幸運を引き寄せる縁起物と言われている招き猫の置物。招き猫の手がどちらに挙げているか、どこまでの高さで上げているか、招き猫の色など、ちょっとした違いによって意味が異なってきます。お気に入りの招き猫を見つけて、幸運を引き寄せましょう。さまざまな意味を知ることで、目的に応じた招き猫が見つかるでしょう。招き猫で幸運を引き寄せる開運術・効果・置き場所・方角・色などについてご紹介します。
【風水】招き猫の噂Q&A
招き猫といってもさまざまなものがあります。どう違うの?など招き猫について疑問に思うことをQ&Aでまとめました。気になる項目をチェックしてみましょう。
招き猫は良くないの?
招き猫の置く場所によっては良い運気を吸い取ってしまう恐れがあるために、招き猫が良くないと思われている方もいるでしょう。きちんと置くことで、招き猫は幸運を招いてくれます。招き猫に適していない方位は、「南」です。ここにゴールドの招き猫を置くのは避けましょう。南は「火の気」を持つ方位になります。陰陽五行説では、火は熱で金を溶かすということになり、相剋(そうこく)といわれる相性が良くない関係になります。金運を高めたい場合は、家の中心から見て南の方位には置かないように気をつけましょう。
招き猫は運気を吸い取るの?
招き猫は置き方によって運気を吸い取ってしまうと言われています。招き猫を玄関などの入り口に置く場合、招き猫が玄関の扉を向いていれば外にある良い気を招いてくれます。ただし、逆方向である扉に背を向けて置いていると、家の中にある運気を吸い取ってしまうと言われています。玄関に置く際には、招き猫の顔の向きに注意しましょう。
神棚に招き猫は?
目線より高い神棚に置くのは良いと言われています。神棚に置く場合は、定期的に招き猫に埃が溜まらないようにしましょう。
【風水】招き猫の意味
招き猫とは、福を招く効果があると言われており、江戸時代から400年にもわたって愛されています。片手を挙げて幸運や金運を招き寄せてくれます。外国の方にも人気で、「Lucky cat」「Welcome cat」と呼ばれています。
招き猫の色
招き猫にはさまざまなカラーのものがあります。願いごとによって招き猫のカラーを選択してみましょう。
【金運を招く】ゴールド・イエローの招き猫
【良縁を招く】ピンクの招き猫
【福を招く】ホワイトの招き猫
【運を招く】三毛の招き猫
【交通安全】ブルーの招き猫
【学力向上・試験合格】グリーンの招き猫
【魔除け効果】ブラック
【健康・長寿】レッド
招き猫の手
左手を挙げている招き猫は人の縁を招き、右手を挙げている招き猫は金運を招き寄せてくれると言われています。左右両方の手を挙げた招き猫は、金運と人の両方を招き寄せてくれます。両手を挙げるポーズがお手上げに見えるため、マイナスのイメージを持たれる方もいるので、贈り物にする際には気をつけましょう。
招き猫の手が高ければ高いほど、福を呼び寄せるパワーがあります。手が耳より高く挙がっている招き猫は、大きな福や遠くの福を招き寄せてくれるパワーがあります。手が耳の下で挙げられている招き猫は、小さな福や身近な福を招いてくれます。小判を持っている招き猫は、金運を招き寄せてくれます。招き猫の手の挙げ方をチェックして、目的に応じた手を挙げている招き猫を取り入れてみましょう。
【風水】招き猫の置き場所
人を介して福を呼んでくれるので、人のいる場所に置きましょう。招き猫を置くのは、玄関や人の出入りがあるリビング、ダイニングなどに置くのがベストです。人気のない寂しい部屋に置くのは避けましょう。それ以外にも、暗い部屋や散らかった部屋などに置くのもNGです。明るく居心地の良い場所に置くことで、ご利益を頂けるでしょう。招き猫を2体並べて置く場合は、挙げた手が真ん中にくるように並べて置きます。逆になると万歳のポーズになり、人によってはお手上げとしてマイナスのイメージにつながります。
【風水】招き猫の方角
風水では金運を高めてくれる財方位(ざいほうい)というものがあります。招き猫を置く場合には、財方位に置くと良いでしょう。財方位は玄関の向きによって決まります。
方位磁石を持ち、玄関を背にして顔の向く方位を調べてみましょう。
【玄関の向き】財方位
【北】東・西南
【北東】東南
【東】北・西南
【南東】東・西南
【南】東南
【南西】西
【西】北・東南
【北西】東・南
招き猫の寿命
招き猫の寿命は2〜3年と言われています。縁起物は古くなると運気が弱まるため、新たなものと交換しましょう。また置きっぱなしにしていて、埃が溜まると逆効果になるので、きちんと拭いていつもキレイな状態になるように気をつけてください。
まとめ
招き猫はある一定期間2〜3年ほどしたら、新しいものに買い替えましょう。招き猫にはご利益の期間があります。金運をアップするには財の気が集まる財方位に置くとより効果的です。また、人が集まるところでは目線より上に置くようにしましょう。