仕事や恋愛、学校や職場、義家族やご近所とのお付き合いなどなど。どこへ行っても人間関係の悩みは尽きませんよね。
ガードを固くしすぎても、孤立して寂しい思いをするかもしれません。逆に愛想よくしすぎて、気安い人間関係に疲れてしまうこともあるでしょう。
心地よい人間関係を築くためには、適度な心の距離感を保つ必要があります。
心の壁診断では、あなたの心の距離感を測り、人間関係の傾向や心の中の欲求を知ることで、よりよい人間関係を築くためのヒントが得られます。
あなたには共通の趣味を持つ昔からの友人がいます。
その友人は、今でも年に何回かは会う仲なのに、全然メールを返してくれないこともしばしば。
友人がメールを返さない本当の理由とは?
あまり深く考えず、直感で選んでみてくださいね。
- A:他のことで忙しいから
- B:本当はあなたのことが嫌いだから
- C:あなたが怒らせるようなことを言ってしまったから
- D:返す必要がない内容だったから
Aと答えたあなた
Aと答えたあなたの心の壁は「いたってノーマル」です。
心の壁は、相手と自分、お互いの触れられたくないプライバシーを守るためのものでもあります。相手との適度な距離を保つためには、ある程度心の壁を作ってお互いを尊重する線引きが必要ということです。
「他のことで忙しいだろう」という、極めて合理的な判断ができることは、あなたの人間関係が歪んでいない証拠。
付かず離れず、程よい距離を取りながら円滑に人間関係を築くことができているはず。交友関係も広く、「この分野のことはこの人に聞こう」と、困ったときに頼れる人も多いでしょう。
それでも、人間関係に疲れたりストレスを感じる時には、誰かに愚痴る、運動して発散する、ゲームや読書に没頭する、ひたすら寝るなど、自分に合った発散方法を知っておくと心強いですね。
Bと答えたあなた
Bと答えたあなたの心の壁はかなり厚い「難攻不落の鉄壁ガード」です。
心の壁が分厚く、他人を踏み込ませない人は、自分が傷つけられるのが怖いあまりに人を疑ったり、わざと攻撃したりする傾向があります。
「あの人は自分のことが嫌いに違いない」と思い込む被害妄想も、心の壁が厚い人ならではの発想。
一見、人当たりがよく、そつなく人間関係をこなせているようでいて、心の中では誰のことも信じられなかったり、本当の自分を見せられる相手がいなかったりします。
傷つかないように愛想を振りまいて、いい人キャラを演じ、裏表の落差が激しい人もいます。
総じて、真の友情や恋愛をすることが難しく、孤独に陥りやすい危険があります。
本人ですら、自分の心の壁に気づいていない場合もありますが、「本音をぶつけ合える人が誰もいない」場合は要注意。
まずは、人に裏切られたり傷つけられたことがトラウマになっていないか過去を振り返り、傷ついた自分を受け入れましょう。
そして、少人数でも心の許せる人間関係を作るために、人を信じてみる、自分の本音を打ち明けてみるなど勇気ある一歩を踏み出しましょう。
Cと答えたあなた
Cと答えたあなたは、「心の壁という概念がない」人です。
心の壁がない人は、自分の思いをストレートに誰にでも発信できる一方、他人の心にもずかずかと土足で踏み込みがち。
心の距離が近すぎることで、相手を不快にさせてしまう可能性があります。
デリカシーがなかったり、信頼関係ができる前にプライバシーに踏み込みすぎたりと、空気の読めない態度で、これまでも怒らせてしまったり距離を置かれた人がいるのかもしれませんね。
「原因はよく分からないけれど、なぜか人を怒らせてしまう」経験がある人は要注意です。
親しき中にも礼儀あり。誰にでも踏み込まれたくない秘密の領域があります。
自分には秘密がないからといって、他人もそうだと思い込んだり、同じように本音を言い合うことを強要しないようにわきまえましょう。
Dと答えたあなた
Dと答えたあなたの心の壁は「それなりに厚いけれど突破可能」です。
「用件がないから返信しないのだろう」という発想は、非常に現実的で、淡白な人間関係を連想させます。必要以上の交友関係を求めず、自分が付き合っていて心地よい相手とだけ親密な関係を築くタイプといえるでしょう。
そのため、心の壁はやや厚い傾向がありますが、ひとたび共通点を見つけたり、利害関係が一致する相手には、心を開き、しっかりとコミュニケーションを取っていけます。
軽率な失言などもないので、周囲からも信用されるでしょう。
ただ、社交の場や、派手な人付き合いを嫌う傾向があり、断れない飲みの場などではストレスを溜めがちです。端から敬遠するのではなく、「何か勉強になることがあるかもしれない」と気持ちを切り替えるスキルを磨くと人間関係がよりラクになるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。円滑な人間関係を築くためには、適度な心の壁を持ち、お互いに心地よい心の距離を尊重することが大切です。
まずは自分の心の壁がどんなタイプかを知り、直したいところがあれば、改善していきましょう。
人生に人間関係のストレスはつきものですが、少しでもストレスフリーな生活に近づけるといいですね!