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花言葉【マリーゴールド】風水で運気アップ*誕生花とスピリチュアルな伝説

花言葉,マリーゴールド

「マリーゴールド」は、街中の花壇などでもよく目にする、オレンジ色や黄色のお花です。

太陽を思わせるような「マリーゴールド」は、その明るさから心の悩みも吹き飛ばしてくれそうで、花言葉がどんなものなのか気になるところです。

では、元気いっぱいに咲きほこる「マリーゴールド」の花言葉や、スピリチュアル的な意味などには、どのようなものがあるのでしょうか?

【マリーゴールド】の基本情報

科・属:キク科 マンジュギク属

原産地:メキシコ

品種: おおよそ50種類

開花時期:4月~10月

英語名:Marigold、「聖母マリアの黄金の花」という意味

和名:万寿菊、孔雀草、千寿菊

花言葉【マリーゴールド】の意味

「マリーゴールド」の花言葉には、良いイメージのものと悪いイメージのものが存在しています。

「マリーゴールド」の一般的な花言葉は、絶望、健康、別れの悲しみ、変わらぬ愛、嫉妬などです。

両極端な意味を持つ「マリーゴールド」ですが、花の色によりその意味は違ってきます。

黄色の「マリーゴールド」の花言葉:

健康・下品な心

黄色という色が、まさに健康的なイメージからつけられた花言葉です。しかし、キリスト教において黄色は「裏切りの色」とされていることもあり、「下品な心」という花言葉も存在しているのです。

オレンジ色の「マリーゴールド」の花言葉:

予言・真心・絶望

この花言葉は、ギリシャ神話にある太陽神のアポロンと彼を慕うクレムノンという少年の悲しいお話により生まれた花言葉なのです。

基本的には、「マリーゴールド」は贈り物には適さないような花言葉が一般に出ていますので、もしプレゼントにするときは、ポジティブな意味の花言葉があることをひとこと添えて渡しましょう。

また、香りがややキツイので、お見舞いなどには避けたほうがよさそうです。

ちなみにハワイでは、「マリーゴールド」のレイは、パーティーで招いたお客様に歓迎の意味でかけてあげたり、家族のように感じている大切な人にかけてあげるのによく使われます。

【マリーゴールド】にまつわるスピリチュアルなお話

「マリーゴールド」には、いくつかの逸話が残されています。

ひとつ目は、オレンジ色の「マリーゴールド」の花言葉の起源にもなっているストーリー、太陽神アポロンと美少年のクレムノンの恋のお話です。

太陽神アポロンを慕う美少年のクレムノンが、毎日アポロンを見つめ、アポロンもまたクレムノンを愛おしく思うようになっていたところ、雲の神が嫉妬してアポロンを雲で隠してしまいました。

アポロンに会えなくなったクレムノンは悲しみのあまりに、最後には死んでしまいます。

そんなクレムノンを不憫に思ったアポロンは、彼をオレンジ色の「マリーゴールド」に姿を変え、アポロンは毎日その姿を見つめてあげるようになったそうです。

もうひとつは、カルタという美しい少女が太陽神のアポロンに恋をしたのですが、それは叶わぬ恋でした。

ただただ毎日太陽神アポロンが姿を現すのを野原で待ち続けたところ、やがては体力を失い、魂だけになり、太陽に吸い込まれて一本の「マリーゴールド」になったのでした。

このほか、水の妖精クリスティと太陽神アポロンのお話もあります。

太陽神アポロンに恋をしたクリスティですが、アポロンには恋人がいました。

嫉妬したクリスティは、アポロンの彼女である王女レウトコエの父である国王に、ふたりの仲を告げ口します。王は怒り狂い、王女を土に埋めてしまいました。

自分が間違ったことをしたと気づいたクリスティは、深く後悔して9日間アポロンを見つめ続けたところ、彼女の身体は黄色い「マリーゴールド」に化したのでした。

「マリーゴールド」の花言葉が悲しいものや、ネガティブなものが多いのは、これらの逸話が関係しているのですね。

【マリーゴールド】が誕生花の日

「マリーゴールド」は、6月5日、7月18日、8月20日、9月2日の誕生花です。また色によっては下記の日が誕生花として用いられています。

  • 黄色の「マリーゴールド」の誕生花:9月2日
  • オレンジ色の「マリーゴールド」の誕生花:10月16日
  • 濃い黄色の「マリーゴールド」の誕生花:8月20日

【マリーゴールド】を使って運気をアップする方法

「マリーゴールド」はハーブとして古くから用いられてきた植物でもあり、花壇に寄せ植えなどしておくと、防虫効果があるお花としても知られています。

また「マリーゴールド」には、美肌効果と抗炎症作用があり、乾燥させたマリーゴールドをお風呂に入れるとアンチエイジング効果が見込め、古代エジプト時代より使われていたそうです。

このようにハーブとしても効能の高く、美容や健康にも役立つ「マリーゴールド」ですが、バグアチャートを使った風水の開運アイテムとして利用すれば、運気アップにも効果があります。

オレンジ色の「マリーゴールド」の花束を部屋の中央に飾れば、心が沈みがちなときにはエネルギーも気持ちもアップする効果があります。

バグアチャート風水では、お部屋の入口を入って正面が「名誉・評判」のコーナーになり、この場所にオレンジ色の「マリーゴールド」を飾れば、人間関係を円滑にし、仕事運もアップになることでしょう。

まとめ

「マリーゴールド」は、その明るい色としっかりとした花が印象的です。しかしその花言葉には、悲しいものやネガティブなものが多いのは、「マリーゴールド」にまつわる逸話が関係しているのです。ただし、真心や可憐な愛情などというポジティブな意味の花言葉も存在しています。

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ABOUT ME
Written by 伊庭野れい子
【スピリチュアル・カウンセラー、風水師】 ハワイで20年間、撮影コーディネーターやライターをしながら透視能力を開花させる。 現在は大阪にてライター&翻訳業及び、自身のスピリチュアル本等の出版とチャネリング中心のスピリチュアル&風水カウンセラーとしても活躍中。 https://tarotreiko.amebaownd.com/

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