。
霊の気持ちをわかってあげれば、これらの音もしなくなることが多いのだそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか？
超常現象といっても、いろいろな種類の現象があるようですね。中にはトリックもあるので、騙されないようにしましょう。
何らかの超常現象に出くわした場合は、おもしろがらず、そこに長年住み着いているであろう霊の存在や気持ちも尊重するように心がけてください。
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