「ミモザ」は、春になると鮮やかな小さい黄色い花を咲かせる花木で、和名は「房アカシア」と呼ばれています。
「ミモザ」は、葉の形と花が「オジギソウ」に似ていたことから、大量に「ミモザ」の花が咲くフランスで、「オジギソウ」の学名である「ミモザ」が花名としても定着してしまいました。
かわいいお花を咲かせることから、ブーケなどにして女性へのプレゼントとしても人気の「ミモザ」ですが、このお花が持つスピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
目次
【ミモザ】にまつわるスピリチュアルなお話
「ミモザ」に関するキリスト教のお話
キリスト教において、ミモザは「不屈不滅」の木とされており、あの洪水を逃れた『ノアの箱舟』も、ミモザの木で作られていたのです。
また、イエス・キリストの茨の冠は、実は「ミモザ」の枝で作られていたという説もあります。
「ミモザ」に関するアメリカ・インディアンのお話
アメリカ・インディアンは、自らの恋心を告白するのが難しいとき、「ミモザ」の花が付いた枝を折って、愛する女性に捧げたのです。
愛する人からその枝をもらった娘が無言でそれを受け取ると、お互い愛し合っているという意味になったのです。
【ミモザ】が誕生花の日
【ミモザ】が誕生花です。
- 2月14日
- 2月17日
- 2月26日
- 3月17日
- 4月9日
【ミモザ】を使って運気をアップする方
ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)
著者ご本人に解説してもらいます。
(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。
風水で運気UP
風水において「ミモザ」は、その黄色いお花の色から金運アップに使われたり、春先に鮮やかな黄色い花を咲かせて家全体の運をアップしてくれる、『シンボル・ツリー』としても使われます。
また土の気を持つ「ミモザ」なので、お部屋の中心に飾っておくと、集中力アップの助けにもなります。
金運UP
「ミモザ」の木を家の庭に植えるなら、西側に植えておくと金運アップとなります。
もし鉢植え、あるいは切り花として生けるのであれば、バグア・チャート風水を使い、お部屋の入口を入って左奥の金運のコーナーに元気な「ミモザ」のお花を飾っておくとよいでしょう。
花言葉【ミモザ】の意味
「ミモザ」は、春先に咲くお花で、『銀葉アカシア』とも呼ばれています。この『銀葉』とは、葉が少しシルバー色をしているからです。
最近では「ミモザ」はゴージャスなフラワー・アレンジメントや花束にもよく使われるようになっています。
イタリアでは毎年3月8日が「ミモザの日」と呼ばれ、この日は男性が愛する恋人や妻、身近にいる女性たちにも「ミモザ」をプレゼントする習慣があります。
この日女性たちは、日々の家事や育児から解放されて、お友達同士で食事をしたり、お出かけをしたりして、楽しく過ごすのだそうです。
「ミモザ」の花には上品な甘い香りがあり、ヨーロッパでは香水としても用いられています。
「ミモザ」の花は、一般的には黄色ですが、種類によっては白やオレンジ色のものも存在しています。
「ミモザ」の花言葉①
- 感謝
この花言葉は、イタリアで3月8日に「ミモザ」の花を女性に感謝を込めて贈る習慣から付けられた花言葉です。
あなたも感謝の気持ちを表したいお友達、家族、恋人にこの花言葉を添えて、「ミモザ」のブーケを贈ってみませんか?
「ミモザ」の花言葉②
- 秘密の愛
これはアメリカ・インディアンのお話から付けられた花言葉で、インディアンの男性が女性に愛を告白するときに「ミモザ」の花を差し出すことに由来しています。
「ミモザ」の花言葉③
- 思いやり
こちらはもともと間違えられていた「オジギソウ」の花言葉から付けられています。「オジギソウ」の葉が敏感に振動に反応するところから、英語では「感受性が豊か」という意味で付けられた花言葉ですが、そこから転じて「思いやり」という花言葉が日本では選ばれています。
また小さいかわいい花が寄り添いあって咲いているその様子が、思いやりを持って咲いているようにも見えることから付けられたという説もあります。
「ミモザ」の花言葉④
- 優雅
こちらの花言葉は、「ミモザ」の小さい丸いかわいいお花が集まって咲いている様子から、見た目が優雅に見えることから、付けられた花言葉です。
立ち振る舞いが優雅なお友達にこの花言葉を添えて贈ってみましょう。
「ミモザ」の花言葉⑤
- 神秘
こちらの花言葉は、「ミモザ」がかつてエジプトの女神ネイトが、超自然的な力を発揮する薬草として医療に用いていたことから付けられたのでしょう。
「ミモザ」の花言葉⑥
- 友情
この花言葉は、ヨーロッパでは「ミモザ」が友情の印として、いろいろな人々の間で贈り物として送られる習慣があることから付けられたものです。
お友達の誕生日にもこの花言葉を添えてプレゼントしてみるのもよいでしょう。
「ミモザ」の花言葉⑦
- 頼られる人
- 死に勝る愛情
こちらの花言葉は、白い花を咲かせる「ミモザ」の花言葉で、「ミモザ」の木が丈夫で腐りにくいことから、「頼られる人」という花言葉が、そして白い花の「ミモザ」の果実や樹皮には毒があることから「死に勝る愛情」という花言葉が付けられています。
「ミモザ」の花言葉⑧
- エレガント
こちらはオレンジ色の「ミモザ」の花言葉で、オレンジ色の花がとても目立ち、それが優雅に見えることから付けられています。
花言葉【ミモザ】の基本情報
科 属 | マメ科 アカシア属 |
原産地 | オーストラリア、タスマニア |
品種 | 約1200種類 |
開花時期 | 2月~4月 |
英語和名 | ・Mimosa (ミモザ)、Silver Wattle (ゴールデン・ワトル)、Golden Mimosa(ゴールデン・ミモザ)・ミモザ、房アカシア、銀葉アカシア |
まとめ
春先に鮮やかな黄色いお花を咲かせる「ミモザ」は、フラワー・アレンジメントやブーケとしてもとても人気が高いお花です。その花言葉もポジティブなものが多く、プレゼントに添えるにはピッタリのものも選びやすいでしょう。