
そうして輪廻転生をした回数を魂年齢と呼びます。
この記事では、魂年齢によって決まる「7段階の成長過程」について取り上げつつ、魂年齢とは何かを解説していきます。
魂年齢とは?
魂年齢とは、魂が輪廻転生をした回数を指します。別の言い方をするのであれば、あなたの魂が経験した前世の数とも言えるでしょう。
たとえば魂年齢が100歳だとしたら、肉体が生まれ変わった回数、あるいは経験した前世の数が100通りあるということになります。
魂年齢は実年齢に左右されない
実年齢(肉体年齢)が若くても魂年齢が高い方は存在します。むろん、逆のパターンもあります。
「あの子はまだ学生なのに、両親よりもしっかりしているなぁ」
「会社の上司は私よりずいぶん年上なのに、幼稚な言動が目立つ」
このように思ったことはありませんか?
「実年齢が10代でも魂年齢が90歳」、あるいは「実年齢が50歳でも魂年齢が5歳」なんてことも少なくないのです。
魂年齢を重ねている人ほど「人生の質が高い」
実年齢(肉体年齢)によらず、魂年齢を重ねている人ほど人生の質が高いと言えます。というのも、経験してきた前世の回数分だけ試練を乗り越えているからです。
一方、魂年齢がまだ若い方は「自分の使命」や「乗り越えるべき試練」に無自覚・無頓着で人生の質が低い傾向があります。
生後間もない赤ちゃんが経験を重ねて大人になっていくように、魂もまた、輪廻転生という経験を重ねて人生の質を高めていくわけです。
魂年齢ならではの「7段階の成長過程」

乳児期
前世を知らない赤ちゃんの魂は「乳児期」という成長過程に含まれます。
まずは、現世の使命・試練を乗り越え、魂年齢を重ねることが目標になるわけです。
乳児期の魂を持つ方の人間性は「未熟」「純心」。ただし、ニューエイジであるレインボーチルドレンの使命を持つ方も前世を知らない乳児期の魂を持つため、一概に「未熟」とは言い切れない部分もあります。
幼児期
輪廻転生の経験がまだまだ少ない魂は「幼児期」の成長過程に分類されます。
社会のルールや一般常識についての知識はあるものの、魂年齢は若く、人間性を確立するまでには至らないのが特徴です。
青年期
人並みに前世を知った魂は「青年期」の成長過程に含まれます。成熟期の魂年齢よりは若いものの、自我や野心が芽生える時期に突入しています。
青年期に含まれる魂は「尊厳欲」に溺れやすい方に宿っているとも言えるでしょう。
成熟期
魂年齢を十分に重ねた大人の魂は「成熟期」の成長過程に入っています。
何よりも他者や環境との調和を好み、自ら調和を生むために行動できる特徴があるのです。
自分の魂が持つカルマや使命と向き合うのも成熟期とされています。
老年期
無数の前世を経験した魂は「老年期」に含まれます。魂年齢としては、お年寄りクラスと言えるでしょう。
老年期の魂を持つ方の人間性は「穏やか・気長」「スピリチュアル的」。
過去に経験して習得した知恵をもとに精神世界を重んじる生き方を好みます。
超越期
魂年齢を重ねるための成長過程を終えた魂は「超越期」に入ります。超越期に入った時点で輪廻転生をする必要がなくなり、一人前の魂として独立するイメージです。
超越期に入った魂を宿した人間は、同じ成長過程の魂を宿す相手との共存を望みます。
肉体年齢の寿命が来るまでは現世で穏やかに暮らしつつ、共存相手を探すわけです。
無限期
人間を超えた神の魂は「無限期」という成長過程の最終段階に含まれます。無限期に分類された魂を持つ方は、多くの人々の指標となる生き方をするのです。
各宗教の教典や神話に名を馳せる神以外は、この無限期まで辿り着けません。
つまり、無限期に含まれるのは「約束された人間のみ」ということになります。
まとめ
魂年齢は「輪廻転生の回数」や「一生涯における成長度合い」によって変わります。たとえ実年齢(肉体年齢)が同じであっても、魂年齢は人それぞれ違うのです。
私たちにとっての成長とは、肉体年齢を重ねることだけではありません。
「本当の意味での人間的な成長は魂年齢を重ねてこそ」と言えるのではないでしょうか。
