
「バイモ」は別名を「バイモユリ」、あるいは「アミガサユリ」などとも呼ばれており、中国原産の多年草の球根植物です。
「バイモ」は、比較的標高の高い場所に自生し、春先になると網目模様の花弁で、下向きのかわいいお花を咲かせます。
薬草としても古くから用いられていることでも有名な「バイモ」が持つ、スピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
目次
【バイモ】にまつわるスピリチュアルなお話
バイモ属のクロユリにまつわる伝説
「バイモ」にまつわる悲しい物語が、富山県に残されています。佐々成政(さっさなりまさ)という武将には、「早百合(さゆり)」という美しい側室がいました。
早百合は成政の子供を妊娠しますが、そのことを嫉妬した別の側室が、早百合が別の男とも浮気をしていて、身ごもった子供はその男の子供であるという噂を流します。
その噂に激怒した成政は、なんと早百合と早百合の一族を皆殺しにしてしまったのです。
早百合は殺される前に、「立山にもしクロユリが咲くことがあれば、佐々家は必ず滅亡する」と言い残しました。
早百合の死後、成政は豊臣秀吉から肥後一国を与えられ、勢力を伸ばそうとしますが、それに対して一揆が起こり、それを鎮めることができませんでした。
成政は一揆を鎮圧できなかった責任を取らされ、切腹をして命を断ちます。その時、立山にはなんとクロユリが咲いていたのです。
「バイモ」のアイヌ伝説
アイヌでは、「バイモ」の一種であるクロユリを好きな人のそばに置き、そのクロユリを誰が置いたのかに気がつかずに、その相手がクロユリを手に取れば、その相手と結ばれるという伝説があります。
「バイモ」のキリスト教における伝説
かつてイエス・キリストが、ゲッセマネにある庭を通りすぎていたときに、唯一その頭を下げなかったお花が「バイモ」でした。
天使が「バイモ」にその時のことを囁きかけ、忘れないようにさせたため、「バイモ」はそれ以来その花を永遠に下向きにしたままになってしまったのでした。
これは神様を尊重し、神様の前では謙虚な態度でいるということを、思い出させるためのお話しです。
【バイモ】が誕生花の日
【バイモ】が誕生花です。
- 2月7日
- 2月24日
- 3月8日
- 3月21日
- 3月29日
- 4月3日
- 4月25日
- 4月28日
- 5月7日
- 5月11日
- 6月11日
【バイモ】を使って運気をアップする方
ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)
著者ご本人に解説してもらいます。
(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。

風水で運気UP
風水においては、「バイモ」を用いることは、残念ながらありません。
花言葉【バイモ】の意味
「バイモ」は中国原産のお花ですが、1500年代にはヨーロッパにも持ち込まれ、急速に世界中に広がりました。
現在では、中央アジアから地中海沿岸にかけて広く分布しています。
「バイモ」は、現在では観賞用として庭に植えられることもありますが、もともとは薬草として栽培されており、日本でも漢方薬として古くから知られていました。
花そのものが日本に渡来したのは、江戸時代になってからです。
日本でも自生しているものもありますが、現在ではその多くの種類が絶滅危惧種になっています。
「バイモ」の特徴は、花びらに網目模様があることです。そのことから日本では「アミガサユリ」とも呼ばれているのです。
また「バイモ」という名前は、中国名の「貝母」の音読みからきています。それは「バイモ」の鱗茎(りんけいー地下茎)が二枚貝のように見えることから付けられています。
中国では古くから薬草として使用され、その鱗茎は去痰、咳止め、止血、解熱などに用いられていますが、全草にはアルカロイドという毒が含まれているので、使用するときには注意が必要です。
「バイモ」は単独ではなく、バラなどのお花と合わせてフラワー・アレンジメントとしてよく用いられています。
「バイモ」は下向きの花を咲かせ、赤色や薄い緑色などがあります。種類によっては黒、黄色、紫色などの花も存在していますが、色別の花言葉はありません。
素敵な花言葉もたくさんあるので、鉢植えに花言葉を添えてプレゼントしてみるのもよいでしょう。
「バイモ」の花言葉①
- 謙虚な心
これは「バイモ」のお花が下向きに咲くその姿から、付けられた花言葉です。
「バイモ」の花言葉②
- 才能
- 努力
この花言葉は、「バイモ」がもともと薬草であり、いろいろな病気に効果を発揮することから付けられた花言葉です。
頑張って新しい学校に合格した人や、新しい仕事を始めた人にお祝いと激励の意味を込めて、この花言葉を添えて贈ってみましょう。
「バイモ」の花言葉③
- 凛とした姿
- 威厳
これらの花言葉は、「バイモ」の咲き方が下向きではあるものの、慎ましくかつ威厳を保って凛としているところから付けられています。
「バイモ」の花言葉④
- 人を喜ばせる
この花言葉は、「バイモ」があまりまだほかの花が咲いていない春先に咲くことから、人の目を楽しませてくれるということであり、また鱗茎が薬としても使用できるということから付けられた花言葉です。
花言葉【バイモ】の基本情報
| 科 属 | ユリ科 バイモ属 |
| 原産地 | 中国 |
| 品種 | 約130種 |
| 開花時期 | 3月~5月 |
| 英語和名 | ・Fritillary(フリッティラリー) 、Zhe bei mu(ゼベイム)・バイモ(貝母)、アミガサユリ(編み笠ユリ)、デンガユリ(天蓋ユリ) |
まとめ
「バイモ」は、中国原産の球根植物で、現在では広くヨーロッパなどでも見ることができます。そのミステリアスな見かけから、いろいろな伝説も生まれています。これらの伝説にまつわるものや、少し下向きに咲く「バイモ」の姿から付けられた花言葉など、プレゼントに添えるのにもふさわしいものが存在しています。



