夢占いとは、日々見る夢のなかで特に気になったことや印象に残ったことにどういった意味合いがあるのか、気になる夢を見たときに自分の心や体がどういった状況だったのか、そうした事柄を知る為の一つの方法です。
夢ならではのとんでもない展開や、まるで現実のようなリアルな夢、怖くて飛び起きてしまうような夢もあるでしょう。夢占いはそれらにどんな意味があるのか、私たちに教えてくれているのです。
目次
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夢占いとはそもそも何か?
夢占いは、わかりやすく例えるならば出かける前に確認する天気予報とそう変わりありません。
『今日は曇っているけど傘はいるのかな?』くらいの感覚で、『今日はちょっと変わった夢を見たけどどんな意味があるんだろう?』という気軽さで接するくらいで丁度良いのです。
夢占いがこれからの人生を決定するような事はありませんし、『○○な夢を見たから絶対に××が起こる』なんて事はありません。あくまでも日常にちょっぴり加わるエッセンス、あるいはアドバイスです。
重く考えすぎず、上手に心や体の状態を知る方法と考えて下さいね。
夢を見たときに夢占いと照らし合わせるポイント!
怖い夢だったかどうかを思い出す
夢占いを調べたいという人は、『怖い夢を見たからその意味を知りたい』という場合が多いようです。夢を読み解く時の最初のポイントとして、その夢を『怖いと感じたかどうか』が大事です。
特に怖いとは感じなかった場合は問題ありません。しかし他のどんな印象よりもまず『怖かった』と感じたなら、その夢はどんなキーワードよりもまず『怖い夢』として解釈します。
怖い夢を見るというのは、多くの場合悩みやストレスを抱えて精神的に不安定になっていたり、仕事や勉強が忙しすぎて心も体も疲れきっている状態です。
疲れすぎていたり、ストレスや心配事があるから質の良い睡眠がとれなくて、夢見が悪くなるのです。疲れやストレスで体調が悪いから怖い夢を見るのであって、怖い夢を見たから体調が悪くなったり嫌なことが起きるわけではありません。
怖い夢を見たときは現実での体調をととのえたり、悩み、ストレスなどを解決したり原因から距離を置くことで少しずつ状態が良くなって行くでしょう。
夢で何が一番印象に残っているか?
夢は毎日見るものであって、そしてそのほとんどは起きたらすぐに忘れてしまうものです。しかし時には夢の内容があまりに印象的で、起きた後でもずっと気に掛かってしまうこともあるかもしれません。
そんなときは『なにが一番印象に残ったか』を思い出してください。真っ先に思い浮かんだものが、たぶん一番印象深かったことなのでしょう。
それは怖い人かもしれませんし、言葉では言い表せないような美しい光景かもしれません。あるいは言葉や音がなにより印象に残っている事もあるでしょう。
夢全体を細かく思い出す必要はありません。夢占いを読み解くコツは、夢の中でより強く印象に残ったものを見付けだすことです。
夢の印象は明るかったか暗かったか
夢を読み解くときに、その夢を見たときの印象も大きなキーワードとなります。
夢の印象が明るくて嫌な気分がしなかったという場合は、今が辛くて厳しい状態であるとしても今後は良い方向へと向かうサインであったり、そもそも良い意味合いを持つ夢である事が多いようです。
しかし夢の印象が全体的に暗くて陰気な雰囲気だったりした場合は、運気自体の低下や悪い状況がしばらくは続くという意味合いが多くなるようです。
元々は良い意味合いのキーワードだとしても、印象が悪い場合は凶兆として解釈される場合もありますので、特に夢に嫌な印象を抱いた場合は気を付けて読み解くようにして下さい。
夢の内容はぼんやりしていてもいい
普通に生活していても、余計な情報というのはなかなか印象に残りませんよね。
例えば道ですれ違った人が男性か女性かくらいはわかっても、その男性がどんな顔をしてどんな服を着ていたか、その女性がどんなメイクをしていたか、どんな人と一緒だったかなんて、わざと覚えていようとしないかぎり、すぐに忘れて当たり前です。
ですから夢全体の印象がぼんやりしていても構いません。そんなぼんやりした夢の中でも、何か気になる事や印象に残る事があったはずです。
そうした時にはぼんやりしている部分は気にせずに、印象に残った事を軸にして読み解いていけばいいのです。