
忘れるって悪いことだと思いますか?大事な約束や仕事の締め切りなどを忘れるのはもちろんダメですが、精神的な安定のためには実は忘れるということにはとても重要な意味があります。
悲しいこと、つらいことをずっと記憶したままでは、人はストレスなどで壊れてしまう可能性が。忘れることは悪いことではなくて、生まれながらに人が持っている当たり前の機能。今回はそんな忘れることの名言をお届けしましょう。
目次
忘れることの名言①アルベルト・シュバイツァー
世の中、イヤなことや悲しいこともたくさんあります。そういうイヤなことほど長く意識に残りがちですが、いつまでも引きずっていたら精神的な影響から体調面にまで悪い影響が出る恐れも。
過ぎたことにはさっさと気持ちの整理をつけて、今後への学びとしてしまうのが吉。精神的に穏やかであったなら、体調もわりと良い状態になって行くものです。良い意味で物忘れをして、健康的に日々を過ごせることが幸福というものなのでしょう。
忘れることの名言②宇野千代
人の過去にはいろいろなことがあるもの。特に恋愛に関しては、過去を引きずっているとお互いにデメリットの方が多いと言えます。
自分の過去の恋愛のことは、新しい恋愛に目を向けた時点で忘れるようにしましょう。過去のパートナーと比べたところで、事態が良くなるものでもありません。現在のパートナーとしっかり向き合い、ゆっくりと愛情を育てて行ってくださいね。
忘れることの名言③ロバート・ブラウニング
誰かのやらかしてしまった失敗や誤りなどを、受け入れて許せる人というのは、人間ができていると言えます。しかし相手のやらかしを覚えていると、なにかの拍子にふと思い出し、相手に対する不信などにつながる可能性も。
一度許したなら、あとはもうスッキリ忘れるくらい思い切りが良い方が、対人面でモヤモヤやトラブルを抱えずに済むかもしれません。
忘れることの名言④エルバート・ハバード
記憶力が良いというのは、勉強するときなどはメリットと言えるでしょう。しかし記憶というのは、良いものだけとは限りません。イヤなことやつらいことも、しっかり記憶してしまうということでもあります。
気にしていないつもりでも、記憶にある限りなにかの拍子でふと思い出し、その度にモヤモヤしてしまう可能性も。必要なことだけ記憶に残し、自分にとって不要なもの、イヤなことなどはさっさと忘れてしまえる方が、実際には有益と言えるでしょう。
忘れることの名言⑤瀬戸内寂聴
大切な誰かを亡くしたときというのは、ふとした瞬間にも故人のことを思い出し、なつかしさともう会えない寂しさで、気持ちがふさいでしまいがち。それでも人は少しずつ日々の忙しさなどに取り紛れて、悲しさや寂しさといったものを忘れていくものです。
それはあなたが薄情であったり、故人のことを忘れてしまったわけではありません。人は過ぎ去った過去を忘れるものであり、生きて生活をしていれば当たり前のことなのです。
忘れるのは情がなくなったのではなく、故人の死を受け入れた上で、故人のいない生活に気持ちの整理がついたということ。故人のことは思い出として、前を向いて進んで行ってくださいね。
忘れることの名言⑥外山滋比古
いやなことやつらいことに限って、なかなか頭から離れないもの。でもそれはイヤな記憶に結びつくような環境に、今もとどまり続けているからかもしれません。
イヤなことをスッパリ忘れるためにも、転居や転職などをして、自分を取り巻く状況や環境を大きく変えてみてはどうでしょうか。案外あっさり、イヤなことなんて思い出すこともなくなるかもしれません。
忘れることの名言⑦ドイツのことわざ
人生、思うようにものごとが進まないことはいくらでもあります。大人になり、負うべき責任や義務が増えるほど、ままならないことも多くなっていくもの。努力次第でどうにかなること、マシな状況になることならば、できるだけの努力をすべきでしょう。
しかし頑張ったところでどうにもならないことに関しては、悩むだけ時間のムダというもの。仕方がなかったことだと忘れることで、精神的な負荷を軽減してくださいね。
忘れることの名言⑧永井荷風
気にしていないつもりでも、周囲の人や世間に対して不満をつのらせ、イライラすることもありますよね。趣味など好きなことに集中することで、面倒なことやイヤなことを忘れるというのもひとつの手段。
その手段が勉強であるなら、新たなスキルや才能の開発にも結び付き、今後の生き方にも大きなメリットが生まれる可能性も。自分の選択肢を増やすためにも、なにかを学ぶのは良いことだと言えるでしょう。
忘れることの名言⑨堺屋太一
人間、余計なことを考える時間があると、悪い想像をしたり思考が後ろ向きになったりしがち。単純作業をしていても考えごとはするものですから、いっそ余計なことを考える暇がない=過ぎる時間を忘れられるような仕事に没頭するのも良いかもしれません。
その上でオンとオフをきっちり分けて、仕事をするときは仕事に集中し余計なことは考えない。そして休日には自分の趣味や好きなこと、楽しいと思えることで時間を過ごして、前向きな気持ちを心がけて行くことで、マイナス思考なんて頭から追い出してしまうと良いでしょう。
まとめ
自分は記憶力が悪いとか、覚えていたはずのことでも、時間がたつとビックリするくらい忘れてしまうと気にしている人もいるかもしれません。しかしむしろ悲しいことやつらいことをあえて忘れることで、平穏な日常が送れているとも言えます。
自分はちょっと忘れっぽいなと思う人は、大事なことや約束などを、しっかりスケジュール帳やメモ機能に残すようにしてはどうでしょうか。その上であえて記憶に残す必要のないことはきれいに忘れて、明るい気持ちで日々を過ごしてくださいね。



