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花言葉【エーデルワイス】風水で運気アップ*誕生花とスピリチュアルな伝説について

花言葉,エーデルワイス
「エーデルワイス」と聞けば、まず思い浮かべるのは、映画「サウンド・オブ・ミュージック」で歌われた『エーデルワイス』という曲のことではないでしょうか?

植物の「エーデルワイス」は、ヨーロッパのアルプスに自生している高山植物で、園芸種にするのは難しく、日本には「エーデルワイス」の仲間である「ウスユキソウ」しか存在していません。

現在スイスでは、採取禁止にまでなってしまっている希少な植物である「エーデルワイス」が持つ、スピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?

【エーデルワイス】にまつわるスピリチュアルなお話

花言葉,エーデルワイス

スイスに伝わる「エーデルワイス」の逸話

ひとりの美しい天使が、天の暮らしに飽きてしまい、下界に降りて暮らそうと神様に願い出て、人間になる肉体を得たものの、欲だらけの下界に降りる勇気が持てずにいました。

そんなことから、とりあえずは山頂に近い荒涼とした場所に暮らすことにしたのです。

ところがある日、冒険好きの登山家に天使は姿を見られてしまいます。

するとウワサを聞きつけた男たちが、美しい天使をひと目見ようと押し寄せたのです。

天使は人間の姿をしていても、気位が高く美しかったので、彼女を見た男性は誰もが恋に落ちてしまいました。

しかしその美しさと清らかな心を持ちつつも、彼女は誰にも心を開こうとはせず、みんなに冷たい態度を取り続けたのでした。

悲しんだ男たちは、神様に「あの美しい人を自分のものにできないのであれば、どうかいっそうのこと我々の目の前から消してください」と祈ったのです。

その願いが聞き届けられ、天使は天に戻され人間の肉体も失ってしまったのです。

彼女が住んでいたその場所には、ひっそりと天使のように美しい白い花、「エーデルワイス」が咲いていて、今でもその花の奥には天使の清らかな魂が眠っていると伝えられているのです。

イタリアに伝わる「エーデルワイス」の逸話

イタリアのある男性が山で遭難し、心配した男性の妻が探しに行ってみると、残念ながら男性は雪渓のクレバスに落ちて死んでいるところを見つけたのです。

妻は、悲しんで天に向かって「どうかずっと夫のそばにいさせてください」と祈りました。

するとそんな彼女を不憫に思った山の神が、彼女を夫の傍らに咲く「エーデルワイス」に姿を変えてあげたのでした。

【エーデルワイス】が誕生花の日

【エーデルワイス】が誕生花です。

  • 2月13日
  • 2月19日
  • 5月1日
  • 5月3日
  • 5月8日
  • 6月19日
  • 8月18日

【エーデルワイス】を使って運気をアップする方

ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)

著者ご本人に解説してもらいます。

「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」伊庭野れい子著,太玄社

(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。
花言葉,エーデルワイス

風水で運気UP

スイスのアルプスに咲く「エーデルワイス」は、日本では手に入りにくいので、写真や絵を使って風水を行うことができます。

「エーデルワイス」は、その純白の色から、浄化などの効果を持っています。

浄化運UP

「エーデルワイス」の写真や絵を玄関に飾っておくことで、玄関付近の浄化に役立てることができます。

「エーデルワイス」の仲間で日本でも見かける「ウスユキソウ」が手に入るなら、生花を飾って置くと効果が高くなります。

花言葉【エーデルワイス】の意味

「エーデルワイス」は、多年草で標高が高い場所に生息しており、主にヨーロッパのアルプスやヒマラヤ山脈などで見かけることができます。

日本には「エーデルワイス」の仲間の「ハヤチネウスユキソウ」などが東北よりも北に生息しています。

「エーデルワイス」の白い花びらのように見える部分は、苞葉と呼ばれる葉が変形したもので、花はその中に黄色く筒状になっている部分になります。

「エーデルワイス」は、ドイツ語で「高貴な白」の意味があります。

また「エーデルワイス」の学名である「Leontopodium」は、ギリシャ語でライオンの足という意味があります。

これは綿毛に覆われている花が、ライオンの足のようにも見えることから付けられています。

スイスの伝説によれば、「エーデルワイス」は美しすぎて、未婚のまま生涯を終えた天使の生まれ変わりということになっています。

このお話からアルプス地方では、昔から男性は、「エーデルワイス」を帽子に飾り、最も美しい女性を妻に迎えたいという願いを表現しています。

「エーデルワイス」は昔から薬草としても有名で、消化器や呼吸器系の疾患に効果があるとされています。また抗紫外線もあるので、美容薬としても利用されているのです。

「エーデルワイス」の花言葉①

  • 大切な思い出

これは「エーデルワイス」のスイスの伝説から付けられた花言葉で、天使に恋をした登山家の気持ちを表したものです。

「エーデルワイス」の花言葉②

  • 忍耐

この花言葉もスイスの伝説から付けられた花言葉で、天使に恋をした男性たちが、自分たちの想いを天使が受け入れてくれないというところから生まれたものです。

「エーデルワイス」の花言葉③

  • 勇気

アルプス地方では「エーデルワイス」は自分の好きな女性に男性が贈る花とされていますが、険しい山の上に咲いている「エーデルワイス」を摘みに行くのは、とても大変なことから付けられた花言葉です。

花言葉【エーデルワイス】の基本情報

“【エーデルワイス】の基本情報”
科 属 キク科 ウスユキソウ属
原産地 ヨーロッパアルプス
品種 約30種
開花時期 5月~6月
英語和名 ・Edelweiss(エーデルワイス)・エーデルワイス、セイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草)、ハナウスユキソウ(花薄雪草)、ステラ・アルピナ、エトワール・ダルジアン、アルペン・エーデルワイス

まとめ

「エーデルワイス」は、アルプス地方の高山に咲く白く美しいお花です。天使の生まれ変わりという言い伝えがあり、アルプス地方の男性は今も好きな女性に「エーデルワイス」を贈ります。花言葉は、スイスに伝わる伝説にまつわるものが主で、美しい女性に対する男性の気持ちが込められています。

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ABOUT ME
Written by 伊庭野れい子
【スピリチュアル・カウンセラー、風水師】 ハワイで20年間、撮影コーディネーターやライターをしながら透視能力を開花させる。 現在は大阪にてライター&翻訳業及び、自身のスピリチュアル本等の出版とチャネリング中心のスピリチュアル&風水カウンセラーとしても活躍中。 https://tarotreiko.amebaownd.com/

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