フラワー・アレンジメントでもよく見かける可愛いお花の「ガーベラ」は、とても人気の高いお花のひとつです。
「ガーベラ」は、原産地は南アフリカで発見されたタンポポが品種改良されたキク科の多年生植物で、その分布は温帯地域、およびアフリカや熱帯アジアです。
「ガーベラ」は、日本には大正時代に伝わった花ですが、4月18日が日本における「ガーベラ」の記念日にもなっています。これは日本における「ガーベラ」の第1号が咲いた日なのです。
花の時期は4月から9月ですが、ほとんどが切り花として利用されています。そしてその大半がオランダから輸入されているものなのです。
「ガーベラ」には、赤、ピンク、黄色、白、緑、オレンジなどがあり、品種の数は、一重咲、八重咲き、半八重咲、スパイダー咲、カール咲など、2000種以上にも上ります。
日本では、『花車』や、『大千本槍(おおせんぼんやり)』という名前で呼ばれることもありますが、「ガーベラ」という名前は、この花を19世紀に発見したドイツ人の植物学者、ゲルバーから付けられました。
ではこの興味深いバックグラウンドを持つ「ガーベラ」の花言葉や、スピリチュアル的な意味などには、どのようなものがあるのでしょうか?
花言葉【ガーベラ】の意味
「ガーベラ」は、もともとは赤い色しか存在していませんでしたが、品種改良をされて色々な色の「ガーベラ」を楽しむことができるようになりました。
「ガーベラ」の一般的な花言葉は「熱愛」「希望」「美」などがありますが、それぞれの色で、違った花言葉が下記のように存在しています。
花の色
- 赤い「ガーベラ」の花言葉:神秘の愛、情熱、ロマンス
- 白い「ガーベラ」の花言葉:希望、律儀、純潔
- ピンク色の「ガーベラ」の花言葉:思いやり、崇高な愛、
- オレンジ色の「ガーベラ」の花言葉:冒険心、忍耐
- 黄色の「ガーベラ」の花言葉:究極の愛、親しみやすさ、やさしさ
- 青色の「ガーベラ」の花言葉:神秘
以上の意味から、素敵な恋人やパートナーには赤い「ガーベラ」や黄色の「ガーベラ」がおすすめです。
仲良しのお友達へのお誕生日のプレゼントには、ピンク色の「ガーベラ」が喜ばれそうです。
【ガーベラ】にまつわるスピリチュアルなお話
「ガーベラ」の誕生は、19世紀と比較的新しいこともあり、宗教的な意味合いなどはありません。
しかしながら、イギリスのヴィクトリア朝時代には、元気に明るく咲くその姿から、この「ガーベラ」は、幸福の光を世界に放っている花であると考えられていました。
また、世界で五番目に人気のある花は「ガーベラ」であるとされ、「ガーベラ」は人々に太陽のような明るさ、無邪気さ、純粋さを与える花であると、多くの国で考えられています。
【ガーベラ】が誕生花の日
「ガーベラ」は日本では4月から9月に咲く花です。7月や10月の誕生花として知られています。
「ガーベラ」は、色によって違った誕生花があります。
- 赤色の「ガーベラ」の誕生花:1月9日、21日、11月12日
- 白色「ガーベラ」の誕生花:9月27日
- ピンク色の「ガーベラ」の誕生花:10月24日、30日
- 黄色の「ガーベラ」の誕生花:2月11日、10月12日
- オレンジ色の「ガーベラ」の誕生花:7月28日、10月8日
【ガーベラ】の効果や生活に取り入れる方法
「ガーベラ」の明るい色と派手な咲き方は、見る人の心を常に明るくしてくれます。
最近元気のないお友達を励ますなら、ピンクの「ガーベラ」の花束が最適です。また、お部屋の中にガーベラの鉢植えや、花束を飾っておけば、見るたびに勇気づけられたり、元気をもらえます。
色別の効果をうまく利用するなら、癒されたいときはピンク色の「ガーベラ」を飾りましょう。
気持ちを高揚させたいときや、金運アップを願うときは、黄色い「ガーベラ」を。
希望を持ちたいときは、白い色の「ガーベラ」がおすすめです。
何か新しいことにチャレンジをしたり、勇気をもらいたい場合は、赤色の「ガーベラ」です。
そして、前向きに頑張っていこうと思うなら、オレンジ色の「ガーベラ」を飾りましょう。
また、花のエネルギーを水に転写して作る「フラワーエッセンス」を「ガーベラ」で作っておけば、気持ちを調整したり、新しい人間関係を築きたいときには、一滴口の中にたらすだけで、「ガーベラ」のエネルギーをもらうことができるのです。
フラワーエッセンスとして使う場合、赤い「ガーベラ」は、低血圧や頭痛に効果があります。またオレンジ色の「ガーベラ」は、胃腸が弱い人におすすめです。
まとめ
「ガーベラ」は、明るさを人々に与えてくれる人気のお花です。お友達の誕生日に贈ったり、純潔さを表す白いガーベラの花束は、結婚式にも利用されます。
それぞれのTPOに合わせた花言葉で、「ガーベラ」の花束を作り、愛の告白にも世界中で用いられているのです。